13/04/2026
【論文出版】WHOのヘルスプロモーティングスクール実施状況調査票の日本語版を開発、174校・1,295名で信頼性・妥当性を初めて確認:尺度開発研究(特任准教授 喜屋武)尺度開発研究(特任准教授 喜屋武)
京都大学成長戦略本部 Beyond2050 社会的共通資本研究部門の喜屋武 享 特任准教授(兼:琉球大学医学部保健学科 准教授、医学研究科社会疫学分野 連携教員)、関西福祉大学教職センターの升川 清則 教授、名桜大学大学院スポーツ健康科学研究科の高倉 実 教授(琉球大学名誉教授)の研究グループが Scientific Reports から論文を出版しました。 本論文では、WHO が提唱する「ヘルスプロモーティングスクール(HPS)」の実施状況を評価する日本語版調査票を開発し、2023年に国内の県立高等学校および県立特別支援学校174校の教職員1,295名を対象とした調査を実施して、その信頼性と妥当性を検証しました。統計解析の結果、①実施量、②ステークホルダーの参画度、③実施の質、④組織的統合度の4要素が「実施忠実度」を構成し、⑤独自性・⑥適応的調整を加えた計7つの側面から学校の健康づくりを評価する構造が確認されました。また、保健主事の「健康の社会的決定要因に関するヘルスリテラシー」が高い学校ほど、ヘルスプロモーション活動の質・組織的統合度・適応的運用が優れていることが示されました。日本においてHPS実施状況の妥当性が検証された評価ツールはこれまでありませんでした。本調査票は学校における健康づくりの現状を可視化し、政策立案や教育現場での改善に活用できる基盤ツールとなることが期待されます。 掲載誌: Scientific Reports(Springer Nature) 掲載日: 2026年4月5日 📄 本文はこちらです: プレスリリースはこちらです:
京都大学成長戦略本部 Beyond2050 社会的共通資本研究部門の喜屋武 享 特任准教授(兼:琉球大学医学部…