人を大切にする経営学会員ページ

人を大切にする経営学会員ページ 坂本光司教授および人を大切する経営学会関係者が投稿しています。 坂本光司教授および坂本光司研究室生が投稿しています。

坂本光司先生に学ぶ「徳人たれ!」坂恩師、坂本光司先生は良く「徳人になりなさい」とおっしゃいます。「徳人」とは、優れた人徳を備え、周りから心から信頼される人のこと。では、日常や仕事の中で「徳」はどのように表れるのでしょうか。それは、自分の利益...
19/08/2026

坂本光司先生に学ぶ「徳人たれ!」

坂恩師、坂本光司先生は良く「徳人になりなさい」とおっしゃいます。

「徳人」とは、優れた人徳を備え、周りから心から信頼される人のこと。

では、日常や仕事の中で「徳」はどのように表れるのでしょうか。

それは、自分の利益だけでなく「関わる相手の幸せ」を考えられる心であり、どんな時も謙虚でブレない姿勢ではないでしょうか?

知識やノウハウを磨くことも大切ですが、それ以上に「この人となら一緒に歩みたい」と思われるような人間性を磨くこと。

それこそが、経営においても人生においても一番大切な土台なのかもしれません。

「あの人は本当に徳人だね」と言っていただけるような人物になれるよう、日々自分を磨き、周りへの感謝を忘れずに精進してまいりたいと思います。

(法政大院)坂本光司研究室(&)経営人財塾7期卒
村田光生

「富士登山」を通して感じた「歩み続ける」ということ 人財塾7期・8期で学ばせていただいた、株式会社天彦産業の樋口です。今回で3回目のブログ投稿となります。今年の年頭、私は人生の節目である還暦を迎えるにあたり、個人目標として、「3年ぶりのフル...
19/08/2026

「富士登山」を通して感じた「歩み続ける」ということ

人財塾7期・8期で学ばせていただいた、株式会社天彦産業の樋口です。今回で3回目のブログ投稿となります。

今年の年頭、私は人生の節目である還暦を迎えるにあたり、個人目標として、「3年ぶりのフルマラソン完走」と「初めての富士登山」を掲げました。

この目標の原点は、約20年前にさかのぼります。本厄の前後に髄膜炎、帯状疱疹、尿道結石を患い、初めての入院も経験しました。

体力の低下を痛感したことをきっかけに、毎朝4キロのジョギングを始め、年間1000キロを達成しました。

体力もついたことから「人生一度はフルマラソン完走か、富士登山」という夢ができ、まずは、フルマラソンに挑戦、これまでに36回完走、100キロウォークも完歩しました。

