東北大学病院 糖尿病代謝・内分泌内科 内分泌グループ

東北大学病院 糖尿病代謝・内分泌内科 内分泌グループ 東北大学病院の内分泌診療・研究グループです。日々の診療・研究・教育の取り組み、イベントについて発信致します。投稿へのコメントについて、返信は行っておりません。 東北は仙台で、原発性アルドステロン症やクッシング症候群をはじめとした副腎疾患、副甲状腺・甲状腺、下垂体など、全身の内分泌疾患を幅広く診療しています。

9月15−17日に大阪で開催された第45回日本高血圧学会学術総会において、プレナリーセッションでの口頭発表、若手セッションでのポスター発表をこなされた手塚雄太先生からコメントが届きましたので、お知らせ致します。手塚先生は若手優秀ポスター発表...
21/10/2023

9月15−17日に大阪で開催された第45回日本高血圧学会学術総会において、プレナリーセッションでの口頭発表、若手セッションでのポスター発表をこなされた手塚雄太先生からコメントが届きましたので、お知らせ致します。手塚先生は若手優秀ポスター発表賞優秀賞も受賞されました。手塚先生、これからも高みを目指して頑張ってください!

演題名:新・旧アルドステロン測定法を用いたカプトプリル負荷試験カットオフ値の検討
手塚先生コメント:今回の研究では、原発性アルドステロン症の診断方法の一つであるカプトプリル負荷試験について、その診断基準の適切性を検証しました。日本では、2021年からアルドステロンの測定法が刷新され、新・旧測定法でアルドステロン測定値が大きく異なることが問題視されています。また、現在の原発性アルドステロン症診療は暫定的な診断基準を用いており、その適切性はこれまで検証できていませんでした。そのため、今回の研究では当院で診療を受けられた方々のご協力を得て、現在のアルドステロン測定法に基づく新診断基準を検討し、新しい基準値を提案させていただきました。学会では、特に臨床の先生方へのインパクトが大きかったようで「ぜひ新診断基準を広く提言してほしい」など数多くの応援コメントを頂戴しました。
今後も臨床から得られる知見、経験を発展させて、医療に貢献していきたいと思います。

9月7-10日に米国でCouncil on Hypertension(開催地;Boston)が開催されました。同会でPaul Dudley White International Scholar Awardを受賞された尾股慧先生からコメント...
11/10/2023

9月7-10日に米国でCouncil on Hypertension(開催地;Boston)が開催されました。同会でPaul Dudley White International Scholar Awardを受賞された尾股慧先生からコメントが届きましたので御報告致します。尾股先生は同賞を2度目の受賞となります。尾股先生、さすがです!

演題名:PO2-guided Adrenal Vein Sampling In Primary Aldosteronism
尾股先生コメント:心肺停止に対する救命処置ガイドラインを発行している米国心臓病協会(American Heart Association)の高血圧専門部会Council on Hypertensionにおいて、原発性アルドステロン症の診断における画期的な成果を報告しました。
Council on Hypertensionは世界中からの演題が集まりますが、我々が提出したこの演題は日本から提出された演題のうち最高得点を獲得することができ、Paul Dudley White International Scholar Awardという名誉ある賞を受賞することができました。私たちはあくまでも臨床医として、副腎疾患や内分泌疾患でお困りの患者様に少しでも還元できるよう臨床に即した研究を進めています。これからもご支援をどうぞ宜しくお願い致します。そしてお困りの患者様はぜひお声がけください。

9月に第27回日本臨床内分泌病理学会学術総会(開催地:大分)で口演され、同会で佐野賞を受賞されました小野美澄先生からコメントが届きました。小野先生、この度のご受賞、おめでとうございます!演題名:分子病理学的検討を用いたアルドステロン産生副腎...
07/10/2023

9月に第27回日本臨床内分泌病理学会学術総会(開催地:大分)で口演され、同会で佐野賞を受賞されました小野美澄先生からコメントが届きました。小野先生、この度のご受賞、おめでとうございます!

