沖縄国際大学日本文化学科(おきこく・にちぶん)

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沖縄国際大学日本文化学科(おきこく・にちぶん) 日本・沖縄・海外文化を広く・深く学ぶことができる学科。中学校・高校の国語教員の養成に定評があり、県内唯一の図書館司書専門ゼミも設置されています。

日本文化コース(日本語学・日本文学・芸能・芸術について学ぶ)
琉球文化コース(琉球語学・琉球文学・琉球芸能について学ぶ)
多文化間コミュニケーションコース(2013年度より新設!、多文化理解・図書館情報学について学ぶ)

【西岡敏先生が登壇するしまくとぅばイベントが県立博物館・美術館で開催!】日本文化学科で琉球鵜沖縄文化コースの授業や卒論指導を担当している西岡敏先生が登壇する、沖縄のことば「しまくとぅば」と、沖縄の古典音楽の魅力について学ぶイベントが、9月1...
11/09/2026

【西岡敏先生が登壇するしまくとぅばイベントが県立博物館・美術館で開催!】

日本文化学科で琉球鵜沖縄文化コースの授業や卒論指導を担当している西岡敏先生が登壇する、沖縄のことば「しまくとぅば」と、沖縄の古典音楽の魅力について学ぶイベントが、9月19日(土)に沖縄県立博物館・美術館で開催されます。

テーマは、「組踊と古典音楽――沖縄の言葉と音楽の魅力――」。

西岡先生とともに、法政大学名誉教授の屋嘉宗彦氏、写真家の比嘉豊光氏、方言ニュースキャスターの上地和夫氏も登壇され、それぞれの専門的な立場から、沖縄のことばと音楽について語ります。

「しまくとぅばって面白いな」「沖縄の古典音楽をもっと知りたい」という方はもちろん、沖縄の文化や文学、芸能に関心のある方にもおすすめのイベントです。

沖縄のことばを知ることは、沖縄の文化や人々の暮らしを知ることにもつながります。
ぜひこの機会に、「しまくとぅば」と古典音楽の奥深い世界に触れてみてはいかがでしょうか。
沖縄の言葉や文化に関心がある受験生のみなさまもぜひ!

日時:2026年9月19日(土)14:00~17:00 (13:30開場)
会場:沖縄県立博物館・美術館 1階 博物館講座室
資料代:500円
登壇者:
 屋嘉宗彦さん(法政大学名誉教授)
 比嘉豊光さん(写真家)
 上地和夫さん(方言ニュースキャスター)
 西岡敏さん(沖縄国際大学教授)
主催:しまくとぅばプロジェクト

【『読谷村しまくとぅば辞典』について西岡敏先生がラジオで解説します!】 9月18日は「しまくとぅばの日」。今年は2006年に「しまくとぅばの日」が指定されて、ちょうど20周年目にあたります。今年も、沖縄県の各地でしまくとぅば関連のイベントが...
08/09/2026

【『読谷村しまくとぅば辞典』について西岡敏先生がラジオで解説します!】

 9月18日は「しまくとぅばの日」。今年は2006年に「しまくとぅばの日」が指定されて、ちょうど20周年目にあたります。今年も、沖縄県の各地でしまくとぅば関連のイベントが行われますが、日本文化学科琉球沖縄文化コース担当の西岡敏先生が、『読谷村しまくとぅば辞典』の解説でラジオ出演することになり、この度、その収録が行われました。

 RBCiラジオスペシャル「50年の集大成!読谷村のしまくとぅば辞典」という特別番組で、収録ではRBCアナウンサーの仲村美涼さんが司会進行役を務められました。

 『読谷村しまくとぅば辞典』は、総ページ1182ページ、15442語の収録語数からなる辞典です。「50年の集大成」と題されているのは、この辞典編集の最初の契機となっている、1976年から2003年にかけて読谷村内で実施された民話調査に由来しています。そして、その調査には沖縄国際大学口承文芸研究会(顧問:遠藤庄治先生)が協力しています。「読谷村民話集」は字(あざ)ごとに全15巻が発刊されていますが、その民話の中に出てくる沖縄語(ウチナーグチ)の語彙なども辞典に反映されています。

