大阪大学大学院 医学系研究科保健学専攻 ウィメンズヘルス科学研究室

大阪大学大学院 医学系研究科保健学専攻 ウィメンズヘルス科学研究室 女性のトータルヘルスケアを目指し、健康支援に関する研究を行っています。

2月18日に生命育成看護科学講座の修士論文発表会が開催されました。ゼミや発表会を通して、研究計画の立て方や論文の書き方、発表資料の作り方など、たくさんのことを学ばせていただきました。発表に臨まれる先輩方の姿はとても刺激的で、大きな学びとなり...
03/03/2026

2月18日に生命育成看護科学講座の修士論文発表会が開催されました。

ゼミや発表会を通して、研究計画の立て方や論文の書き方、発表資料の作り方など、たくさんのことを学ばせていただきました。発表に臨まれる先輩方の姿はとても刺激的で、大きな学びとなりました。

私たちM1も、今回の学びを自身の研究に活かせるよう頑張っていきます。

先輩方、本当にお疲れさまでした。

2月3日、当教室の博士後期課程・安藤さんの博士論文公聴会が行われました。小学生における味覚感度と食行動との関連についての研究の成果を発表されました。安藤さん、本当にお疲れさまでした!
10/02/2026

2月3日、当教室の博士後期課程・安藤さんの博士論文公聴会が行われました。
小学生における味覚感度と食行動との関連についての研究の成果を発表されました。
安藤さん、本当にお疲れさまでした!

本日2月6日は、「国際女性器切除根絶の日」です。この日は、女の子と女性の著しい人権侵害にあたる女性器切除(FGM:Female Ge***al Mutilation)という慣習を、世界からなくすための取り組みを促進する目的で、2012年に国...
06/02/2026

本日2月6日は、「国際女性器切除根絶の日」です。

この日は、女の子と女性の著しい人権侵害にあたる女性器切除(FGM:Female Ge***al Mutilation)という慣習を、世界からなくすための取り組みを促進する目的で、2012年に国連によって制定されました。

皆さんは女性器切除(FGM)と言う言葉を聞いたことがありますか?
FGMとは、医療的な理由がないにもかかわらず、文化的・社会的な慣習として女性の性器の一部または全部を切除する行為を指します。

主にサハラ以南のアフリカとアラブ諸国で行われており、現在も世界で少なくとも2億人の女の子や女性がFGMを経験して生きていると推定されています。FGMが浸透している地域では、男性も女性もこの行為をごく当たり前の慣習として捉え、何の疑問も持たれないことが少なくありません。そのため、この慣習に従わない人は、コミュニティの中で非難やハラスメントを受けたり、社会的疎外に直面することがあります。

さらに、この慣習がもたらす健康被害は極めて深刻です。処置時の激しい痛みや大量出血、感染症のリスクに加え、長期的には排尿障害、性交痛、出産時の重篤な合併症や死産のリスクを高めることが知られています。また、幼少期に受けた身体的・精神的なトラウマは、その後の人生に長く影響を及ぼします。

こうした背景から、FGMの根絶は、国際社会においても重要な目標として位置づけられています。SDGs(持続可能な開発目標)の目標5「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」、およびターゲット5.3では、「未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する」ことが明記されており、国際社会は、2030年までにFGMの慣習を完全に根絶することを目指しています。

日本で暮らしていると、FGMはあまり身近に感じられない問題かもしれません。それでも、その根底には、「誰もが自分の身体を大切にされるべきである」という、身近で大切な権利の問題があるように感じます。多様な人々が共に生きる今、世界にも目を向け、こうした問題を知り、考えることは、誰かの身体や健康だけでなく、自分自身の健康と権利をあらためて考えるきっかけになるのではないでしょうか。私自身も助産学生として、世界の問題にも目を向け、学び続けていきたいと思います。

参考:日本ユニセフ協会 『2月6日は国連が定めた「女性器切除(FGM)根絶の日」 』

2月6日の「女性器切除根絶の日(International Day of Zero Tolerance for Female Ge***al Mutilation)」は、女の子と女性の著しい人権侵害にあたる女性器切除(FGM)という慣習を、全世界で終わらせる取り組みを促進するため、2012年に制定....

