岐阜県立森林文化アカデミー

岐阜県立森林文化アカデミー 森林や木材に関わるさまざまな分野で活躍する人材を育成することを目指して設立された、2 年制の専修学校です。

岐阜県立森林文化アカデミーは、森林や木材に関わるさまざまな分野で活躍する人材を育成することを目指して設立された、2 年制の専門学校です。「森と木のエンジニア科」は、高校卒業程度の方を対象とし、林業や木材加工の現場で働く技術者を育成します。「森と木のクリエーター科」は、22歳以上を対象とし、林業、森林環境教育、木工、木造建築などの分野で指導的な役割を担う専門家を育成します。その他、県民のみなさんに楽しい学びを提供するオープンカレッジや、専門技術者の方を対象に最新の知見や技術を提供する専門技術者研修など、幅広い活動を行っています。

最先進地、海士町で学ぶ「教育のまちづくり」(隠岐島前スタディツアーレポート第1回目)(森林文化アカデミーブログ260330からの抜粋)ーーーー<2025.6.14〜6.17> クリエーター科・森林環境教育専攻2年の授業「教育のまちづくり」の...
28/04/2026

最先進地、海士町で学ぶ「教育のまちづくり」(隠岐島前スタディツアーレポート第1回目)
(森林文化アカデミーブログ260330からの抜粋)

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<2025.6.14〜6.17> クリエーター科・森林環境教育専攻2年の授業「教育のまちづくり」の授業で、島根県隠岐諸島の島前地域を訪れました。

今回訪れたのは、地方創生の”一丁目一番地”として全国に知られる海士町。地域産業づくり、そして教育を軸にしたまちづくりの最前線では、何が起きているのか?その熱量に触れる4日間が幕を開けました。

スタディツアーには、岐阜県で教育事業をてがける(一社)ココラボ代表の伊藤大貴(いとう・まさき)氏が外部講師として同行。

さらに今回は、「コミュニティ・コミュニケーション」の授業と合同開催。同じく外部講師をお願いしている岐阜大学の板倉憲政(いたくら・のりまさ)准教授も同行してくださいました。

豪華講師陣に加え、ココラボの理事の河田さん、板倉先生のゼミ生である岐阜大の森本さん、さらにはアカデミーエンジニア科卒業生で現在は美濃市地域おこし協力隊の久野さんなど、多彩なメンバーでのスタディツアーとなりました。多様な人々といっしょに訪れることで多角的な視点が生まれ、学びが深まります。

岐阜から海士町まで、ほぼ丸1日。4日間のスタディツアーのうち2日間はほぼ移動となりますが、その時間は参加者同士で見聞きしたことを共有し、深め合う、大切な「学び合いの時間」になりました。

私たちは何を体験し、何を学んだのか・・・内容がとても濃く、全てを伝えるのは不可能ですが、海士町で見た「未来をつくるヒント」・・・そのほんの一部を3回に分けてお届けします。

<海士町・1日目(6/15)>

島前(どうぜん)は、海士町がある中ノ島、西ノ島、知夫里島の3つの島からなります。岐阜を出発して2日目の朝、島と島を結ぶ船に乗り込み、宿泊した西ノ島から海士町へと向かいます。

船は、島の人たちにとっては日常の交通手段です。しかし私たちにとっては”船で島に通う”というのは、特別な感覚でした。
島々に囲まれた穏やかな内海を渡りながら、少しずつ近づいてくる海士町の港。地方創生の先進地として全国的に知られるこの町に、いよいよ足を踏み入れます。

人とまちが交わる学びの拠点
最初に訪れたのは、「隠岐國学習センター」。ここを運営する(一財)島前ふるさと魅力化財団、その教育魅力化事業部リーダーである原 周右(はら・しゅうすけ)さんに案内していただきました。

ここは県立の隠岐島前高校の生徒を中心に、地域の子どもたちが集う場所です。「公営塾」という機能で知られますが、実際はさまざまな用途で使われる社会教育施設です。

建物の入り口につながる「通り土間」は”外”の扱いで、24時間開放!施設が機能を通して地域に溶け込む動線がデザインされていました。小学生もよくたむろするそう。

民家をリノベーションした建物は、木の温もりを感じる落ち着いた空間です。初代センター長の「未来を創る若者が学ぶ空間は、歴史を感じられる空間であるべき」というコンセプトに基づき、長年大切に使われてきた木造住宅の落ち着く雰囲気を残しています。