しかし、富士登山だけは、なかなか機会をつくれずにいました。

還暦を迎える今年こそはと一念発起し、経験者の知人と、最近ジョギングを始めた長男に声をかけ、7月26日に3人で富士宮口から山頂を目指しました。

五合目を午前5時に出発。眼下には一面の雲海が広がり、上空は晴れ渡っています。その光景を前に、清々しい気持ちで歩き始めました。

しかし、登山道はひたすら登りが続き、周囲には岩と砂ばかりで、足場は不安定。

想像以上に体力を消耗し、八合目を越える頃には足取りが重くなり、次第に二人から遅れ始めました。

それでも、「歩みを止めなければ、必ず山頂に到達できる」と自分に言い聞かせました。

最後は10メートル進むたびに休みながら、午前10時30分、剣ヶ峰に到着。

五合目から5時間半をかけて、ようやく日本で一番高い場所に立つことができました。

達成感はありましたが、空気の薄さと疲労のためか、意外にも大きな高揚感はありませんでした

しかし、登山は山頂に着いて終わりではありません。下山では太ももに疲労がたまり、何度も転倒しました。

午後には天候が急変し、大雨と雷に見舞われました。合羽にうまく着替えることもできず、ずぶ濡れになりながら午後3時に五合目へ戻りました。

山頂まで登る力だけでなく、無事に下り切るための余力まで考えることが大切だと、身をもって学びました。

前日にアルコールを取り過ぎたことも含め、準備と自己管理の甘さは大きな反省点です。

今回の富士登山は、経営にも通じる多くの気づきを与えてくれました。

夢を言葉にすること、早くから計画を立てること、状況に応じて装備や行動を変えること、先の行程を見据えて力を配分すること。

そして、何より歩みを止めないことです。

経営もまた、一足飛びに理想へ到達できるものではありません。苦しい時には立ち止まり、周囲の力を借りることも必要です。

ただし、それは歩みを諦めることではありません。進む方向を見失わず、社員一人ひとりを大切にしながら、小さな改善を積み重ねていく。

その一歩一歩が会社の持続的な成長につながり、関わるすべての方の幸せや、社会の豊かさを生み出す力になるのだと思います。

今年6月、ここでは述べませんが、私は自分自身の覚悟を定める、大きな決断をしました。

これからの数年も焦らず、しかし立ち止まることなく、理想とする会社づくりに向けて一歩一歩進んでいきます。

まずは12月のフルマラソン完走を目指し、還暦の一年を締めくくりたいと思います。

人財塾7期生~8期生・株式会社天彦産業・樋口威彦

17/08/2026

No430『船場化成株式会社(徳島県徳島市)』第16回(2026年3月)受賞企業ホームページから

今週は「第16回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」受賞企業のホームページを拝見して印象に残った掲載内容やコンテンツを紹介します。
https://www.senbakasei.com/

船場化成株式会社(徳島県徳島市)さんは審査委員会特別賞を受賞されました。

●概要
創 業 昭和30年1月
設 立 昭和34年1月
資 本 金 5000万円
代 表 者 代表取締役  美馬 直秀
売 上 高 全 体:79億1900万
単 体:58億7900万(67期:令和7年6月現在)
従業員数 全 体:346人 単 体:264人(令和8年7月現在)
事業内容 ポリエチレンフィルム製造・販売
本社所在地 〒779-3123 徳島市国府町観音寺梨ノ木666-1

ホームページには2010年から現在までのグループ売上高、自己資本及び自己資本比率、グループ従業員数推移が掲載されています。

●事業
・船場化成株式会社はポリエチレンフィルムの製造会社です。
ここ10年ほどは毎年5%以上の成長を続け、売上高も1.5倍へ拡大しています。
ひと昔前はレジ袋の生産が大きな柱でしたが、現在の商品構成は様変わりしています。
たとえば薄くて強い「スーパーパワーバッグ」、再生原料を用いた「カルデコバック」、耐水機能のある「カルペーパー」など独自商品を開発し、多様化する包装資材のニーズに最適な提案をし支持を広げています。
・全国規模で営業活動を行い、包装資材を扱う商社、代理店など2000社に及ぶお客さまから毎日100件ほどの依頼を受けています。
豊富な商品ラインアップで多様化しているニーズに応えています。製造拠点としては本社工場(国府第1工場・第2工場)、西長峰工場(第1工場・第2工場・第3工場)を擁し、月産1000トンの生産量を誇っています。

●経営理念とその解説
私たちは従業員・お客様にとって『魅力ある企業』を目指します。
地球環境の保護・地域社会の発展に貢献します。

解説
1,第一の企業責任は「従業員」が満足し、従業員にとって『魅力ある企業』であること
①従業員満足 → ②お客様満足 → ③社会貢献
私たちの最終的なGOALである『社会貢献』を実現する順番として最初に『従業員の満足』を経営理念に掲げています。
2,従業員が満足できる会社とは → 従業員にとって『魅力ある企業』
・従業員は、一人一人は個人として尊重され、尊厳と価値が認められている。
・従業員は安心して仕事に従事でき、働く環境は常に清潔で整理整頓され、安全に働くことができる。
・従業員とその家族が将来に向けた夢や希望を持ち、安心して幸せに生活できる。
・従業員の待遇は公正でかつ適正である。
・従業員が提案を自由にできる環境で、成果をあげた人には昇進・昇給の機会が平等に与えられる。
・従業員一人一人はお互いを尊重し、互いに協力し会社の発展に努めている。

●最後に
最近導入企業が増えていると言われるアルムナイ採用(同社ではキャリアリターン採用と呼んでいます)をトップページに掲載していました。さまざまな思いをもって退職した人たちに、改めて呼びかけることは以下の内容からも、同社の思いや姿勢が表れており、とても素晴らしいことだと思います。
“船場化成グループを一旦退職されたOB・OGの方、転職先で得た『経験・知識・スキル』を生かしてもう一度船場化成グループで働いてみませんか?
以前に比べて多様な人財が活躍できる企業風土が定着してきており、結婚、子育て、ご家族の介護等のやむをえない事情やキャリアアップを理由に退職された方のためのワークライフバランスを支援する環境も整備されてきています。また、地球環境配慮企業として、会社も成長してきています。
是非当グループで、あなたの力をもう一度発揮して活躍してみませんか?ご応募を心よりお待ち申し上げております。”