今年2026年は「丙午(ひのえうま)」の年です。皆さんはこの年号をどのくらい意識しているでしょうか?令和のいま、そんな迷信を信じている人はいないだろう、ましてや、妊娠出産にダイレクトな影響を与えるはずがないだろう。そう考えている方も多いので...
21/01/2026

今年2026年は「丙午(ひのえうま)」の年です。
皆さんはこの年号をどのくらい意識しているでしょうか?
令和のいま、そんな迷信を信じている人はいないだろう、
ましてや、妊娠出産にダイレクトな影響を与えるはずがないだろう。
そう考えている方も多いのではないでしょうか。

実は前回の丙午、つまり1966年当時の意識調査では、
「丙午には(子どもを)産みたくない」と応えた女性の割合は数%程度にとどまっていました。
しかし、結果的にこの年の出生数は前年と比べて25%の減少が報告されています。

そもそも丙午の言説は、古代中国の十干十二支(じっかんじゅうにし)による暦法に由来し、
60年周期でめぐる干支の組み合わせの一つです。
日本の人々が強く意識するようになったのは江戸初期以降と考えられています。
「丙午生まれの女性は気性が激しく、夫を不幸にする」という言説は今でも知られていますが、
そもそも1662年の文献では「丙午の男は妻を殺し、女は夫を殺す」とあるように、
元は男女の区別なく語られていたようです。
その後「八百屋お七」や「好色一代女」などの江戸期の文学作品において、
丙午生まれの女性が縁起が悪い存在として取りざたされるようになりました。
明治に入って1906年の丙午では、その年に生まれた女性に対する結婚忌避の観念が広まりなどして、
明治から大正にかけて深刻な心理社会的影響を受けた女性の存在が記録されています。
1966年にはそうした個別の事例は多くは報告されなかったものの、
出生数の極端な減少という形で社会に影響を与えました。
調査によると、この出生数の減少分の約1/3は人工妊娠中絶の増加によるものとされています。

丙午の言説は全くの迷信(=科学的・合理的根拠のない信仰)であり、
特に女性に対する様々な偏見や差別を生んできた経緯があります。
丙午生まれの人々とそうでない人々とを比較調査した研究は存在しますが、
そもそも出生数が少ないこと、家族背景など出生環境に違いがあることから、
単純な比較は難しいとされています。
明確に言えるのは、
丙午の年に妊娠・出産しても母児の健康リスクが高まることは指摘されておらず、
丙午生まれであることが文化や社会からの影響を受けることはあっても、
当人の健康や性格そのものに影響があるという科学的根拠は存在しない、ということです。

私たちは女性や子どもの健康に寄与する専門職として、
生まれる年号にかかわらず女性が安心して妊娠・出産の選択を行い、
全ての赤ちゃんが健やかに育つ社会を支えていきたいと考えています。


  赤林 英夫(2007).丙午世代のその後―統計から分かること―.『日本労働研究雑誌』,49(12),17–28.
https://cir.nii.ac.jp/crid/1523106605672284288
  林 玲子(2024).2026年の丙午(ひのえうま)に向けて―推移と展望―(厚生労働科学研究費補助金〈政策科学推進研究事業〉分担研究報告書).国立社会保障・人口問題研究所.
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/167537
  吉川 徹(2026年1月7日).「ひのえうま迷信」をデータから科学的に読み解く.Science Portal ― 科学技術の最新情報サイト.
https://scienceportal.jst.go.jp/explore/opinion/20260107_e01/

 丙午(ひのえうま)は、日本で最もよく知られている暦の迷信である。一般には、その年生まれの女性の気性や運勢についてよくない言い伝えがあるため、(女児)出生が避けられ、60年に1度出生数が減る現象とし

17/01/2026

厳しい寒さが続いていますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

1月17日は「防災とボランティアの日」です。日本は地震や豪雨など自然災害が多く、妊娠中の方や乳幼児を育てる家庭にとって、災害への備えは母子の健康を守る重要なテーマです。