 ラジオの収録では、言語部会長の西岡先生以外に、言語部会の専門委員として語彙収集編集に尽力された村山友江さん、読谷村教員委員会の中田耕平さんも出演され、読谷村における言語継承の取り組み、辞典の活用法についての紹介も行われました。

 日本文化学科に関係のある人では、読谷村楚辺方言に詳しいハイス・ファン・デル・ルベ先生(日本文化学科非常勤講師)や、日本文化学科前身の旧国文学科卒業で読谷村出身の鈴木耕太先生(沖縄県立芸術大学教授)、口承文芸研究会に所属されていた辺土名初美さんも専門委員として『読谷村しまくとぅば辞典』の発刊に大きく貢献されています。

 番組の放送日時は2026年9月12日(土)18時~19時。
 RBCiラジオ、どーでぃん、うんぬかてぃ、くぃみそーりよー(どうぞお聞きになってくださいね)。

【夏休みの集中講義第2弾がスタート! 「能楽」について学んでいます!】9月7日より、夏休みの集中講義の第2弾として「日本文化特別講義」がスタートしています。この授業では、大阪大学の演劇学研究室に所属されている、中尾薫先生をお招きして、日本の...
08/09/2026

【夏休みの集中講義第2弾がスタート! 「能楽」について学んでいます!】

9月7日より、夏休みの集中講義の第2弾として「日本文化特別講義」がスタートしています。
この授業では、大阪大学の演劇学研究室に所属されている、中尾薫先生をお招きして、日本の伝統演劇、とりわけ「能楽」について集中的に学んでします。

この授業では、まず「能とはどのような演劇なのか?」という問いから出発。私たちの身近な映画や舞台、アニメ、ゲームなどにも見られる能楽の影響を探しながら、その歴史や特徴を学んでいます。さらに、能「敦盛」や「道成寺」などの作品を映像で鑑賞し、実際の舞台をイメージしながら、脚本の構造、テキストの特徴、演技や演出について詳しく分析していきます。

能だけにとどまらないのがこの授業の魅力です。
能「敦盛」と文楽・歌舞伎の『一谷嫩軍記』を比較したり、「道成寺」を題材に、能の『道成寺』、歌舞伎舞踊の「京鹿子娘道成寺」、そして沖縄の組踊「執心鐘入」を取り上げたりしながら、同じ物語や題材が異なる伝統芸能の中でどのように表現されているのかを考えていきます。

4日間の講義期間中には、資料や古典作品を読むだけでなく、少し謡ってみたり、能面を付けてみたりする体験も予定しているそうです。古典文学が好きな学生はもちろん、現代のエンターテインメントや舞台芸術に興味のある学生にもささる授業になっています。

能楽を入口に、文楽、歌舞伎、そして沖縄の組踊へ――日本の伝統演劇を「知る」だけでなく、「見て、読んで、体験して、比較する」ことで、その奥深い魅力を探究する集中講義です。

【劉淼先生が「第8回アジア未来会議」で「ベスト発表賞」を受賞されました!】日本文化学科にうれしいニュースが届きました。日本文化学科で多文化間コミュニケーションコースの授業や卒業論文指導、さらに中国語教育を担当している劉淼(りゅう・みょう)先...
02/09/2026

【劉淼先生が「第8回アジア未来会議」で「ベスト発表賞」を受賞されました!】

日本文化学科にうれしいニュースが届きました。

日本文化学科で多文化間コミュニケーションコースの授業や卒業論文指導、さらに中国語教育を担当している劉淼(りゅう・みょう)先生が、2026年8月に仙台市で開催された「第8回アジア未来会議(Asia Future Conference)」において、「ベスト発表賞」を受賞されました。

劉先生、おめでとうございます!