その一方、奥に進むと、情報が張り出されたボードや、遠隔授業ができるシステムなど、利用者を刺激するものがたくさんあります。

なんと、夜は22時まで利用できるとのこと。軽食がつくれるキッチンスペースもあり、自律的に学ぶこどもや若者の「居場所」となっていました。夜遅くまで勉強する高校生のために、内航船が増発されたというお話も聞きました。まさに島ぐるみ、地域ぐるみで「教育魅力化」を推進しています。

教育コーディネーターは謝るのが仕事?
魅力が詰まった「隠岐國学習センター」で、原さんから島前地域の取り組みについてお話を伺います。

原さんは大阪府出身。滋賀で地域おこし協力隊として活動しているときに、初めて島に訪れました。その後も島にゆるゆると関わる中で、現在のプロジェクトリーダーに口説かれ、2022年に移住されたそうです。

この経緯を、原さんは「僕は”セルフ島流し”になった」と表現します。
海士町のある中ノ島は、後鳥羽上皇や後醍醐天皇が「島流し」になった地として知られます。
現代の海士町は、欲しい人材を島に呼んでは口説いて移り住まわせる”人さらいの島”だと、原さんは紹介しました。

続いて、財団の様々な取り組みを伺います。その中には・・・

・増えた高校生の住居(寮)を増やすために、町が交流施設として建設し、高校に貸し出す運営スタイル。
・NTTと共同開発した遠隔授業システムの実証
・小・中・高の教職員が連携する会議の設置や。高校生が小中学校へ出向くなど「島まるごと学校」の取り組み

などなど、びっくりキーワードが連発していました。

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<続きは森林文化アカデミーHPの「活動報告」でご覧ください>

リョウブの移植(自力建設2025「紡木人」)(森林文化アカデミーブログ260318からの抜粋)ーーーーこんにちは。今回は紡木人外構計画の一つ、リョウブの移植についてです。25年7月に根回しを行い、約半年間移植に向け発根を促した後、26年2月...
24/04/2026

リョウブの移植(自力建設2025「紡木人」)
(森林文化アカデミーブログ260318からの抜粋)

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こんにちは。今回は紡木人外構計画の一つ、リョウブの移植についてです。25年7月に根回しを行い、約半年間移植に向け発根を促した後、26年2月に移植を実施しました。今回も根回しの際にお世話になった庭師で樹木医でもある環境教育Cr2年生のウエポン監修の元、作業を進めました。まずは、根回しの時に掘った場所を目安に根鉢を作り込んでいきます。今回は直径約1m、深さ40cm程の根鉢になります。交代しながら黙々と掘り進めます。

掘りながら根鉢の様子も確認します。根回しをした甲斐があり、根鉢からは沢山の細根を見つけることができました。ただ、残念なことに環状剥皮をした根からは発根が見つかりませんでした。生き物相手なので上手くいかないこともあります。

続いて、根鉢の形が決まったところで“根巻き”をしていきます。根巻きとは根鉢の根や土を保護するために麻布などで根鉢を包み込み作業をいいます。根鉢を包みながら木槌で根鉢を叩き、麻布の締まりを良くします。そして、麻縄で四つ掛けという方法で根鉢を縛ります。縄をかけ終わった所で根鉢の底をスコップで欠き土と根鉢を分断させ完成です。

そして次は植栽予定地への運搬です。運搬距離にして約25m、根鉢を含めた木の重量は恐らく300kgぐらいでした。まずは一輪車での運搬ができるように敷地のGLに根鉢を上げます。人力で持ち上げることは難しい為、根鉢を片側に傾け、反対の根鉢底に隙間を作り、そこに土を入れ地盤を上げるという作業を片側ずつ交互に行い、徐々に根鉢の地盤レベルをGLに近づけていきます。

後は植栽位置までひたすら人力で押し進めていきます。

無事、植栽位置まで運搬が完了しました。そして最後の埋め戻しの作業です。林業専攻の1年生も加わり最終作業を進めます。埋め戻し後のリョウブの立ちをウエポンと何度もチェクし、根鉢を埋め戻し位置に移動させます。埋め戻しの際には“土極め”とい作業を行いました。土極めとは根鉢と埋め戻しの土がしっかりと密着するように突き棒で土を押し固めていく作業になります。ちなみに、根鉢の栄養を考え埋め戻しの土にはバークを2袋加えた土を使用しました。