***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

「人を大切にする経営学用語事典」の用語紹介【安定株主】 安定株主とは、会社の経営に関係する社員や取引先企業等が、長期的にその会社の経営を応援する目的で、原則的に会社の業績や株価の動きに左右されず、その企業の株式を保有し続ける株主をいう。 安...
17/08/2026

「人を大切にする経営学用語事典」の用語紹介

【安定株主】
 安定株主とは、会社の経営に関係する社員や取引先企業等が、長期的にその会社の経営を応援する目的で、原則的に会社の業績や株価の動きに左右されず、その企業の株式を保有し続ける株主をいう。
 安定株主は、会社の発展と社会貢献が長期的に継続することを願っており、株式を長期保有することで経営の安定化に貢献している。安定株主にとっては、株価の上昇による資産拡大に加えて、株式保有を通じてその会社を応援することで、社会参加につながっていると感じることができる。
 人を大切にする経営では、従業員と経営陣が一体となって、会社の雇用と利益の拡大に向けて業務をこなし、社会貢献を実現するために、安定株主を増やす必要がある。その施策の一つとして、従業員持株制度がある。
 これは、従業員が持株会を設立し、給与・賞与から天引きした資金で自社株を買って運用する制度である。この目的は、従業員の経営参加による帰属意識の高揚と、従業員の資産形成等が挙げられる。
 なお、安定株主の対義語は浮動株主であり、企業の業績や株価によって短期で株式を手放す株主をいう。
(第9章「株主・投資に関する用語」より)

 短期的な投機利益よりも、企業の信頼と実績に基づく歩みを長い目で見守り、株主として支え続ける、落ち着いた信頼関係の証が安定株主でしょう。経営の土台を静かに支えながらも、時にモノを申す、心強い存在ですね。

「人を大切にする経営学用語事典」の詳細とお求めは、下記リンクをご確認ください。
・共同文化社:https://www.kyodo-bunkasha.net/items/106268195
・Amazon:https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4877394222/7thchordjp-22/

(「人を大切にする経営学用語事典」副編集長 三村 聡)

16/08/2026

学会EMBA(中小企業人本経営プログラム)第9期:全体研究が本格始動~多様な人財が輝く「いい会社」の探求へ~

EMBAプログラムの取り組みの中の大きな柱である全体研究が第9期においても本格的に動き出しています。全体研究は、法政大学の坂本研究室時代から続く、塾生全員で同じテーマで研究、訪問調査、執筆を行い、調査報告書や書籍として出版する取り組みです。

第9期の全体研究のテーマは、『多様な人財が活躍する「いい会社」-社員は何をもって「大切にされている」と感じるのか-』です。高齢者、障がい者、女性、外国人といった多様な人財がそれぞれの役割を持ち、戦力として生き生きと活躍している企業を対象に調査・研究を進めています。

全体研究は、単に取材をして文章を書くという作業ではありません。基本となるのは「テーマ設定・調査 → 取材 → 研究・構成 → 原稿化」というプロセスです。 夏から秋にかけては、研究の精度を左右する重要な準備・取材期間となります。

①企業の事前調査・仮説づくり:企業の公式HPや求人情報、動画などをくまなくチェックし、最終的に原稿化する情報量の2〜3倍にあたる深い情報を収集・分析します。

②取材依頼と事前準備:企業へ取材依頼状を送付して日程調整を行うとともに、ヒアリングシートを事前に送付して仮説を補強します。今年度はさらに、書籍の分析をより深める取り組みとして、社員が考える「いい会社」の条件を探るアンケート調査(約50項目)も並行して企画・実施し、経営者と社員の意識のギャップなども分析していきます。

③訪問・取材の実施:9月月末を目標に企業へ訪問・取材を行います。

秋以降は、取材から原稿作成を開始します。グループ内での推敲し、今年度はラグーナ出版様と連携して入稿・校正、取材企業による内容確認を経て、校了・書籍発売へと進んでいきます。

取材においては、綿密な事前調査を前提に経営者、社員の皆様と対話しながら質問事項をインタビューさせていただきます。応接室での会話にとどまらず、現場の様子や働く方々の表情を確かめるフィールドワークの視点を大切にしています。