「アジア未来会議」は、アジアの未来について、さまざまな分野の研究者が国境を越えて議論する国際会議です。
今回の会議の全体テーマは「空間と距離――こえる、縮める、つくる」、劉先生がご発表されたセッション分野は「言語、教育と構成」で、発表タイトルは「Language Choice and Language Ideologies in Heritage Language Education among Chinese Families in Japan」でした。

「先生方の背中を見ながら学ばせていただいたことが今回の受賞につながりました」と劉先生。

劉先生、改めて受賞おめでとうございます!
今後ますますのご活躍を期待しています。

第8回アジア未来会議 公式サイト
https://www.aisf.or.jp/AFC/2026/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88/

【総合型選抜試験生の皆様へ 図書館司書課程の名城先生からメッセージが到着! おすすめ本の情報も!】日本文化学科には、国語科教員課程、図書館サービスを担う専門職である司書課程や学校司書のモデルカリキュラムなどが設置されています。これらの専門職...
24/08/2026

【総合型選抜試験生の皆様へ 図書館司書課程の名城先生からメッセージが到着! おすすめ本の情報も!】

日本文化学科には、国語科教員課程、図書館サービスを担う専門職である司書課程や学校司書のモデルカリキュラムなどが設置されています。これらの専門職を目指して入試にエントリーして下さる受験生の皆さんも多いので、担当の先生たちからアドバイスをいただきました。

今回メッセージを寄せて下さったのは、図書館司書課程を担当している名城邦孝先生。
沖縄の大学で司書職を目指す皆さんにとって、具体的なアドバイスがいっぱいです。
エントリー・面接試験が迫っている、総合型選抜試験を受験予定の皆さんはしっかり読んで、ぜひ将来の進路選択の参考にしてみてくださいね。

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◉あなたはなぜ司書になりたいのですか?

入試の面接の際に志望動機を聞いてみると、「図書館が好き、本が好き、だから私は司書になりたい」という人に出会うことがあります。とても素敵な志望動機に聞こえるかもしれませんが、すこし立ち止まって考えてみて下さい。図書館が好き・本が好きなだけならば「利用者」として図書館と付き合っていくこともできるのではないでしょうか? 
志望動機で大学側が語ってほしいことは、
 〇司書としてどのような仕事をしないといけないのか、十分に理解しているか?
 〇司書としてどのような社会貢献ができるのか?
 〇そうした司書の仕事にどのような魅力を感じるのか?
ということです。

つまり、志望動機を深めるためにはまずは、司書という職業の社会的な役割・ミッションを知ることが大切です。地元の沖縄で図書館員として働きたい、という希望をもっている人は、沖縄の社会が抱える様々な課題と司書の役割を結び付けて考えることも大切です。

◉図書館について知識を深めるためには?

オープンキャンパスの会場でときどき「図書館の役割を知るためにはどうすればいいですか?」「司書になるにはどうすればいいですか}という質問を受けることがあります。皆さんの世代であればすぐにグーグルやや生成AIを使って調べると思いますが、ネットに書かれていることが必ず正しいわけではありませんし、ネットで調べられることと沖縄の事情はすこし違っていることもあります。

ヒントは、まさに【図書館の本】の中に無数にあります。
写真に写っている本は、司書を目指す皆さんにぜひ読んでほしい3冊です。

須藤みか『学校図書館新米司書フントー記――がんばる図書館への応援歌』少年写真新聞社、2025
野口武悟・新藤透・千錫烈・長谷川幸代『2050年の図書館を探る――何が変わり・変わらないのか』日外アソシエーツ、2025
日向良和・高倉暁大・福田一史『図書館にゲームを!――図書館の新しい可能性』日外アソシエーツ、2025

図書館をたくさん使って、司書という仕事の理解を深めつつ、これからの時代の新しい司書像についてもイメージしてみてください。

◉面接試験で気を付けてほしいこと!