また、根鉢を作った際に何箇所か枝が折れてしまったので、そこから菌が入らないように殺菌作用のある墨汁を丁寧に塗ります。樹皮を乾燥から保護し、直射日光をできる限り遮る様に“幹巻き”という作業も行いました。

無事、埋め戻しも終わり移植完了です。移植後の様子を日々確認しながら、水やりも適宜行います。春がとても楽しみです。ぜひ紡木人を訪れた際にはリョウブもご覧ください。

木造建築専攻1年  古池 康彰

愛とirony(アイロニー)に溢れた3日間「プロジェクトアドベンチャー(PA)体験」(森林文化アカデミーブログ260309からの抜粋)ーーーー1971年にアメリカで生まれた冒険教育をベースとした体験型学習プログラムである「プロジェクト・アド...
21/04/2026

愛とirony(アイロニー)に溢れた3日間「プロジェクトアドベンチャー(PA)体験」
(森林文化アカデミーブログ260309からの抜粋)

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1971年にアメリカで生まれた冒険教育をベースとした体験型学習プログラムである「プロジェクト・アドベンチャー(PA)」を、毎年お世話になっているファシリテーターの菱川慎司さんを講師にお迎えして、中伊豆のワイナリーヒルズの中にあるPAコース(かつては岐阜県本巣市にあったのですが残念ながら閉鎖。今は中伊豆が最寄りのコースなんです)を舞台に体験してきました。

心を揺さぶられる3日間、その実習を体験した1年生、元保育士のじゅんちゃんこと鷲見純子さんが当日の様子を綴ってくれたので以下に紹介しますね。いや〜それにしてもアカデミーの授業はメチャクチャ濃いなぁと改めて感じた3日間でした。(ここまで なんちゃって先生 萩原ナバ裕作)

****(ここからジュンちゃんこと鷲見純子さんの報告)*****

「愛とirony(アイロニー)に溢れた3日間:プロジェクトアドベンチャー(PA)」

2/24.25.26 中伊豆にて行われた「プロジェクトアドベンチャー(以下PA)」の授業を受講しました。

講師: 菱川慎司さんを筆頭に、オブザーバーのさわちゃん、専攻教員4名(奇跡の全員集合!)、2年生3名、1年生5名、科目履修生2名(美濃加茂市の保育士さん)の 総勢16名でスタートした今回のPA。 例年の報告には「楽しかった」「学びになった」と前向きな言葉が並び、先輩からも「絶対ためになるよ」と背中を押されていました。……ですが、正直に告白します。私は本当に行きたくありませんでした。 「行かなきゃいけない」という重い足取りで始まった3日間。そこから、仲間と私の心がどう変化していったのか。ありのままにご報告します。長文になりますが、どうか読んでみてください。

■ 1日目:涙と、向き合う覚悟

【チェックイン】 まずは今の気持ちを仲間に伝える時間。1時間ほどかけて、楽しみな人、憂鬱な人、それぞれが思いを言葉にしました。私は、意味もなく、ただただ涙が止まりませんでした。

【ジャイアントスウィング】 地上8mの高さからハーネス一つで飛び出し、空中を舞うプログラム。フィールドに着くなり、講師の慎司さんから一言。 「ごちゃごちゃ言ってないで、飛べ!」 ここから私たちの学びがスタートしました。恐怖と向き合い、自分の一歩を選ぶ経験。自分と仲間を信じる大切さを学びました。しかし、まだ私の心は動きませんでした。

【フィーリングドローイング】 今の感情を絵で表現するプログラム。 跳び終えての感情を絵にすると、言葉よりも正直に心の状態が映し出されました。「安心(コンフォート)」「少しドキドキ(ストレッチ)」「怖すぎる(パニック)」……。同じ場所にいても感じ方は一人ひとり違う。絵を通して仲間の内面を少し理解できた気がしました。

