大阪市立大学 生体・構造物性物理学研究室

大阪市立大学 生体・構造物性物理学研究室 大阪市立大学 生体・構造物性物理学研究室, コミュニティカレッジ, 住吉区杉本3-3- 138, Osakaの連絡先情報、マップ、方向、お問い合わせフォーム、営業時間、サービス、評価、写真、動画、お知らせ。

私たちの研究室では生体物性物理学研究グループと構造物性物理学研究グループとが密接に連携し合いながら、 物性物理学のニューフロンティアの開拓を目指して質の高い教育と研究活動を実践しています。生命現象(特に植物の光合成反応)を物性物理の言葉で語ること、 これが私たちの提唱する「生体物性物理学」の究極目標です。生命は39億年と言う長い年月におよぶ進化によって、 光合成系という地球環境に優しくしかも光エネルギーを最適に利用し得る構造を獲得しました。例えば太陽光を上手く受け止める光捕集アンテナ色素蛋白複合体は非常に美しい9回対称(場合によっては8回対称)の超分子複合体構造を持ちます。 その構造が有する光エネルギー捕獲・伝達機構を解明することが次世代テクノロジー(バイオナノテクノロジー)を開花させるために必要不可欠です。

私たちの研究室では光合成初期過程に重要な役割を果たすカロテノイド色素に注目して

研究を行っています。 カロテノイド色素分子を系統的に改変・光合成系に再構築し、X線結晶構造解析等から色素蛋白複合体の電子分布・分子構造を詳細に決定すると同時に、 光エネルギー伝達機構および分子間相互作用機構を種々の物性測定を駆使して解明する研究を行っています。自然界には存在しない人工の光合成色素蛋白超分子複合体を自らの手で創成し、光合成系の動作機構を解明することを通して、 物性物理学の言葉で生命の青写真(自然の持つ巧妙さ)を解釈することを目的としています。光エネルギー変換過程において従来の概念を打破した基礎概念の構築、高効率・超高速のエネルギー移動の基盤となる理論を確立、 そして全く新しい物性物理を創出することを目指して日々研究しています。

このような洗練された超分子複合体構造を持つ系をより深く理解するため、 私たちの研究室ではより単純な系(有機分子薄膜、バルク結晶)を用いて、 分子構造と物質の持つ光機能性との関係を解明するために物性研究も行っています。その一例としてテラヘルツ電磁波発生機構を解明する研究を行っています。 人類は様々な周波数領域の光を、通信・分光分析・医療に活用しています。しかし、テラヘルツ帯域の遠赤外光は発生効率・受光効率の低さからまだ実用化されていない人跡未踏の周波数帯域の光です。 その周波数領域を開拓することは新しい科学技術・物性物理分野の創出に繋がります。私たちの研究室では、有機分子の構造を独自の設計指針のもとに系統的に改変させ、その薄膜およびバルク結晶を作成し、 これらを用いて発生したコヒーレント・パルステラヘルツ電磁波の発生機構を解明する研究を行っています。この研究によって有機光機能材料を用いた大出力テラヘルツ電磁波発生の基盤概念・基盤技術の創出を目指しています。

さらに、私たちの研究室では身の回りにある多様な物質系が、どのようにして作られ、どうして今あるように存在できるのかを解明する研究を行っています。スキー場で手袋についた雪を何となく見たとき、雪の一つ一つが、素晴らしい幾何学的構造をしているのに驚いた経験を持っている人もいると思います。私たちの周りには、このような物質系がたくさんあります。どのようなメカニズムで、自然はこのような美しい構造をつくるのでしょうか。この謎を解き明かそうという、 物質の存在そのものに関する課題についての研究も進めています。具体的には、物質の巨視的な「形の多様性」を理解するためには、原子・分子が取り込まれている物質表面の原子配列と成長の素過程を知ることが重要です。そこで、表面構造および温度・圧力変化に伴う構造相転移を様々な方法を駆使して原子スケールで調べ、 種々の成長素過程を経て物質が形づくられるメカニズムを追求しています。

本研究室の橋本先生が名誉教授を授与されました。http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2014/mwveni
01/04/2015

本研究室の橋本先生が名誉教授を授与されました。

http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2014/mwveni

平成27年3月31日(火)、学術情報総合センター1階文化交流室にて、平成26年度大阪市立大学名誉教授称号授与式を行いました。 名誉教授の称号は、本学に教授として15年以上在職し、教育上又は学術上功績のあった方、本学教授としての在職期間が15年には達しないが、教育上又は学術上特に顕著な功績のあった方に ...