面接試験で「日本文化学科への志願理由を教えてください」と質問すると、「図書館で働きたい」「図書館のことを勉強したい」と答える人がたくさんいます。
日本文化学科の面接試験では、そう答えた人に対して、次の質問として、「日本文化学科のカリキュラムを通してどんな専門知識を身に付けて、どんな司書になりたいと考えていますか?」と聞くようにしています。
そうすると、とたんに何も答えられなくなってしまう人もいて、もったいないなぁと思います。

司書資格は、沖縄国際大学であば、英米言語文化学科、社会文化学科、法律学科、地域行政学科など、日本文化学科以外の学科でも取得可能です。
図書館では、英語を生かしたコミュニケーションも求められていますし、地域行政の専門知識も図書館員として求められていますので、日本文化学科以外に学びも図書館の実務に役立ちます。

面接では、【司書志望のあなたがなぜ日本文化学科でなければならないなのか?】が問われていると考えてください。

日本文化学科の専門的なカリキュラムのどの部分に興味があるのか、例えば、日本文化学科では文学、言語学、多文化間コミュニケーション、沖縄・琉球文化など多様な分野を学びます。1つに絞る必要はありません。興味関心は幅広い方がよいとも言えます。
そうした多様かつ専門的な学びが司書になる上でどう役立つと考えているのか、自分の言葉でしっかり説明できるようになりましょう。

図書館には、公共図書館、学校図書館、大学図書館、専門図書館など、さまざまな「館種」がありますので、どのような図書館で、日本文化学科で学んだことを生かしたいのか、を説明できると志望動機はなお具体的になります。

図書館司書を目指す皆様のエントリー、お待ちしています!

【国語科教職課程で「9月教育実習生激励会」が開催されました】 日本文化学科には中学校・高等学校の国語科教員免許状を取得できる資格課程が設置されており、これまでたくさんの国語科教員を学校現場に送り出しています。3年次で教職運営委員として活躍す...
20/08/2026

【国語科教職課程で「9月教育実習生激励会」が開催されました】

 日本文化学科には中学校・高等学校の国語科教員免許状を取得できる資格課程が設置されており、これまでたくさんの国語科教員を学校現場に送り出しています。3年次で教職運営委員として活躍するKさんから取り組みの報告がありましたので、紹介します。
 日文の教職課程では、学生が主体となって企画・運営、会場設営を行う教職課程恒例行事があります。主に2年次が委員となり、「国語科教師になるための勉強の場」として様々な行事を企画し、当日資料の印刷をはじめとする運営を行っています。今年は台風のため延期になっていた9月教育実習生激励会が、2026年8月4日に開催されました。実習を控えている学生から、「生徒との信頼関係を築き、楽しい授業だと思ってもらえるような工夫をしたい。」「学生という立場であるが、1人の教員としての自覚と責任を大切に考えていきたい。」「学校現場に求められる教師像と自分自身の求めている教師像とを照らし合わせながら実習に臨みたい。」など、実習への期待と意気込みが語られました。

 後半には、教職課程1、2年次を交えた交流会があり、3、4年次に対して様々な質問が寄せられました。1年次からは「教職課程を受講するにあたって、4年間の適切な履修計画について」、2年次からは「教職課程科目の国語科教育法の内容と班発表の助言について」など、普段なかなか聞くことのできない疑問について、3、4年次は真摯に応えていました。

 最後に、教職課程担当の田場裕規先生、桃原千英子先生、上江洲朝男先生より、「忙中有閑、教師の仕事は多忙であるがその中でも生徒を見る目と心、時間を大切にしてほしい。」「学ばせていただく立場・教える立場の二つの立場にあることを自覚し、真摯に取り組んでほしい。」「素直さと謙虚さを備えることが大事。それは普段の心構えとして意識してほしい。」といった励ましの言葉がありました。閉会の挨拶として、運営委員長の3年次のCから、「本学を代表する意識を持ち、責任感を持って実習に向かってほしい。次回行事の反省会での報告を心待ちにしている。」といった言葉がありました。
 各実習校におかれましては、今年も日本文化学科の学生がお世話になります。よろしくお願いいたします。