本研究の醍醐味は、「経営者が社員を大切にしようと取り組んでいること」と「社員が実際に大切にされていると感じている実感」の重なり合いやギャップを発見することにあります。制度の有無だけでなく、日々の関わりや社風の中でどのように互いの想いが通じ合っているのか、その本質を浮き彫りにしていきます。

ジャンル別グループの仲間と議論を重ねながら進める全体研究は、塾生にとって人を大切にする経営をより深く学ぶ貴重な機会です。取材先企業の魅力を存分に引き出し、読んでいただける皆様の心に響く書籍としてお届けできるよう、力を合わせて取り組んでまいります。

(人を大切にする経営学会 事務局次長 サクシード 水沼 啓幸)

お客様の最高に輝く瞬間を引き出す・・・社会福祉法人合掌苑   社会福祉法人合掌苑は「人は尊厳を持ち、権利として生きる」という基本理念に基づいて事業を運営し、昭和28年に第一種社会福祉事業の認可を受けてから、60年以上経過しています。 合掌苑...
15/08/2026

お客様の最高に輝く瞬間を引き出す・・・社会福祉法人合掌苑  

 社会福祉法人合掌苑は「人は尊厳を持ち、権利として生きる」という基本理念に基づいて事業を運営し、昭和28年に第一種社会福祉事業の認可を受けてから、60年以上経過しています。

 合掌苑の3拠点のうちの一つ、横浜市瀬谷区にある複合サービス拠点の輝きの杜でのエピソードを紹介します。

 「54歳だけど大丈夫?」
 心配そうなお客様の問い合わせから始まったA様のデイサービス。
 デイサービスを利用するのは、平均年齢80歳を超えるので、54歳は若すぎるのです。
 A様は大腸ガンで余命半年を宣告されており、身体の状態があまり良くないため、利用を躊躇されていたのです。

 A様がデイサービスを利用した目的は、自宅では入浴ができず、お風呂に入りたいためでした。しかし、A様はC型肝炎を患っていたこともあり、介護するスタッフチーム内でも躊躇する声はありました。

 スタッフチームの中でリーダーを務めていた岩崎さんは、A様の希望する入浴を実現させます。なんと、入浴は1年振りだったそうです。A様の嬉しそうな笑顔は、スタッフの皆にとって、今でも忘れられない思い出です。

 そんなA様が、「ごめん。今日はいけない、申し訳ない」という電話が、しばしばありました。
 A様の体調の悪化が著しいのです。

 スタッフが、A様の誕生日が1週間後に迫っていることに気づき、お祝いのサプライズ計画が持ち上がりました。

 誕生日当日は、奥様との連絡も取りながら、A様のご自宅でバースデーケーキとメッセージカードをプレゼントし、歌を歌って皆で楽しくお祝い、A様の感謝の涙を見ることができました。
 
 これが、亡くなられる1週間前の誕生日でした。

「感動が人を変える」坂本光司著2022年より抜粋編集
人を大切にする経営学会:根本幸治

13/08/2026

定款に経営理念を定める意味

以前にも定款に経営理念の規定をおくべきであるというブログを書きました。最近は、定款に経営理念を書くことも多くなってきました。

今回は、定款に経営理念の規定を置くことの意味をもう少し見てみたいと思います。

前回のブログにおいては、定款は、株式会社の最高法規、いわば憲法であり、株主も定款に従わなければならないという点をお伝えしました。

今回は、取締役についての意味を考えてみたいと思います。

経営理念を定款に定めていない場合、仮に一取締役が経営理念に反した行為をしたとしても、そのことをもって責任を追及していくことは一般的には難しいと思います。もちろん、その行為が法令に違反しているような場合であれば、責任を追及することは容易ではありますが。

会社法356条は、取締役の忠実義務の規定があります。

この規定は、次のようになっています。

「取締役は、法令及び定款並びに株主総会の決議を遵守し、株式会社のため忠実にその職務を行わなければならない」

この場合の優先順位は、法令>定款>株主総会決議となります。

なぜ、定款の方が株主総会決議よりも上位になるかというと、定款の変更には、株主総会の特別決議が必要であることから、特別決議により変更されない限り、定款の方が株主総会の(普通)決議よりも上位になるのです。

つまり、取締役は、法令はもとより、定款を遵守して、株式会社のため忠実にその職務をおこなわなければなりません。

そこで、定款に経営理念を定めておけば、経営理念に反する取締役の行為は、会社法356条の忠実義務違反となることになります。

経営理念は、「企業が事業活動を行う際に指針となる基本的な考え方、方針、使命当のことをいう。これには企業の存在目的や目指す目標、行動規範、存在意義、社会的責任等が含まれる。」(人を大切にする経営学用語事典P136)。

