このたび拓友会会長を拝命しました、狩野 平左衛門岳也(かのう へいざえもんたかや)です。歴史と伝統そして世界に羽ばたく諸先輩方と同じ名門農業拓殖学科(国際農業開発学科)で4年間学ばせていただきました。とても有意義で充実した大学生活でした。
私は昭和39年茨城県水戸市に生を受け昭和58年農業拓殖学科の門をくぐらせていただきました。今までの経歴は追記しますが、入学当初は応援団に顔を出したりアジア・アフリカ研究会の新歓合宿に参加したりしましたが、5月にはわらぶきの家(吉川浩史先輩創設)に住み込みながら拓殖協議会にお世話になりまして、1年時の収穫祭では同期数人と伝統モヒカン刈りになり収穫祭を盛り上げました、特に都内宣伝パレードは圧巻、ふんどし姿でトラックの荷台に乗り皇居で昼食、銀座マダムの前で大根踊りを披露するなどとても爽快快感でした。3年時には拓殖協議会、統一本部委員長として拓殖ここにあ
り!の意気を見せ、私自身もミスター農大に選ばれるなど最高でした。4年時には第94回収穫祭実行本部委員長として農大全学生をまとめ上げる大役は何物にも代えられません。
卒業後、現在はいろんな仕事やボランティアをしているので何が本業で何の専門家なのか自分でもわからなくなる時があります。私の活動の基本は「ほっとけない!」「目の前の命を救う」です。座右の銘はもちろん「美しい花を見てその根っこを思う人は少ない」です。米安教授から「間引きした苗や病気の植物を見捨てないで元気に育てあげられるようになれば百姓といえる、農業の医者を目指せ!」と指導を受けました、その時のショックを受け、今まで23年間ダメなもの汚いもの要らないものは捨てればいいと思っていましたが、最後までしっかり見届けてやることがとても重要で農業に関わるならばあたりまえにできる人にならなければならないと。初代学科長杉野忠雄先生は「人類を飢餓、貧困、無知、残虐、病気からの解放」と。まさに人類には農業、政治、教育、戦争、医療と介護が重要なのです。『農学は実学だ』『ゴリラの如く逞しく』農大での4年間が私の人生58年(40年)を支えています。
先般新1年生に対し講演をさせていただきました。高校3年間はコロナ禍の中でどう過ごしてきたのか、友達づくりに思い出づくり、クラブ活動に恋愛にケンカは?リモートという中で自分をごまかしていたんじゃないかな?別な自分を作っていなかったかな?みんなのことがとても心配で残念でなりません。だからこそ4年間の大学生活を十二分に200%楽しんで欲しい。東京農業大学ここにあり!農大健児の意気をみよ!と自信をもって誇りをもって明るく楽しく過ごし、たくさんの人とつながり大いに夢を探してほしい!
拓友会の皆さま、いつまでも、どこにいても、何をしていても我らが母校東京農業大学を、育ててくれた農業拓殖学科(国際農業開発学科)を忘れずに支えてください。
私もあなたも、農大が、拓友会があるから今がある。 押忍
拓殖28期(昭和61年度卒)
拓友会会長 狩野 平左衛門岳也