17/08/2026
【国際交流:ABSフィンランド海外研修セミナー事前出張レポート②ータンペレ訪問編】
Aoyama Business School (ABS) は、2027年2月に実施予定の海外研修セミナーに向けて、ヘルシンキに続きタンペレでの事前訪問を細田髙道研究科長と関秀敏特任教授で行いました。
本稿はタンペレ編です。
今回のタンペレ訪問は、Tampere University General Executive MBA Program Manager の Pauli Mesiä 氏の多大なるご支援とご尽力により実現しました。 ABS一同、心より感謝申し上げます。
また、Business Japan の CEO である Tiina Ropo 氏にも、日本とフィンランドの架け橋として大きくご貢献いただいており、10月の ABS 来訪を予定されるなど、継続的なご支援に深く感謝申し上げます。
タンペレは、大学・自治体・企業が強固に連携し、都市全体でイノベーションを推進するフィンランド屈指の産業都市です。今回の訪問では、タンペレ大学、タンペレ市、そしてビジネス界が一体となって価値創造を進める「タンペレモデル」を直接学ぶことができました。
① Tampere University
Antti Lönnqvist – Vice President, Tampere University
Hannu Saarijärvi – Head of Business Studies Unit
タンペレ大学では、まず「Universities in Dialogue」と題したセッションで、ABSとタンペレ大学の教育・研究の方向性について意見交換を行いました。 続いて、Business Studies Unit の教育・研究・社会的インパクトについて説明を受け、大学が地域産業と密接に連携しながら実践的な研究を進めている点が非常に印象的でした。
② City of Tampere
Satu Vuorinen – Head of International Affairs
タンペレ市からは “Tampere – The City of Action” と題し、都市としての戦略、国際化、産業支援の取り組みについて説明を受けました。 特に、大学・自治体・企業が一体となって都市の成長を支える構造的な連携の強さは、ABSとしても大きな学びとなりました。
③ Business Tampere
Heini Wallander – Head of Industrial Sector
Business Tampere では、産業界との連携、企業支援、イノベーション促進の仕組みについて議論しました。 “Connecting Companies, Creating Value” のタイトルの通り、企業同士、そして大学・自治体との協働を通じて新たな価値を創出する取り組みが体系的に進められていることを学びました。
④ Gofore
Musa Jallow – People Lead, Industrial Security & Functional Safety, Gofore
Petri Nykänen – Director, Tampere Region Safety and Security Cluster, Business Tampere
Gofore では、Business TampereのSafety and Security Clusterとも連携し、産業セキュリティ、機能安全、地域のセキュリティクラスターの取り組みなど、タンペレがデジタルセキュリティの拠点として重要な役割を果たしている背景を深く理解することができました。
今回のタンペレ訪問では、大学・自治体・企業が強固に連携し、都市全体でイノベーションを推進するタンペレの強みを実感しました。 ヘルシンキとは異なる産業都市としてのダイナミズムを持ち、ABSの学生にとっても大きな学びとなることが確信できました。
2月の本研修では、今回の学びをさらに深め、ABSの学生・参加者にとって価値ある国際経験となるよう準備を進めてまいります。