【沖縄国際大学図書館にて図書館情報学ゼミ有志で「戦後81年」をテーマとする資料展を開催中です!】昨年は「戦後80年」という節目の年として、戦争について考えるさまざまな機会がありました。しかし、戦争と平和をめぐる問題は、節目の年だけに考えれば...
17/08/2026

【沖縄国際大学図書館にて図書館情報学ゼミ有志で「戦後81年」をテーマとする資料展を開催中です!】

昨年は「戦後80年」という節目の年として、戦争について考えるさまざまな機会がありました。

しかし、戦争と平和をめぐる問題は、節目の年だけに考えればよいものではありません。戦争の歴史やその記憶を学び、平和について考え続けることは、私たちがこれからも向き合っていくべき人類的な課題の一つです。

沖縄国際大学では、太平洋戦争や沖縄戦の歴史、そして戦後史について学ぶ機会がたくさんあります。レポートなどで図書館の資料もたくさん活用されていますが、2類の歴史の棚や、沖縄戦の棚の資料を使うことが多いのではないでしょうか。

でも、戦争について考える資料は、歴史の棚だけにあるわけではありません。
図書館のさまざまな分類の棚を見てみると、戦争を多様な視点から考えることのできる資料が見つかります。

たとえば、「戦争と文学」「戦争と障害者」「戦争と衣食住」「戦争とラジオ」「戦争と図書館」「戦争と漫画・アニメ」「戦争と科学」「戦争と女性」「戦争と音楽/芸術」「戦争と映画」「戦争と経済」「戦争と子ども」「戦争と心理」などなど、戦争との関わりをさまざまなテーマから考えることができます。
また、一般の書架から少し離れたところにある新書・文庫コーナーにも、読みやすく、さまざまな視点から戦争を捉えた資料がたくさんあります。

こうした課題意識の下で、日本文化学科の図書館情報学研究室の有志が集まって、「戦後81年 戦争のことを考え続けよう」というてタイトルの下で、沖縄国際大学図書館2Fのフロアをお借りしたテーマ展示を行うことになりました。

ここ5年くらいに出版された、各分野の「○○と戦争」というタイトルが付く資料を中心に集めてみました。
夏休みを使って、歴史や沖縄関係の本だけではなく、文学、科学、音楽、映画、経済、子ども、図書館……と、少し視点を変えて本を探してみてください。
思いがけない一冊との出会いが、戦争について考える新しいきっかけになるかもしれません。

展示期間:2026年8月11日(火)~9月中旬
展示場所:沖縄国際大学図書館2Fフロア
企画:沖縄国際大学日本文化学科 図書館情報学研究室有志

日本文化学科の図書館情報学研究室では、9月中旬から「戦後81年」企画の後編となる展示も企画中です。
夏休みもぜひ図書館をご利用ください。

【夏休みの集中講義がスタート! 東洋の美術史を学んでいます!】大学はただいま夏休み中・・・と言っても全く授業がないわけではなく、夏休み期間中も沖縄国際大学ではさまざまな「集中講義」が開講されています。「集中講義」とは、県外の各分野の専門の先...
17/08/2026

【夏休みの集中講義がスタート! 東洋の美術史を学んでいます!】

大学はただいま夏休み中・・・と言っても全く授業がないわけではなく、夏休み期間中も沖縄国際大学ではさまざまな「集中講義」が開講されています。

「集中講義」とは、県外の各分野の専門の先生方をお招きして、ふだんの時間割とは少し違ったスケジュールで、特定のテーマについて集中的に学ぶことができる貴重な機会となっています。
日本文化学科では、これまで言語や文学、琉球・沖縄文化、多文化間コミュニケーションなど、前期・後期で学ぶ各分野の専門的な授業と関連しつつも、すここし違う視点で専門分野をとらえることができる、魅力的な授業を提供してきました。