■ 2日目:愛とirony(アイロニー)の集団

【グループイニシアチブ】 室内での集団ゲーム遊びのプログラム。 最後に行った椅子取り鬼ごっこでは、作戦を立てるそばから体が勝手に動いてしまい、なかなか続きません。それを見ていた、PAの講師修行として参加していたさわちゃんが、客観的で鋭い一言を放ちました。 「みんなワーワー言ってるけど、作戦が全然成り立ってない。まとまらないんだよな(笑)」 確かに、今年のチームは自己主張強めのマイペース集団。でも、どこかで「愛」を求めている。そんな私たちを見て、さわちゃんが名言を残してくれました。 「愛とirony(皮肉)の集団」 この言葉をきっかけに、私たちは加速しながら変わり始めました。

【ラインアップ】 丸太の上で誕生日順に並び替えるプログラム。 作戦もペースもバラバラ。相手を思ってこその皮肉が飛び交います。でも、必要な時は全力で助け合い、笑い合っていました。紆余曲折しながら、プログラム達成後、この日、30歳を迎えたレオくんを、みんなで30回胴上げし、30回ハグをする。自分たちのやりたいこと、感じたことをその場で作り上げていく時、心から笑えました。

【他己紹介】 ペアになって相手にインタビューを行い、全体に紹介するプログラム。 今まで関わりの薄かった人とペアを組みましたが、いつもなら絶対に言わないようなことも、なぜかペラペラとおしゃべりになってしまう不思議な時間でした。全然うまくはできなかったけれど、すっきりした気分で仲間を知ることができた、とても嬉しいひとときでした。

<続きは森林文化アカデミーHPの「活動報告」でご覧ください>

morinosでグリーンウッドワーク指導者養成講座2026の募集を開始しています。2006年から森林文化アカデミーで普及活動を始めて20年。たくさんの人がグリーンウッドワークを楽しむようになり、指導者を目指す人も増えました。この講座の修了生...
19/04/2026

morinosでグリーンウッドワーク指導者養成講座2026の募集を開始しています。

2006年から森林文化アカデミーで普及活動を始めて20年。たくさんの人がグリーンウッドワークを楽しむようになり、指導者を目指す人も増えました。この講座の修了生たちによって全国各地でコミュニティが生まれ、イベントが行われています。

普通の講座と違うのは、指導者を目指していただくための情報を詰め込んでいること。グリーンウッドワークの技術習得に加え、講座の企画方法や保険加入などの解説、修了生とのオンライン交流会など、熱量の高い11日間となっています。

毎年4〜5倍の倍率で、北は北海道、南は台湾からの参加者もありました。お申込み期限は5月31日まで。先着順ではなく、お申込時に受講の動機や、受講後にグリーンウッドワークを生かしてどんな活動をしたいかを書いていただき、指導者養成講座の事務局で選考させていただきます。

詳しくはリンクから。お待ちしています。
https://morinos.net/events/16635/

卒業祝い伐木選手権開催!(森林文化アカデミーブログ260319からの抜粋)ーーーー昨年開催された伐木選手権in鳥取で日本代表になった選手たちが、スロベニアでのWLC世界伐木選手権に参加する中、アカデミーではこの春アカデミーを卒業する卒業生や...
17/04/2026

卒業祝い伐木選手権開催!
(森林文化アカデミーブログ260319からの抜粋)

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昨年開催された伐木選手権in鳥取で日本代表になった選手たちが、スロベニアでのWLC世界伐木選手権に参加する中、アカデミーではこの春アカデミーを卒業する卒業生やアカデミーOBたち、在校生が集まり、アカデミー卒業祝いカップが開催されました。JLC、WLCと同じく、ソーチェン着脱、合わせ切り競技、接地輪切り競技、枝払い競技の全5競技で競いました。

JLCに出れなかった選手、出たけど悔しい思いをして選手、いろいろなことがありましたが、大会や練習の中でいろいろな経験を積んで大いに上達しました。

これから卒業して、競技を続ける人もお休みする人もいると思いますが、安全第一で頑張って欲しいと思います。そして卒業生からバトンを渡された在校生は引き続き頑張って練習しましょう!

ちなみに…WLCスロベニア大会の方は、レディース部門で武藤選手がなんと日本人初の金メダルを獲得です!なんどもアカデミーに練習に来てくれました。本当におめでとうございます!!

