21/10/2026
【犯罪心理学専攻の学生がサービスラーニングの取組みで寸劇を通じてフィッシング詐欺への対策を啓発】
です!
♦心理学科ニュース♦
昨年に引き続き「インターネットを安全・安心に使える社会をつくる」をテーマに、兵庫県警察サイバーセキュリティ・捜査高度化センターサイバー企画課や兵庫県垂水警察署、トレンドマイクロ株式会社との連携により、夏休み期間中に開催された大手家電量販店における「目指せ!サイバーポリス!ウォークラリーイベント!」において、学生がインターネットに潜む危険性と安全に利用する方法を県民に対して訴えるという形の体験授業を実施しました。
参加者は犯罪心理学をはじめ心理学を学んでいる1年生から4年生までの22名の学生です。
イベントは、8月2日(日曜日)エディオン垂水店に来店された子どもから高齢者に至る様々な年齢層の県民の方々に対して店内に配置された6か所の売り場をめぐるウォークラリーという形式で実施されました。
今回のテーマはSNSやメールといった、ネットを利用した犯罪として増加している「フィッシング詐欺」です。
本学が行うサービスラーニングは体験型学習プログラムで、イベントでの実演に向けて事前学習として神戸山手キャンパスにおいて兵庫県警察サイバーセキュリティ・捜査高度化センターサイバー企画課の担当官から、最近増加しているインターネットを使った詐欺についての犯行手口や発生状況、効果的な対処方法の講義を受け、参加者全員が専門的な知識をまず習熟しました。
ウォークラリー参加者へ訴える具体的な内容は、「大手ショッピングサイト「アマ○○」、「〇〇証券」・「〇〇銀行」や「○○急便」からのメールやメッセージ」の真偽に注意して下さい。
という投げ掛けです。
その対処法として「皆さんが使っているショッピングサイトや金融機関の名前をかたった犯人のメッセージがたくさん出回っています。」、「荷物を届けましたが不在のため持ち帰りました」と宅配業者を装ったものもあります。
「今届いたメッセージは犯人から送られたものかもしれません。IDやパスワードを安易に入力してしまうと大切な情報が盗まれてしまいます。」さらに「安全が確認できないサイトなどに、大切な個人情報を入力しないでね。」といったメッセージを発信するといったものです。
講義にあった犯罪手口を基に、前述の主張を盛り込んだシナリオを使って二人一組による読み合わせを行いました。
練習を重ねるうち棒読みであったセリフが次第に参加者への語り掛けに変化し、生きた言葉へと進化して行くのが見て取れました。
また、寸劇で使用するフリップを作成し、セリフに併せてフリップを操る者と4名1組で、動きをつけながらの実演を繰り返し練習することにより、声の大きさやトーン、間の取り方についても如何に相手に分かりやすく伝わるかに拘ったことにより、日を追って説得力を持つようになりました。
イベント当日は、参加した学生11班22名の全員がそれぞれの役割を体験できるようにローテンションを組み、来店者に対しての声掛け・イベントの告知、受付、キーとなるポイントでの案内やヒントの付与、そして最終関門に到達したウォークラリー参加者に対して答えを導き出すためのフィッシングの犯罪手口を分かりやすく伝えるフリップを利用して紙芝居の様な寸劇を行いました。
学外での体験学習は、学生にとっては直接県民の目の前で、自らが訴えるべきテーマに即した主張を行うというもので、県民の反応を肌で感じることが出来る授業です。参加した学生一人一人が緊張と練習を重ねたことにより自信を持ち、新たな気づきや発見を体得できる貴重な授業プログラムです。 本学においては、他大学とは異なり防犯に関するボランティア活動への参加では到達できない、事前学習での専門的知識の習得から始まり、自ら思考したシナリオ等に基づき練習を繰り返し体で表現し、人前で自らの主張を展開するするといった一連の時間と行動の流れの中で成長を実感できる学習プログラムの展開になっています。
それは警察本部や各警察署との直接的な交流が出来、現場で稼働する警察官や協力を頂く民間企業の方々と時間を共有できるといった強みがあるからです。 これからも、引き続き様々な授業プログラムに取り組んで行きたいと思います。
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