8月17日から20日まで実施している「多文化間コミュニケーション特別講義」を担当されるのは、塚本麿充先生。
塚本先生は、東洋文化研究所の東アジア第二研究部門東アジア美術研究室で教授を務めておられ、東アジア絵画史、中国美術の伝来文化史がご専門です。

初日の午後の授業のテーマは「美術史とフィールドワーク」ということで、 東京国立博物館での東洋室研究員としてのご勤務経験をもとに、東洋の美術が日本の博物館や美術館でどのように伝えらているか、または日本・沖縄の美術が海外でどのように伝えられているか、学習されているか、といったお話をしていただきました。

日本文化学科にも、多文化間コミュニケーションコースで中国と日本の比較文化を研究したり、学芸員を目指す学生も所属しています。
4日間の授業でそれぞれの専門性を高められるようにしっかりがんばりましょう!

【受験生へのメッセージ第2弾! 日本語教育に関心がある皆様へのアドバイスが届きました!】日本文化学科には、カリキュラムの中心にある言語学に関わるカリキュラムとして「日本語教育」という分野もあります。日本文化学科で、多文化間コミュニケーション...
17/08/2026

【受験生へのメッセージ第2弾! 日本語教育に関心がある皆様へのアドバイスが届きました!】

日本文化学科には、カリキュラムの中心にある言語学に関わるカリキュラムとして「日本語教育」という分野もあります。
日本文化学科で、多文化間コミュニケーションコースの授業や卒論指導を担当しつつ、留学生を対象とする日本語教育も担当されている奥山貴之生から受験生へ向けてのアドバイスをいただきましたのでこちらのブログでもご紹介します。
具体的なアドバイスがいっぱいなので、総合型選抜試験を受験予定の皆さんはしっかり読んで、面接試験の参考にしてみてくださいね。

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留学生に日本語を教える「日本語教育」という分野に関心を持っている受験生に面接で話を聴いてみると、「日本語のすばらしさを伝えたいです」と話してくれる人がいます。でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。その志望動機の中に、日本語を学ぶ人(「学習者」)の存在が含まれているでしょうか?

日本語教育では、まず学習者の「日本語を学ぶ理由」に注目します。一口に「日本語学習者」といっても、その存在は本当に多様です。日本国内だけでも、外国から両親に連れられてきた子ども、留学生、仕事で来た人など、色々な人がいます。そして、立場によって学ぶ理由は異なります。そうした学習者の「学ぶ理由」をふまえずに日本語の教育を行った場合、どうなるでしょうか。

また、「日本語のすばらしさ」という考え方は日本語教育の分野では特に必要ありません。なぜなら、それはあくまで主観だからです。日本語も他の言語も様々な特徴がありますが、それをどう感じるかはその人次第ですよね。必要なことのは、日本語や他の言語の客観的な特徴と相違点を把握しておくことです。それにより、日本語がどのような言語かをふまえた日本語教育ができるようになります。
日本語教育に興味がある人は、是非、学習者のことを想像しながら、どんな人たちにどんな教育を行いたいか、そして、その社会的な役割などについて考えてみてください。

また、総合型選抜試験の面接などで、日本文化学科(日文)への志望動機を語る際には、「日本語教育を学びたい」だけでなく、そのほかの日文のカリキュラムで学べることが日本語教育で身に付ける知識や技能にどう繋がるかもぜひ考えてみてください。言語学や文学、多文化間コミュニケーション論、沖縄や琉球の文化などの様々な分野と、日本語教育との関わりを面接でしっかり説明できると、「日文の志望動機」としての厚みが出ると思います。
以上のことをふまえて、皆さんの日本語教育に関わる具体的な努力や実績をアピールしてみてください。

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奥山先生が手に持っているのは、日本語教育に関心のある受験生にぜひ読んでほしい本です。
写真の右から左にかけて、日本語教育の入門書から専門書という順番になっているそうです。
学校の図書館や街の図書館でぜひ読んでみてくださいね。