この経営理念を定款に入れることにより、法的に、株主、取締役の義務の内容となります。そして、就業規則に経営理念を入れることにより、法的に、社員の義務の内容にもなるのです。理念を責任や義務とすべきではないという考え方もあります。

しかし、一方で、会社を守るために、理念を責任や義務としていくことも必要な観点ではないかと思うのです。

(学会 法務部会 常任理事 弁護士 山田勝彦)

英霊を慰め平和を祈る「みたままつり」靖国神社「みたままつり」(7月13日~16日)に永代献灯させていただいております。今年も「みたままつり」の時期に合わせて、参拝させていただきました。参道を埋め尽くすように飾られた数多くの黄色い提灯が整然と...
12/08/2026

英霊を慰め平和を祈る「みたままつり」

靖国神社「みたままつり」(7月13日~16日)に永代献灯させていただいております。

今年も「みたままつり」の時期に合わせて、参拝させていただきました。

参道を埋め尽くすように飾られた数多くの黄色い提灯が整然と並ぶ光景は、何度訪れても圧巻であり、身の引き締まる思いがいたします。

ズラリと並ぶ提灯の中から自分たちの名前が書かれた灯籠を見つけると、今年も無事にこの場所を訪れることができたありがたさと、深い感謝の気持ちがこみ上げてきます。

今日の平和で心豊かな暮らしは、英霊の皆様のご苦労と尊い礎のうえに成り立っていることを改めて実感する機会となりました。

英霊への感謝と哀悼の誠を捧げるとともに、これからも一日一日を大切に積み重ね、事業を通じて社会に貢献していきたいと決意を新たにしております。

(法政大院)坂本光司研究室(&)経営人財塾7期卒
村田光生

写真
「村田光生・幸代」
「村田保・照代」は亡くなった両親

地域社会の為に私ができること人財塾では、多くの先生方や同期の方々に支えられ、数々の貴重な学びを得ることができました。このような貴重な経験をさせていただいたことに感謝し、どのように会社に還元することができるかと日々、考え精進しております。現在...
11/08/2026

地域社会の為に私ができること

人財塾では、多くの先生方や同期の方々に支えられ、数々の貴重な学びを得ることができました。

このような貴重な経験をさせていただいたことに感謝し、どのように会社に還元することができるかと日々、考え精進しております。

現在、弊社では今年の10月に行われるオープンファクトリーのイベントの企画と準備が進められています。

このイベントも今年で4年目となり、年々規模が大きくなっております。

私は、1年目からこのイベントに関わり、一から工場見学の内容を考え、多くの一般のお客様に対し工場の案内をさせていただきました。

普段から工場の現場で働く側からすると、多くの仕事風景が見慣れたものになっており、お客様に喜んでもらう工場見学の内容を決めるのに苦労しました。

また、自分達の仕事内容を分かりやすく伝えることも初めての経験だったので大変だったのを憶えております。

年数を重ねるごとに会社内で協力者が増え、規模も大きくなってきております。

工場見学ツアーとワークショップの実施に加え、地元の中学校の吹奏楽部による演奏会が行われ、社員がつくった子供向けのミニゲーム屋台の出店、多くのキッチンカーも並び1日過ごせるくらい内容の濃いものになりました。

昨年はのべ人数で4,937名のお客様がご来社されました。

人財塾では、地域社会に対する貢献活動の必要性について学びました。

会社は、自らが意識しない中でも地域社会に何かしらの負担をかけてしまっていること。

活動させてもらっている地域社会の為に、その地域の誇りや自慢になる必要性について気づかせていただきました。

いままで自分たちが、知らず知らずの内に迷惑をかけてしまっている存在であるという視点を持てていませんでした。

活動させてもらっている地域社会への恩返しの意味も込めて、このイベントを多くの地域住民の方々に楽しんでいただけるものになれるように、これからも続けていきたいです。

私は、去年までワークショップの運営を主にやっていましたが、今年から再び工場見学ツアーの内容を考え、運営していくことになりました。

いままでの工場見学ツアーの内容をさらにブラッシュアップし、さらに新しく子どもに向けたツアーの制作に励んでおります。

多くのお客様に楽しんでいただき、自分達も楽しめる良いイベントにすることができるように新しい挑戦を頑張っていきます。

人財塾8期生・(村田ボーリング技研株式会社)・原田康

写真
(上)紙芝居形式で私たちの仕事紹介。
(下左)太鼓の演奏も工場前で行われました。
(下右)イベント終了後の集合写真

10/08/2026

No429『株式会社オーザック(広島県福山市)』第16回(2026年3月)受賞企業ホームページから

今週は「第16回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」受賞企業のホームページを拝見して印象に残った掲載内容やコンテンツを紹介します。
https://www.auzac.jp/

