06/10/2026
【編集者:橋本准教授】
里海フィールド演習豊潮丸航海実習を実施しました。
中国・四国地区大学間連携フィールド演習・里海フィールド演習を実施しました。
この演習は、瀬戸内海の海洋生物と環境の相互作用およびそれらと人間生活との関係についての基礎的知識を総合的に学び,体験することを目的として、中四国の国公立大学の農学系学部の学生を対象に実施しています。今年度は中四国地区の国公立大学5校(岡山、山口、島根、愛媛、鳥取)から16名の学生が参加しました。そのうち3名は留学生でした(ミヤンマー、韓国、中国、3名とも岡山大学から参加)。
2026年8月31日(月) 13:00に練習船呉基地に出港し、音戸の瀬戸を通過後、遭難訓練、海洋環境に関する講義を行い、安芸灘大橋を通過後に大崎上島西海域の観測点で約40分間の海洋観測実習を実施しました。私(橋本),豊潮丸船員の指導のもと,CTDによる水温・塩分の鉛直分布の測定、バンドン採水器による底層水の採取、透明度の測定、海底泥の採取・観察などを行いました。また、操舵室(ブリッジ)の見学なども行いました。
17:00ごろ竹原市明神岸壁に着岸し、参加者は下船しました。参加者は9月2日まで竹原ステーションの教員・TAの指導のもと、干潟調査による生物採集、採集生物の同定などを行う予定です。
わずか半日の航海実習でありましたが、基本的な海洋観測実習を行うことができ、有意義な実習となりました。また、音戸の瀬戸など瀬戸内海の景色を船上から見学することができ、参加者には貴重な体験になりました。今回の参加者の大学では海洋に関する実習をほとんど実施していないことから、初めて練習船に乗る学生がほとんでした。これを機に海洋環境に関して興味をもってもらえることを期待します。
強い日差しなかでの実習となりましたが、できるだけ室内で待機するなど熱中症に注意しながら実習を実施しました。
実施責任者 橋本俊也