21/09/2026
◆手外科班 河村先生より報告です◆
2026年9月17日〜19日、ボストンで開催されたアメリカ手外科学会 ASSH 2026 に参加しました。
今回の参加目的は、大きく3つでした。
① デュピュイトラン拘縮に関する研究発表
② ASSH International Member 昼食会への参加
③ 2年前の Traveling Fellowship で訪問した施設の先生方へのご挨拶
① 研究発表
現在、アメリカの手外科領域では基礎研究に取り組む医師は非常に少ないと伺い、今回の発表は少し異色だったかもしれません。「なぜ糖尿病がデュピュイトラン拘縮のリスク因子となるのか」という疑問から、その分子メカニズムと新たな治療標的を明らかにした研究について、世界各国の先生方に向けて発表してきました。
② ASSH International Member 昼食会
ありがたいことに、新たにASSH会員となった先生方は壇上で証書をいただく機会がありました。日本からの参加は私一人で少し心細かったのですが、韓国からJoo-Yul Bae先生が参加されており、アジアからの参加者2名として新たな親交を深めることができました。
③ Traveling Fellowshipでお世話になった先生方との再会
Stanford UniversityのDr. Yao、University of New MexicoのDr. Mercer、Dr. Morrell、Indiana Hand to Shoulder CenterのDr. Merrell(Journal of Hand SurgeryのEditor-in-Chief)と再会し、さまざまなお話をすることができました。
Dr. Morrell、Dr. Mercerからは、「I’ll visit you in Gifu! Don’t forget!!!」と言っていただき、2027年と2028年に本学を訪問していただけそうです。2年前のTraveling Fellowshipで生まれたご縁が、今度は岐阜での交流につながれば大変嬉しく思います。
また、Dr. MerrellとはJournal of Hand Surgery、そして医学論文の今後の在り方について話す機会がありました。アメリカだけでなく、世界各国の手外科医にとってより有益な雑誌を目指し、改革を進めているというお話も伺うことができました。
さらに、日本手外科学会理事長の佐藤和毅先生、2028年日本手外科学会学術集会会長の中村俊康先生をはじめ、日本から参加された先生方とも貴重な時間を過ごすことができました。
研究発表だけでなく、これまで築いてきた海外の先生方とのご縁を再確認し、さらに新しい交流を広げることができた、大変有意義なASSH 2026となりました。
以上、ご報告でした。
長文となりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!