27/04/2026
<2025年度派遣学生による留学レポート(スイス編)>
修士学位取得を目指してチューリッヒ大学に留学中の私法学専攻学生より、第6回レポートが届きました。
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こんにちは。チューリッヒでは、厳しかった冬も少しずつ和らぎ始めてきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?こちらは、修士論文に向き合いながらも、多くの人と再会する充実した2月を過ごしていました。
今回のレポートでは、修士論文の指導教員の見つけ方、そして2月に会った人との繋がりについてご報告いたします。
2月は修士論文に取り組み始めた月でした。修士論文は、日本と同様に指導教員のもとで執筆する点は共通していますが、その「指導教員の見つけ方」は大きく異なります。スイスには二つの方法があります。一つ目は、「セミナー」に参加して論文を書く方法です。11月頃にセミナーの一覧が公開され、各教授とそのテーマが掲載されます。その中から興味のある分野を選び、該当するセミナーに参加することで、その教授の指導のもとで論文を書くことができます。ただし、教授によってはドイツ語のみで行われる場合もあるため、その確認は必要です。二つ目は、自分で指導教員を探す方法です。セミナーの中に希望するテーマが見つからない場合は、この方法を取ることになります。私自身はこの方法を選びました。指導教員探しは、感覚的には就職活動に近いものがあります。まず、自分の研究計画書を作成し、それを指導をお願いしたい教授にメールで送ります。多くの場合、最初の返信はアシスタントの方から届き、その後面談の機会が設けられます。面談の中で、研究内容や進め方について相談し、「このテーマであれば指導可能」と判断されれば、最終的に合意書にサインをして指導教員が正式に決定します。私の場合は、国際私法の分野で論文を書きたいと考えており、以前授業でゲストスピーカーとして来られていた教授に連絡を取りました。その結果、ご快諾いただき、その教授の指導のもとで論文を執筆することとなりました。友人の中には、複数の教授に連絡を取ったものの断られ、最終的に4人目でようやく合意に至ったというケースもあり、必ずしもスムーズに決まるとは限りません。
一般的には、自分で指導教員を探す場合は、セミナーに比べてサポートが少ないとも言われています。しかし、私の指導教員は非常に手厚くサポートしてくださいました。私は早期卒業の関係でゼミ論文の経験もなく、さらに英語で論文を書くことにも不安がありました。その点を正直に伝えたところ、「毎週この時間に来てもいいし、困ったらいつでもオフィスに来なさい」と言っていただき、継続的にフォローしていただきました。
次は、私ごとですが、2月は多くの人と再会する機会にも恵まれていました。
まず、日本から友人がチューリッヒまで来てくれました。遠く離れた地まで来てくれたことが本当に嬉しくて、改めて人との繋がりの大切さを感じました。また、彼らは4月から社会人ということもあり、学生として会えるのはこれが最後でした。そのような節目のタイミングでチューリッヒで再会できたことはとても特別な経験だと思います。
さらに、2月末にはアメリカのミシガンにいる友人たちから「ダブリンに行くから来ないか?」とお誘いを受けて、急遽アイルランドに行くこととなりました。滞在許可証をもらってからは空港での出国手続きをスイス人/スイスのIDを持っている人のレーンでしてもらえるのですごくスムーズに、長い列に並ぶこともなく終えることができました。4泊5日の短い旅でしたが、多くの友人と再会することができ、とても充実した時間を過ごしました。
2月は、修士論文の指導教員を探しながらも、友人との時間も多く持てた一ヶ月となりました。研究に集中する時間と、友人と楽しむ時間というメリハリのある生活をできたと思います。
以上で、今月のレポートを締めくくらせていただきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
SC
#チューリッヒ大学 #同志社大学