災害時、妊婦は外見上健康に見えることが多く、支援の優先順位が低くなりがちです。しかし、妊娠期は母体・胎児ともに環境変化の影響を受けやすく、厚生労働省は妊産婦を要援護者として位置づけ、所在把握や生活環境への配慮を求めています。避難所生活では、移動制限、栄養の偏り、ストレス増大などが重なり、平常時には問題とならない変化が健康リスクへとつながる可能性があります。妊婦を「自立した大人」と捉えるのではなく、「特別な配慮を必要とする存在」として認識する視点が、災害時支援の出発点となります。

災害時には、妊婦健診の中断や受診が困難な状況が起こりやすいため、日常的な体調変化を見逃さないことが重要です。胎動の減少、規則的な腹緊や腹痛、性器出血、頭痛や視覚異常といった症状は、早急に医療機関への相談が必要なサインです。また、産後には悪露の異常や乳房トラブル、強い気分の落ち込みなど、身体的・精神的な変化が現れやすくなります。これらは本人が「我慢すべきもの」と捉えてしまうことも多いため、本人だけでなく周囲もまた変化に気づき、必要に繋げることが大切です。

「防災とボランティアの日」を機に、災害時に妊婦や乳幼児が置かれやすい状況を知り、支援の視点を共有することは、母子の健康を守る第一歩となります。特別なことをするのではなく、変化に気づき、声をかけ、つなぐことが、災害時の大きな支えとなります。日常からの備えと理解の積み重ねが、非常時にも母子が安心して過ごせる環境につながっていくでしょう。

参考文献:
•厚生労働省, 避難所等で生活している妊産婦、乳幼児の支援のポイント(https://www.mhlw.go.jp/content/10600000/000328676.pdf)
•内閣府, 大災害と親子の心のケア-保健活動ロードマップ-(https://www.bousai.go.jp/kaigirep/kentokai/hinanzyokakuho/wg_situ/pdf/dai3kaisankou3.pdf)

11/01/2026

皆様、あけましておめでとうございます。
寒さも一段と厳しくなっていますが、体調などは崩されていませんか?

今回は妊娠中の「ビタミンD」摂取についてお話ししようとおもいます。

ビタミンDとはキノコ類、しらす、さんまなどに多く含まれる、脂溶性ビタミンの一種です。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け骨の健康を保つほか、免疫力を高めるはたらきがあります。
また胎児の出生体重や妊娠合併症のリスクの低減にも関連するとも報告されています(1)。

ビタミンD食べ物から摂取する以外に、日光(紫外線)を浴びることで生成されますが、
冬は日照時間が短くなり、また寒さで家にこもりがちになると日光を浴びる機会が低下するため、ビタミンDが不足しやすい季節です。

厚生労働省によると妊婦は一日あたり9.0㎍のビタミンDを摂取することが推奨されています(2)。

そのため、ビタミンD不足を予防するために、
・日光浴(可能であれば毎日15分ほど※季節や緯度によって異なり、個人差があります。)
・食事
 魚(鮭、さんま、しらす)
 キノコ類
 卵や乳製品
・サプリメントの活用(医師と相談の上活用してください)
などが重要です。

妊娠中に限らず、ビタミンDは健康に重要な栄養素です。
私も寒い日が続きますが、しっかりと外に出て太陽の光を浴びようと思います。

参考文献
(1)Chien, MC., Huang, CY., Wang, JH. et al. Effects of vitamin D in pregnancy on maternal and offspring health-related outcomes: An umbrella review of systematic review and meta-analyses. Nutr. Diabetes 14, 35 (2024). https://doi.org/10.1038/s41387-024-00296-0
(2)厚生労働省,「日本人の食事摂取基準(2025年版)�https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001316466.pdf

年末に差し掛かり、寒さも一段と厳しくなってまいりました。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。さて、本日はインフルエンザについてお話しさせていただきます。現在、インフルエンザが流行していますが、厚生労働省によると、昨年と比較して約22倍の...
17/12/2025

年末に差し掛かり、寒さも一段と厳しくなってまいりました。
皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、本日はインフルエンザについてお話しさせていただきます。
現在、インフルエンザが流行していますが、厚生労働省によると、昨年と比較して約22倍の罹患率が報告されており、例年よりも感染が拡大している状況が分かっています。
このような中で、特に妊娠中・子育て中の方々は、より一層の予防対策が必要であることが知られています。

