弘前大学人文社会科学部考古学研究室

弘前大学人文社会科学部考古学研究室 弘前大学日本考古学ゼミナールと北日本考古学研究センターのページになります。

気が付けば新年度を迎えました。本年度は、学振PD1名、修士1名、実習生10名を新たに迎えております。 報告書作成が一段落したこともあり、先週は整理を兼ねて大掃除を行いました。掲載写真は実習室からみた中庭の様子で、桜が満開を迎えています。大雪...
17/04/2026

気が付けば新年度を迎えました。本年度は、学振PD1名、修士1名、実習生10名を新たに迎えております。
 報告書作成が一段落したこともあり、先週は整理を兼ねて大掃除を行いました。掲載写真は実習室からみた中庭の様子で、桜が満開を迎えています。大雪の影響による枝折れが多く見られ心配しておりましたが、勢いよく咲き誇る姿に、あらためて生命の力強さを感じています。

年明け以降、原稿執筆と校正に追われる日々が続いておりましたが、年度末に無事、清水森西遺跡の研究報告書(遺構・遺物編)を刊行することができました。令和4・5年度の調査成果を基に、約3年間にわたる接合作業や実測、撮影などの地道な整理作業を経て、...
17/04/2026

年明け以降、原稿執筆と校正に追われる日々が続いておりましたが、年度末に無事、清水森西遺跡の研究報告書(遺構・遺物編)を刊行することができました。令和4・5年度の調査成果を基に、約3年間にわたる接合作業や実測、撮影などの地道な整理作業を経て、弥生時代中期の土器500点、石器220点を掲載しています。本書の刊行は、作業に携わってくれた学生の皆さんの尽力によるところが大きいものです。ここに記して、心より感謝申し上げます。
 当初は分析・総括編と合わせて1冊にまとめる予定でしたが、遺構・遺物編だけで総ページ数が290頁を超えたため、分析・総括編は別冊として、今年度中に刊行する予定です。今後は学会発表などを通じた意見交換を踏まえ、内容の充実を図ってまいります。
 また、『青森県考古学』の最新号も刊行されました。本号では、七戸町との共同研究の過程で新たに確認された二ツ森貝塚の資料紹介に加え、昭和初期に活動した民間研究者(アマチュア考古学者)の業績について、学史的な観点から評価を試みました。

弘前もようやく雪がだいぶ少なくなってきました。3月23日には卒業式・修了式があり、修士1名、学部生9名がそれぞれ修了・卒業しました。皆さん、おめでとうございます!新天地でのご活躍を楽しみにしています。
27/03/2026

弘前もようやく雪がだいぶ少なくなってきました。
3月23日には卒業式・修了式があり、修士1名、学部生9名がそれぞれ修了・卒業しました。
皆さん、おめでとうございます!新天地でのご活躍を楽しみにしています。

三連休は円筒土器をじっくり見ます。
19/03/2026

三連休は円筒土器をじっくり見ます。

清水森西遺跡の発掘調査報告書の執筆に追われるなか、先週8~10日には夏に調査した大中山3・下添山遺跡の土器接合を行いました。広い教室を借りて土器片全てが並べられるのはこの時期しかないだけに短期決戦です。12日は恒例の卒業研究発表会+αでした...
19/02/2026

清水森西遺跡の発掘調査報告書の執筆に追われるなか、先週8~10日には夏に調査した大中山3・下添山遺跡の土器接合を行いました。広い教室を借りて土器片全てが並べられるのはこの時期しかないだけに短期決戦です。12日は恒例の卒業研究発表会+αでした。4年生9名が研究内容を発表しました。

2025年度日本文化財科学会公開講演会シンポジウム「戦争遺産を未来へ継承する(つなぐ)」開催のお知らせ※どなたでも参加できます(参加無料・申込不要)。 太平洋戦争終戦から80年が過ぎ、戦禍を生き延びた人々は高齢化し、当時を語ることのできる人...
18/02/2026

2025年度日本文化財科学会公開講演会シンポジウム「戦争遺産を未来へ継承する(つなぐ)」開催のお知らせ
※どなたでも参加できます(参加無料・申込不要)。

 太平洋戦争終戦から80年が過ぎ、戦禍を生き延びた人々は高齢化し、当時を語ることのできる人が少なくなっています。そうしたなか、戦跡や戦争関連文化財が、戦争と平和を考えるための重要な媒体として注目されています。本シンポジウムでは、文化財科学による保存・活用の最前線を共有し、市民・行政・研究者が協働して戦争遺産を未来へ継承する意義を考えます。
 また、シンポジウム当日は、奈良教育大学構内に残る戦跡を巡るエクスカーションも実施します。奈良教育大学学内に今なお残る戦争遺構を実際に見学しながら、戦争の痕跡を身近に体感し、保存と継承の課題について理解を深める機会とします。

日 程:令和8年2月22日(日)13時30分〜17時00分
主 催:日本文化財科学会
共 催:奈良教育大学
会 場:奈良教育大学講義棟講義室101
開催方式:対面のみ