演題名:分子病理学的検討を用いたアルドステロン産生副腎皮質腫瘍の病態解明
小野先生コメント:先日、大分市で開催された第27回日本臨床内分泌病理学会におきまして、大変栄えある「佐野賞」を受賞致しました。
「分子病理学的検討を用いたアルドステロン産生副腎皮質腫瘍の病態解明」という内容でしたが、これは私がミシガン大学に留学中にさせていただいた、米国・ドイツ・イタリア・日本との国際共同研究をまとめ上げたものです。東北大学が長年にわたり築き上げてきた国際共同研究の一環であり、諸先輩方の実績と指導があってこその成果であり、また日々の臨床業務を完璧にこなす内分泌グループの先生方、コメディカルの方々も含む全ての関係者の支えがあってこそ、今回の受賞にまでこぎつけられたと実感しております。
原発性アルドステロン症をはじめとする様々な副腎疾患の病態解明と治療はまだまだ発展途上であり、更なる研究進展に貢献出来るよう、これからも精進して参りたいと思います。この度は誠にありがとうございました。

内分泌グループも参加させていただいている当院放射線診断科のYoutubeチャンネル”高血圧チャンネル【東北大学病院放射線診断科 高血圧・副腎チャンネル】”の新しい動画が公開されました。身近な飲み物であるコーヒーと血圧にどんな関係があるか、皆...
03/10/2023

内分泌グループも参加させていただいている当院放射線診断科のYoutubeチャンネル”高血圧チャンネル【東北大学病院放射線診断科 高血圧・副腎チャンネル】”の新しい動画が公開されました。
身近な飲み物であるコーヒーと血圧にどんな関係があるか、皆様はご存知でしょうか。コーヒーをたくさん飲むとカフェインの効果で血圧が高くなるようですが、では適量であれば・・・?
もし宜しければ、ご視聴、高評価、チャンネル登録をお願い致します!

「高血圧チャンネル」は、血圧に関する様々な情報をお届けするチャンネルです。東北大学病院放射線診断科が、高血圧専門医・内分泌代謝科専門医の先生方の協力の下、信頼できる情報をお伝えできるよう尽力していきま...

9月は学会のハイシーズンでした。当グループでは3名の先生が栄誉ある賞を受賞され、各学会で発表されました。先生方、この度のご受賞、おめでとうございます!ますますのご発展をお祈りしています。9月7-10日 Council on Hyperten...
28/09/2023

9月は学会のハイシーズンでした。当グループでは3名の先生が栄誉ある賞を受賞され、各学会で発表されました。
先生方、この度のご受賞、おめでとうございます!ますますのご発展をお祈りしています。

9月7-10日 Council on Hypertension(Boston, MA)
尾股慧先生 Paul Dudley White International Scholar Award
演題名 PO2-guided Adrenal Vein Sampling In Primary Aldosteronism

9月15−17日 第45回日本高血圧学会学術総会(大阪)
手塚雄太先生 若手優秀ポスター発表賞 優秀賞
演題名 新・旧アルドステロン測定法を用いたカプトプリル負荷試験カットオフ値の検討

9月22-23日 第27回日本臨床内分泌病理学会学術総会(大分)
小野美澄先生 佐野賞
演題名 分子病理学的検討を用いたアルドステロン産生副腎皮質腫瘍の病態解明

当グループの手塚雄太先生がミシガン大学留学中に行った共同研究「Primary Aldosteronism in Chronic Kidney Disease: Blood Pressure Control and Kidney and Ca...
24/08/2023

当グループの手塚雄太先生がミシガン大学留学中に行った共同研究「Primary Aldosteronism in Chronic Kidney Disease: Blood Pressure Control and Kidney and Cardiovascular Outcomes After Surgical Versus Medical Management」がHypertension誌にアクセプトされましたので御報告いたします。

手塚先生コメント:今回の研究は「原発性アルドステロン症と腎臓」という観点から開始した研究です。米国の名だたる研究者の先生方と一緒に各大学のデータベースを使用して症例を収集し、腎機能が低下した症例で原発性アルドステロン症を意識した診療・治療を行う重要性を示すことが出来ました。実臨床では、腎機能低下がみられる場合、原発性アルドステロン症が疑われても治療のメリットが分かりづらく、精査がためらわられることがよくありました。本研究が、腎機能障害のある患者さんが適切な検査・原発性アルドステロン症治療を受けるきっかけになることを期待しています。

Background: Diagnosis and treatment of primary aldosteronism (PA) in chronic kidney disease (CKD) may be deferred due to limited evidence supporting safety and efficacy of treatment. Our goal was to

この度、当院での高血圧疾患、副腎疾患に関する取り組みの一つとしてYoutubeチャンネルが開設されました。放射線診断科の高瀬圭先生主導のもと、当グループも参加させていただいております。こちらのチャンネルでは、今後、高血圧や副腎疾患の基本的な...
21/08/2023

この度、当院での高血圧疾患、副腎疾患に関する取り組みの一つとしてYoutubeチャンネルが開設されました。放射線診断科の高瀬圭先生主導のもと、当グループも参加させていただいております。
こちらのチャンネルでは、今後、高血圧や副腎疾患の基本的なことから最新情報まで、皆様のお役に立てる情報を幅広く発信してまいります。お時間のございますときに、ご視聴いただけましたら幸いです。

高血圧チャンネル【東北大学病院放射線診断科 高血圧・副腎チャンネル】

「高血圧チャンネル」は、血圧に関する様々な情報をお届けするチャンネルです。東北大学病院放射線診断科が、高血圧専門医・内分泌代謝科専門医の先生方の協力の下、信頼できる情報をお伝えできるよう尽力していきま...