29/01/2015

学位論文公聴会のお知らせ

日程:  平成27年2月4日(水曜日) 16時20分~

講演者: 浦上 千藍紗(大阪市立大学・大学院理学研究科・後期博士課程・数物系専攻)

場所:  2号館220A教室

学位論文題目

Application of Confocal Micro-Spectroscopies to Biologically Related Systems

(共焦点顕微分光計測の生体関連システムへの応用)

甲子園球場にて、橋本先生の壮行会が行われました。関係者の皆様、ご苦労様でした。
22/01/2015

甲子園球場にて、橋本先生の壮行会が行われました。
関係者の皆様、ご苦労様でした。

10/11/2014

物性セミナーの案内

講師:東北大学大学院理学研究科(物理学専攻)・教授
   吉澤 雅幸 先生

開催日時と場所
11月12日(水) 午後5時から  2号館220B 

題目:マルチ励起超高速分光による光合成初期過程の研究
 光合成初期過程では、カロテノイドが光エネルギーを吸収して反応中心へと伝える光捕集作用と強すぎる光による余剰なエネルギーをいかに消去するかの光障害保護作用が重要である。これらの作用は色素タンパク複合体中のカロテノイドとクロロフィル(バクテリオクロロフィル)間のエネルギー移動に基づくものであるが、複合体が複雑な多準位系をもっているため動的過程の詳細は明らかになっていなかった。マルチ励起分光法は第二励起光を励起状態に共鳴させることで励起状態の選択的観測が可能であり、光合成色素タンパク複合体のような多準位系の研究に適している。特に、カロテノイドがもつ数多くの光学禁制準位は単一の励起光では直接励起をすることができないため、マルチ励起分光が有力な観測手段となる。
我々は、フェムト秒誘導ラマン分光(FSRS)、Prepump-Pump-Probe法および、Pump-Repump-Probe法という3種類のマルチ励起フェムト秒分光を用いて再会合LH1の研究を行った。講演では、色素タンパク複合体で特徴的に観測されるS*と呼ばれる励起状態について、その特徴と光合成初期過程における役割について議論する。さらに、異なる光合成色素が再会合されたLH1におけるエネルギー移動効率の違いについて報告する。

10/11/2014

集中講義の案内

物性物理学特別講義IIB

講師:東北大学大学院理学研究科(物理学専攻)・教授
   吉澤 雅幸 先生

開催日時と場所
11月11日(火) 午後1時 から 2コマ      2号館・220B
11月12日(水) 午前10時30分 から 3コマ  2号館220B *講義終了後に物性セミナーをお願いしています。
11月13日(木) 午前10時30分 から 1コマ  B棟202号室(会議室) *場所が違うので注意

題目:超高速分光法の発展と応用 -時間と周波数の極限とその克服-
近年の超短パルスレーザーの発達によりフェムト秒領域の時間分解分光が容易に行えるようになり、超高速緩和を伴う光励起状態の研究が大きく進展してきた。しかし、フェムト秒分光では、フーリエ変換限界による時間と周波数の極限的関係や強いピーク電場による非線形光学効果など、他の分光法とは異なる問題が生じやすく注意が必要である。この講義ではフェムト秒分光の基礎と問題点について紹介するとともに、最近のフェムト秒分光法の発展とその応用について議論する。
1.光物性基礎と非線形光学
2.時間分解分光の歴史と基本原理
3.超高速分光技術と問題点
4.時間と周波数の極限とフーリエ変換限界の克服
5.非線形分光およびマルチ励起分光
セミナー:マルチ励起超高速分光による光合成初期過程の研究
6.超高速分光の最近の発展と今後の展開

本日より銀杏祭で居酒屋カロテノイドをやっています。時間のあるひとは、どうぞお立ち寄りください。
01/11/2014

本日より銀杏祭で居酒屋カロテノイドをやっています。
時間のあるひとは、どうぞお立ち寄りください。

本年も銀杏祭 (11/1~4)に出店いたします。お時間のある方はご来店ください。
24/10/2014

本年も銀杏祭 (11/1~4)に出店いたします。お時間のある方はご来店ください。

ペンタセン誘導体の励起状態ダイナミクスに関する成果が、Angewandte Chemie International Editionsに掲載されました。本研究は、化学研究科手木先生のグループとの共同研究です。
01/05/2014