プログラム
受付・開場 12:00
13:00-13:05 開会あいさつ 今津節生(日本文化財科学会・会長)
13:05-13:10 趣旨解説 上條信彦(日本文化財科学会・行事企画担当理事)
13:10-14:00 基調講演「原爆の記憶を伝える」
高妻 洋成 氏(独立行政法人国立文化財機構文化財防災センター・センター長)

14:00-14:50 基調講演「戦跡考古学の取り組み」
當眞 嗣一 氏(沖縄県立博物館・元館長)

14:50-15:00 休憩
15:00-15:30「戦争資料を伝える」
野崎 貴博 氏(岡山大学文明動態学研究所・助教)

15:30-16:00「戦争遺産の地域保存と展示」
河﨑 衣美 氏(奈良県立橿原考古学研究所・主任研究員)
松井 敏也 氏(筑波大学・教授)

16:00-16:10 休憩
16:10-16:40 パネルディスカッション「戦争の記憶を伝える―文化財科学の視点から」
16:40-16:45 閉会あいさつ 日髙真吾(日本文化財科学会・行事企画担当幹事)

エクスカーション 令和8年2月22日(日)10時30分〜12時00分
受付 10:00
10:30-12:00:奈良教育大学構内の戦跡を巡るツアー
協力:奈良教育大学戦争遺構保存会

平出博物館土曜サロン(3回目)で講演いたします。 センターでこれまで取り組んできた、縄文時代亀ヶ岡文化の漆工芸研究を中心に講演いたします。なお、平出博物館については、学生時代に女夫山ノ神遺跡や剣ノ宮遺跡などにおいて、樋口昇一先生のご指導のも...
18/12/2025

平出博物館土曜サロン(3回目)で講演いたします。
 センターでこれまで取り組んできた、縄文時代亀ヶ岡文化の漆工芸研究を中心に講演いたします。なお、平出博物館については、学生時代に女夫山ノ神遺跡や剣ノ宮遺跡などにおいて、樋口昇一先生のご指導のもと、初めて報告書を執筆させていただきました。最近では、古代の布研究や炭化米研究、先日の釣手土器の発掘まで大変お世話になっております。

​第3回「縄文時代の漆工芸技術」
日時 令和8年1月17日(土曜日) 午後1時30分~3時
場所 平出博物館 学習室
申し込み方法
平出博物館(0263-52-1022)へ電話又は、下記アドレスにあるのQRコードもしくはURLからお申し込みください。

https://hiraide.shiojiri.com/info-cat/post-914/

08/12/2025

昨日夜の地震について、弘前も長い揺れがありましたが、北日本考古学研究センター・成田コレクション展示室・書庫の被害はありませんでした。取り急ぎ報告いたします。

考古学ジャーナル 2025年12月号(2025.11.20刊行、北隆館)に青森県考古学会の活動を紹介させていただきました。
23/11/2025

考古学ジャーナル 2025年12月号(2025.11.20刊行、北隆館)に青森県考古学会の活動を紹介させていただきました。

函館平野現地調査その後 発掘調査は、報告書を刊行するまでが「調査」です。約2週間の現地調査を終えると、秋からはいよいよ資料整理が始まります。洗浄を終えた資料には注記を施し、ジェットマーカーで遺物1点ごとに出土地点などの情報を書き込んでいきま...
23/11/2025

函館平野現地調査その後
 発掘調査は、報告書を刊行するまでが「調査」です。約2週間の現地調査を終えると、秋からはいよいよ資料整理が始まります。洗浄を終えた資料には注記を施し、ジェットマーカーで遺物1点ごとに出土地点などの情報を書き込んでいきます。
 私の研究では、出土種子や動物骨といった微細試料の回収に力を入れています。採取した土壌は水に入れ、浮遊物を回収するフローテーション法と、沈降物を回収するセパレーション法を用いてフルイ分けを行い、微細な動植物遺存体を採取します。
 写真は、こうした方法で採取されたニシン科やサケ科とみられる細かな椎骨です。貝塚でなくても保存条件が良ければこのような資料は見つかるため、当時の食料事情を考える上で非常に重要な試料となります。
 先週には積雪が、、気が付けば、冬です。

11月15日(土)には、令和7年度青森県考古学会秋季大会「~尖底土器の世界~ 青森県の縄文時代早期を探る」が是川縄文館で開催されました。本大会は、是川縄文館で開催中の企画展に合わせて、八戸市教育委員会との共催で実施したものです。当日は、白浜...
23/11/2025

11月15日(土)には、令和7年度青森県考古学会秋季大会「~尖底土器の世界~ 青森県の縄文時代早期を探る」が是川縄文館で開催されました。本大会は、是川縄文館で開催中の企画展に合わせて、八戸市教育委員会との共催で実施したものです。
当日は、白浜~吹切沢の土器編年、漁労活動や集落の変化にみられる八戸および上北以北地域の特色、さらに十和田火山由来テフラとの関連について、活発な議論が行われました。
2日目にはエクスカーションとして、是川遺跡の史跡整備状況を見学し、現在整理作業が進められている松ヶ崎・是川一王寺遺跡の出土資料も閲覧しながら情報交換を行いました。是川縄文館の方々をはじめ関係者の皆様、ありがとうございました。
なお、企画展は明日24日まで開催されています。

住所

Hirosaki-shi, Aomori
036-8560

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