当グループと当院放射線診断科の共同研究「Utility of carbon dioxide venography and intraprocedural computed tomography for adrenal venous samp...
15/08/2023

当グループと当院放射線診断科の共同研究「Utility of carbon dioxide venography and intraprocedural computed tomography for adrenal venous sampling in patients with an allergy to iodinated contrast media」がJournal of Vascular and Interventional Radiology誌に掲載されましたので、御報告いたします。

原発性アルドステロン症では、その原因診断に副腎静脈サンプリング検査が必要であり、その検査は「ヨード造影剤」という薬剤を使用します。今回、筆頭著者である当院・放射線診断科の鎌田裕基先生は、アレルギーや腎機能障害により「ヨード造影剤」を用いることが難しい患者さんでは、二酸化炭素ガスと術中CT検査を用いた副腎静脈サンプリングが有用であることを報告されました。

当院での副腎疾患診療の取り組みの一つであり、今後もより多くの患者さんが適切な診断、治療を受けられるように邁進致します。

This study aimed to assess the diagnostic performance of carbon dioxide (CO2) and intraprocedural unenhanced computed tomography (IPCT) for adrenal ve…

当グループの尾股慧先生が、本年6月に米国Chicagoで開催された国際アルドステロン研究会(13-14日)、米国内分泌学会(15-18日)において、最新の研究結果を報告されました。演題名「pO2-guided Adrenal Vein Sa...
11/08/2023

当グループの尾股慧先生が、本年6月に米国Chicagoで開催された国際アルドステロン研究会(13-14日)、米国内分泌学会(15-18日)において、最新の研究結果を報告されました。

演題名「pO2-guided Adrenal Vein Sampling in Primary Aldosteronism」
コメント:いずれの学会でも副腎静脈サンプリングに関する内分泌内科としての革新的な進歩を報告したところ、前者では口演演題に選出され、後者では採択率が厳しいlate-breaking演題に選出していただきました。内容も極めて斬新かつ患者診療に直結するものであったからか、世界各国の第一線の研究者が何人もわざわざ私の発表に足を運んでくれて、楽しい議論を交わすことができました。米国の第一人者の教授からは「1981年のアルドステロン・レニン比の発見以来のコロンブスの卵だ」、イタリアの第一人者の教授からも「イタリアの内分泌学会の招待講演に推薦したい」とお褒めの言葉をいただくなど、大変高い評価をいただきました。また学会期間中は大勢の臨床家・研究者と患者診療の話、新たな共同研究の話、そして雑談を英語で交わすことができ、とても刺激になりました。私たち糖尿病代謝・内分泌内科および内分泌グループが、患者さんを真摯に診てきたことの成果だと感じています。これを励みに、これからも内分泌疾患で困っている患者さんのお力に少しでもなれるように、患者診療や教育、研究に勤めてゆきたいと思います。

09/06/2023

当グループの小野美澄先生が、6月1-3日に名古屋で開催された第96回日本内分泌学会学術総会において、当院自験例での原発性アルドステロン症診療における迅速ACTH負荷試験の有用性について口演発表されました。質疑応答では、同じく迅速ACTH負荷試験を実施されている他施設の先生方とその使い所、結果の解釈について熱く議論されました。

演題名「原発性アルドステロン症病型診断における新CLEIA法アルドステロン測定系での迅速ACTH負荷試験の有用性」
コメント:アルドステロン新測定系を使用した「迅速ACTH負荷試験」による原発性アルドステロン症の診断能についての解析結果を発表してきました。発表した「高血圧・副腎」セッションは原発性アルドステロン症を含む副腎疾患の診療を行う全国有数の施設が参加しており、アルドステロンの新測定系が使用開始されたことに伴い診断ガイドラインも改定されていますが、まだ十分なエビデンスが集積しておらず、様々な基準値が暫定的な扱いのままになっておいることから、参加者の関心も高く大変活発な議論となりました。迅速ACTH負荷試験は原発性アルドステロン症の診断においては必須ではありませんが、高血圧患者さんからスクリーニングする際には有用であり、今後も症例を蓄積して次のガイドライン改定への一助になれるようこれからも研究に励みたいと思います。

住所

青葉区星陵町1− 1
Sendai, Miyagi
980-8574

電話番号

+81227177163

アラート

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