株式会社オーザック(広島県福山市)さんは審査委員会特別賞を受賞されました。

●概要
会社名称 株式会社オーザック
所在地 〒720-0202 広島県福山市鞆町後地26番地229号
代表者 代表取締役社長 西山基次
創 業 1945年10月
資本金 30,000千円
商工中金 福山支店
社員数 42名
面 積 本社敷地 1,980平方m
事務所 213.45平方m
工場 1166.66平方m、第2工場 210平方m、第3工場予定地 1,688平方m
倉庫 350平方m
営業案内 ワイヤロープ用ロープ端末金具、調整及び連結金具、産業機械用吊り具等の設計及び製造販売
製造品目 金属加工 ワイヤソケット、リギンスクリュー、フック、ターンバックル、各種吊具

●Purpose
“人の力で、支えるを創造し、社会を調和させる”
私たちは、つなぐ、吊るなどの支えるシーンで顧客のありたい姿を捉え、新しいモノやコトの創造へチャレンジします。そのチャレンジの源泉となるのは社員の幸せから生まれる人の力です。そのために、対話で人の力を引き出し、お客様や仕入先をはじめとする、会社に関わる全ての人々とともに、安心と共感によって、調和を広げていきます。

●新聞に掲載された専務取締役 岡崎瑞穂氏のインタビューより(平成29年2月21日)
・結婚や出産を理由にやめる女性社員が多かったことから1998年に1年間の育児休暇制度を実現している
・2017年の社員一人当たりの残業時間は平均1時間
・社員が多能工となることで残業時間は2007年に比べ1/8に減少。定着率も70%から90%台に上昇
・経営者は社員の満足を考え、社員は業務の生産性を上げる必要がある
・会社は地域に貢献する社員を育てる使命がある

●採用ページより
・全体視点で行動する
私たちは、チームや組織全体のことを考えて行動します。どうすればみんなにとって一番いい形になるかを考え、自分の役割をしっかりと捉えて主体的に行動します。
・変化とチャレンジを楽しむ
私たちは、自分たちで変化を起こして、新しいチャレンジに取り組みます。失敗を前向きに捉えて、気づきを学びにして、チャレンジを楽しみます。
・多様性を尊重する
私たちは、会社に集まった年齢やバックグラウンドが違う一人一人の考えを大切にします。話し合いを通じてお互いの理解を深め、一人一人の力を活かし合うことで、チームの力を高めます。
・あたり前以上を期待する
私たちは、お客様のことを深く理解し、期待を超える価値を届けます。既存の枠にとらわれず、常に「もっと良くできる」と考え、あたり前以上のものを目指します。

●働き方改革推進状況(一例です)
産後1年間育児休暇制度導入(平成10年 女性のみ)現在は男女共
キッズルーム設置(平成20年)
妊娠・育児中の正社員短時間勤務制度(平成20年)2時間まで、勤務時間を短縮可能
妊娠・育児中の時差出勤制度(平成20年)出勤時間を変更して、8時間労働可能
パートから正社員へ・正社員からパートへの転換制度(平成20年)
結婚・出産・育児による退職者再雇用制度(平成20年)
キャリアカウンセラー在籍(平成20年)メンタル的なフォーローのために
看護休暇付与(平成22年)小学校入学前の子供に5日/年
社員の家族参観実施(平成23年11月)
男性社員1週間有給育児休暇制度(平成25年4月)
生涯現役制度(平成26年4月)
地域活動休暇付与 3日/年(平成27年4月)

●最後に
株式会社オーザックさんのホームページは加工技術、保有する設備、製品、企画・設計・開発など事業に関することが中心に記載されていますが、福利厚生=社員満足を追求と位置づけ、“仕事と家庭の両立を支援し、社員もその家族も安心して生活できる職場を提供します”と定義していたり、“社員の幸せから生まれる人の力”など社員を大切にする姿勢がしっかりと書かれています。

***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

住所

Chiyoda-ku, Tokyo
102-0073

電話番号

+81362614222

ウェブサイト

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