妊娠中にインフルエンザに罹患すると、肺炎などの合併症を引き起こしやすく、重症化するリスクが高まることが明らかとなっています。
インフルエンザが胎児へ直接母子感染することは極めてまれですが、重症化した場合には母体の血中酸素濃度が低下し、胎盤を通じた赤ちゃんへの酸素や栄養の供給が不十分になる可能性があります。
また、赤ちゃんがインフルエンザに罹患した場合も、重症化しやすいことが分かっており、罹患しないための予防が非常に重要です。

妊娠中の予防対策の一つとして、インフルエンザワクチンの接種が推奨されています。
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンであり、胎児への影響はないとされており、医師の判断のもと、妊娠中のすべての時期に接種することが可能です。
一方で、生後6か月未満の赤ちゃんはワクチン接種ができないため、日常生活における感染予防行動が特に重要となります。

手洗い・うがいをこまめに行うこと、不必要な外出を控えること、外出時にはマスクを着用すること、そして十分な睡眠と栄養をとり免疫力を保つことなど、ご家族全員で感染予防を心がけましょう。

妊娠中や子育て中は、日々の健康管理がとても大切です。インフルエンザは予防可能な感染症ですので、ワクチン接種と生活の中での予防対策をぜひ意識してみてください。
ご家族や周囲の方々も一緒に予防に取り組み、みんなで健康を守っていきましょう。

参考:
・厚生労働省. 新型インフルエンザ対策 妊娠中の人や授乳中の人へ.(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/ninpu_1217_2.pdf)
・国立成育医療研究センター. 妊娠中のお薬Q&A.(https://www.ncchd.go.jp/kusuri/process/qa_ninshin.html )

妊娠中のお薬に関する、ちょっと気になる質問・疑問にお答えします。

16/11/2025

皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日11月16日は、「家族の日」です。

こどもや家庭を社会全体で支える大切さ等について理解を深めてもらうため、内閣府にて平成19年度から、11月第3日曜日を「家族の日」、その前後各1週間を「家族の週間」として定められています。

こどもと子育てを応援する社会の実現のためには、個人の希望が叶えられるバランスの取れた総合的な子育て支援を推進していくことが大切です。
厚生労働省およびこども家庭庁では、妊娠期から子育て期にわたる「切れ目のない支援」を進めています。

具体的には、病気や出産・急用などで一時的に子どもを預けたいときに利用できる「一時預かり事業」、夜間など緊急時に子どもを預けられる「子育て短期支援事業(ショートステイ•トワイライトステイ)」、子育て中の親子の交流や育児の相談ができる「地域子育て支援拠点」、育児を手伝ってほしい人と育児を手伝いたい人が会員になって助け合う「ファミリー・サポート・センター」などがあります。

このように地域で子育てを助け合える場はたくさん存在しています。子育てにおいて不安を感じている方はたくさんいらっしゃると思います。不安を1人で抱え込まず、頼れる場所や相談できる人がいるということを知っておくだけでも、負担を和らげるきっかけになるかもしれません。