ペンタセン誘導体の励起状態ダイナミクスに関する成果が、Angewandte Chemie International Editionsに掲載されました。本研究は、化学研究科手木先生のグループとの共同研究です。

Ito, A., Shimizu, A., Kishida, N., Kawanaka, Y., Kosumi, D., Hashimoto, H. and Teki, Y. (2014), Excited-State Dynamics of Pentacene Derivatives with Stable Radical Substituents. Angew. Chem. Int. Ed.. doi: 10.1002/anie.201310291

フコキサンチンの励起状態ダイナミクスに関する成果がPhotosynthetic Researchに掲載されました。本研究は、株式会社サウスプロダクトとの共同研究です。
31/03/2014

フコキサンチンの励起状態ダイナミクスに関する成果がPhotosynthetic Researchに掲載されました。本研究は、株式会社サウスプロダクトとの共同研究です。

Fucoxanthin, containing a carbonyl group in conjugation with its polyene backbone, is a naturally occurring pigment in marine organisms and is essential to the photosynthetic light-harvesting function in brown alga and diatom.

光合成セミナー2014開催のお知らせ****************開催要領****************期日: 平成26年7月12日(土)午後2時から7月13日(日)午後4時まで場所: 名古屋工業大学(http://www.nitech...
11/03/2014

光合成セミナー2014開催のお知らせ

****************開催要領****************
期日: 平成26年7月12日(土)午後2時から7月13日(日)午後4時まで
場所: 名古屋工業大学(http://www.nitech.ac.jp/access/index.html)
開催の目的: 光合成の光反応系に関して、物理学、化学、生物学を融合した討論を行う。また、光合成生物、光化学反応系の進化に関する事項についても討論する。
協賛:日本光合成学会
内容:
1.講演会
  「 (タイトル未定) 」
    秋本誠志(神戸大学 分子フォトサイエンス研究センター)
  「(仮)二次非線形レーザー分光法による液体界面の研究」
    山口祥一 (理化学研究所 田原分子分光研究室)
2. ポスター発表 (図1枚を使い、3分間以内で要旨の説明を行う)
3. 口頭発表   (討論を含めて一人15分を予定)
申込:
  発表申し込み締め切り(予定) 平成26年7月4日(金)
  参加申し込み締め切り(予定) 平成26年7月4日(金)
参加費:(7月12日の懇親会費、7月13日の昼食代を含む)
  一般 5,000円(予定)
  学生 3,000円(予定)
  *内訳は後日、ご案内します(ホームページにも記載)
世話人:秋本誠志(神戸大学)、大岡宏造(大阪大学)、大友征宇(茨城大学)、永島賢治(神奈川大学)、出羽毅久(名古屋工業大学)
申し込み・問い合わせ先: 
出羽毅久(e-mail: [email protected], tel/fax: 052-735-5144)

国立大学法人名古屋工業大学の公式ウェブサイトです。

フコキサンチン同族体の励起状態ダイナミクスに関する論文が掲載されました。関西学院大学勝村先生たちとの共同研究です。
12/02/2014

フコキサンチン同族体の励起状態ダイナミクスに関する論文が掲載されました。関西学院大学勝村先生たちとの共同研究です。

Fucoxanthin is an essential pigment for the highly efficient light-harvesting function of marine algal photosynthesis. It exhibits excited state properties attributed to intramolecular charge transfer (ICT) in polar environments due to the presence of the carbonyl group in its polyene backbone. This...

01/02/2014

本研究室の堀部さんの博士論文公聴会が行われます

日時: 2月13日(木) 17:00 ~18:00
場所: 2号館220B教室
講演者: 堀部 智子
講演題目: Molecular Asymmetry of Carotenoids Bound to Light-Harveting Pigment-Protein Complexes (光捕集色素タンパク質複合体に結合したカロテノイド分子の非対称性)

住所

住吉区杉本3-3- 138
Osaka, Osaka
558-8585

アラート

大阪市立大学 生体・構造物性物理学研究室がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

共有する