●蛇蔵&海野凪子著『日本人の知らない日本語』メディアファクトリー, 2009
●荒川洋平『日本語という外国語』講談社, 2009
●温又柔『台湾生まれ 日本育ち』白水社, 2018
●山岡政紀 ・西田光一・李奇楠 著『世界の配慮表現』ひつじ書房, 2025

【8月13日は「沖縄国際大学平和の日」―図書館情報学を学ぶ日文3年生が意見文を発表しました】8月13日、沖縄国際大学では、毎年恒例の「平和の日」の集まりが開催されました。「平和の日」とは、2004年8月13日に本学構内で発生した米軍ヘリコプ...
13/08/2026

【8月13日は「沖縄国際大学平和の日」―図書館情報学を学ぶ日文3年生が意見文を発表しました】

8月13日、沖縄国際大学では、毎年恒例の「平和の日」の集まりが開催されました。
「平和の日」とは、2004年8月13日に本学構内で発生した米軍ヘリコプター墜落事故を風化させず、平和について考え、語り継ぐために、毎年8月13日に設けられています。
学生による意見発表も行われ、日本文化学科3年生で図書館情報学ゼミに所属する学生が、学生代表の一人として登壇しました。

発表のテーマは、「学習者の視点から、平和の継承を考える」。

基地の存在を「当たり前の日常」「所与の現実」として受け止めてきた自分自身の経験を出発点に、大学で沖縄戦や沖縄の歴史を学び、さらに図書館の「戦後80年」企画展示などを調べるなかで、沖縄の歴史や基地問題を「自分たちにつながる問題」として捉えるようになった過程を語りました。

そして、SNSや生成AIによって自分の見たい情報に囲まれやすい時代だからこそ、さまざまな資料を通して多様な情報に触れることのできる図書館の役割が重要だと指摘。「知る権利」を保障する図書館は、民主主義を支えるための「最後の砦」であるであるという考えを示しました。

基地の移設という大きな課題については、今年の春ごろから、平和学習との関わりにおいて、教育現場での政治的中立性のあり方についても議論が交わされています。政治的中立性への問いかけは、図書館にある資料やそれを使った展示活動にも広がっていく可能性もあります。中立とはなにか、両方の意見を足して2で割るようなことではなく、公正性にも配慮しながら、多様な考えを知る場としての図書館のはたらきについての言及もあり、図書館情報学を専攻する学生ならではの視点が垣間見られました。

そして、発表の最後には、図書館司書職を目指す学生として、これからも「知ること」「学ぶこと」を通して、多様な人との対話を続けながら、平和の継承と民主主義について考えていきたいという決意が語られました。

学内にいる学生たちはもちろんですが、教職員もその半数が定年退職などで入れ替わり、この事件・問題を知る人もすっかり少なくなったように思います。
当時のことをいまに伝える資料として、2005年に出版された『沖国大がアメリカに占領された日』という本があります。
編者は、日本文化学科で2021年3月まで現代文学・沖縄文学を担当された黒澤亜里子先生(名誉教授)。
平和学はもちろんですが、日本文化学科で学ぶ文学・芸能論という視点からもこの事件・問題を考えることができる一冊となっています。
この機会にぜひお近くの図書館などでご覧ください。

本日の集まりは、図書館情報学を学ぶ学生ならではの視点から、平和と「知ること」の意味を考える機会となりました。
暑い中、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
【沖縄国際大学図書館にて図書館情報学ゼミ有志で「戦後81年」をテーマとする資料展を開催中です!】

住所

宜野湾2-6/1
Ginowan-shi, Okinawa
901-2701

営業時間

月曜日 09:00 - 17:00
火曜日 09:00 - 17:00
水曜日 09:00 - 17:00
木曜日 09:00 - 17:00
金曜日 09:00 - 17:00
土曜日 09:00 - 17:00

電話番号

+81988921111

アラート

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