また、誰もが子育てや介護をしながら働き続けられるよう、仕事と生活の調和が取れた働き方ができる社会づくりも大切ですね。

参照:子育て支援 | 内閣府男女共同参画局

08/11/2025

一段と朝晩の冷え込みに冬の気配を感じる日が増えてきました。
皆さま、体調など崩されていませんか?
本日11月8日は「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を考える日」です。
この日は、遺伝性乳がん・卵巣がん(Hereditary Breast and Ovarian Cancer:HBOC)についての理解を広め、
自分や家族の健康を見つめ直すきっかけとしてもらうことを目的に、ミリアド・ジェネティクス合同会社によって制定されました。
HBOCとは、BRCA1またはBRCA2という遺伝子の変化を持つことで、
乳がんや卵巣がんなどにかかるリスクが高くなる「遺伝性のがん体質」のことです。
親から子へ受け継がれる(常染色体優性遺伝)特徴があり、男女問わず遺伝する可能性があります。
実際には、「HBOC」という言葉を知っている方はまだ多くなく、
約7割が“知らない”と答えた調査結果も報告されています。
「11」は両親の姿を、「8」は両親から受け継ぐ“遺伝子”を意味しており、
この日を通じて「家族と健康を見つめる日」としての想いが込められています。
・家系に乳がんや卵巣がんの方が複数いる場合は、一度医師に相談を。
・遺伝カウンセリングやBRCA遺伝学的検査によって、自分のリスクを知ることができます。
・定期的な検診・セルフチェックも、自分を守る大切な習慣です。
この「HBOCを考える日」をきっかけに、
ご自身とご家族の健康、そして“未来の世代”のためにできることを考えてみませんか?
参考:
・ミリアド・ジェネティクス合同会社|HBOCを考える日(https://myriadgenetics.jp/post/20241108hbocevent/)
・国立がん研究センター:遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)をご理解いただくために 2022(https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/clinic/breast_surgery/hboc/hboc_JOHBOC_2022_2.pdf)

11月に入り、朝晩の空気にも少しずつ冬の気配を感じるようになりました。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。本日11月2日は「良い(11)血圧(2)の日」。この日は、「高血圧対策に焦点を当て、多...
02/11/2025

11月に入り、朝晩の空気にも少しずつ冬の気配を感じるようになりました。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本日11月2日は「良い(11)血圧(2)の日」。
この日は、「高血圧対策に焦点を当て、多くの人々が生活習慣を見直すきっかけとなること」を目的に、カゴメ株式会社によって制定された記念日です。

今回は、この記念日にちなみ、【妊娠と血圧】についてお話しします。

妊娠中の血圧は特徴的な動きを示します。妊娠の成立とともにゆるやかに下がり(生理的血圧降下)、妊娠20週ごろに最も低くなったあと、出産に向けて徐々に上昇し、妊娠前の水準まで戻ります。
この生理的血圧降下は妊娠のごく初期から始まるため、妊娠前に血圧を測定していないと、妊娠によって下がった血圧を見て「自分は血圧が低め」と誤って評価してしまうことがあります。だからこそ、妊娠前から定期的に血圧を測る習慣を持ち、自分の基準となる血圧を把握しておくことが大切です。

また、妊娠前または妊娠20週未満で高血圧(140/90mmHg以上)がある場合を「高血圧合併妊娠」といいます。
この場合、妊娠高血圧症候群(高血圧合併妊娠女性が発症した場合は「加重型妊娠高血圧腎症」と呼ばれます)や早産、胎児発育遅延、常位胎盤早期剥離、帝王切開率の増加など、母体と赤ちゃんの双方に影響を及ぼすことが知られています。
そのため、妊娠中だけでなく、妊娠を希望する段階から血圧を意識し、生活習慣を整えておくことが重要です。

▶ 高血圧を予防する生活習慣のポイント
・塩分は1日6g未満に抑える
・適正体重をキープする
・中等度の有酸素運動を毎日30分以上
・野菜・果物を積極的に摂取する
・禁煙を心がける など

「いい血圧の日」をきっかけに、ご自身の血圧や生活習慣を見直し、健康を守っていきましょう。

参考:国立成育医療研究センター「妊娠と高血圧」

妊娠と高血圧とくに高血圧合併妊娠について患者さん用QandAです。

10月18日、吹田・ららぽーとEXPO CITYにて、大阪大学共創DAYに出展しました!「味覚を知って健康になろう!」をテーマに、小学生の皆さんを対象に味覚検査、咀嚼(噛む力)検査、食育ミニ講座を行いました。多くの方にご参加いただき、盛況の...
19/10/2025

10月18日、吹田・ららぽーとEXPO CITYにて、
大阪大学共創DAYに出展しました!
「味覚を知って健康になろう!」をテーマに、
小学生の皆さんを対象に味覚検査、咀嚼(噛む力)検査、食育ミニ講座を行いました。
多くの方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!

住所

Suita-shi, Osaka
5650871

ウェブサイト

アラート

大阪大学大学院 医学系研究科保健学専攻 ウィメンズヘルス科学研究室がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

共有する

カテゴリー