09/01/2026
【研究リポート】
当専攻の安藤雅峻(助教)らの論文がHealthcareに掲載されました。
今回の研究では、エレベーターのない集合住宅(築年数の経過した団地)に住む自立高齢者を対象に、「住んでいる階数」と「フレイル(加齢による虚弱)」の関連を調べました。
バリアフリー化は、誰もが安心して暮らせる社会の実現に欠かせない、大切な取り組みです。
しかしその一方で、生活機能が十分に保たれている高齢者に限って言えば、日常生活の中に階段という“適度な負荷”が存在することで、フレイル予防に役立つ可能性が示唆されました。
また、本研究の特徴として、高い階に住むほど(=1回の外出でより多くの階段を昇り降りする)、フレイルの割合が低いという量反応的な傾向も確認されました。
もちろん、階段が全ての人に良いわけではありません。
だからこそ、その人の健康状態や生活スタイルに合った“環境づくり”と“住まい方”が重要になると考えています。
皆さんの住まいには階段がありますか?そして、その階段を日ごろどのくらい使っていますか?
Association Between Floor of Residence and Frailty in Walk-Up Buildings Among Functionally Independent Older Adults: A Cross-Sectional Study
Ando M, Kamide N, Kawamura A
Healthcare 2026, 14(2), 162
https://doi.org/10.3390/healthcare14020162
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Background/Objectives: Frailty has been associated with various physical, psychological, and social factors; however, the influence of the residential environment—particularly walk-up buildings without elevators—remains unclear.