林業専攻 杉本

名古屋でイベントを行います。アカデミーの授業(森林環境教育専攻)の紹介と、岐阜県で教育に関わる方々と、「教育」「まちづくり」を語り合います。アカデミーに興味がある、という方もぜひ遊びに来てください!お申込みは(株)オカムラさんが運営する「W...
15/04/2026

名古屋でイベントを行います。アカデミーの授業(森林環境教育専攻)の紹介と、岐阜県で教育に関わる方々と、「教育」「まちづくり」を語り合います。
アカデミーに興味がある、という方もぜひ遊びに来てください!
お申込みは(株)オカムラさんが運営する「WORK MILL」のHPから。
森林文化アカデミーのトップページ「近日開催のイベント」からもリンクしています。(申込締切は 5月7日(木)17:00まで 先着順)

【日時】2026年5月8日(金) 18:00~19:30
【場所】Open Innovation Biotope “Cue”
 (名古屋駅前 大名古屋ビルヂング14階)
【参加費】無料

主な内容(予定):
・「教育のまちづくり」とは?(森林文化アカデミー 小林謙一)
・参加したメンバーの学びとは?(アカデミーOG 久野春奈さん)
・未来について、語り合おう
(小林、久野さん、(一社)ココラボ 伊藤大貴さん、(株)オカムラ 河田佳美さん)

「コミュニケーション・ワーク」を体験して(森林文化アカデミーブログ260312からの抜粋)ーーーー森と人をつなぐスキルを身につけに全国から学生が集まる森林文化アカデミー。林業、木造建築、木工、環境教育と学ぶ分野も卒業後の分野も様々ですが、ど...
14/04/2026

「コミュニケーション・ワーク」を体験して
(森林文化アカデミーブログ260312からの抜粋)

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森と人をつなぐスキルを身につけに全国から学生が集まる森林文化アカデミー。
林業、木造建築、木工、環境教育と学ぶ分野も卒業後の分野も様々ですが、どんな現場にいても
どこで活動していても、全てにおいて共通する課題が「コミュニケーション」です。

テクノロジーがどれだけ発展しても、人間はひとりで生きていけません。
私たちは「応答」や「関わり合い」の中で生きているのです。
そしてこれからの時代、ますます血の通ったコミュニケーションが必要になってくるでしょう。

アカデミーでは、そんなコミュニケーションの重要性を体感的に学ぶための実習を、なんと
開学当初から実施し続けています。エンジニア科とクリエーター科が共に過ごす2日間の授業の
様子を、将来森のようちえんを立ち上げたい!という夢のをかなえるために公立保育園を辞めて
アカデミーに入学した「ゆい」こと三木悠維さんが報告してくれました。

(ここまで なんちゃって先生 萩原 ナバ 裕作)

******(ここから三木さんの報告です)*******

「コミュニケーションワークを体験して」

 2月8.9日で、徳島県にある自然スクールトエックの代表である伊勢達郎さんに講師として
お越しいただき、コミュニケーションワークの授業をクリエイター科 環境教育専攻の1年生
と、エンジニア科の1年生と共に、2日間受講しました。

私は、はじめはどんな授業なのか想像もつきませんでした。
伊勢達郎さんの穏やかな話し方や、距離が少しずつ縮まっていくワークのおかげで、中々
対面で話せていなかった環境教育の同期や、キャンプの授業でしか関わったことがないエン
ジニア科の子たちといつの間にか沢山コミュニケーションが取れるようになり、心の距離が
縮まったように感じました。

そんなコミュニケーションワークの授業で、私が印象に残ったワークをご紹介します。

1日目
エンジニア科23名。クリエイター科の環境教育専攻6名。で一つの輪になり、呼ばれたい名前
と今の気持ちを話しました。
この時はまだ、みんなから注目を集め、自分の気持ちを話す時間が、緊張する感覚もありま
した。
 
その後「何でもバスケット」というゲームを行いました。
久しぶりに小学生の頃にやっていたゲームを本気でやり、体を動かし、沢山笑い、このゲーム
のおかげで気持ちがほぐれました。

対話を見える化するワークでは、
1対1で向かい合い、お互い距離を取り、
手や体、表情で伝え合いながら、言葉のキャッチボールをしました。

①優しく山を描くように投げて、丁寧にキャッチしてもらう
②早いスピードで投げて、しっかりとキャッチしてもらう
③キャッチした後、捨てられ、強いアクションで攻め立てられる
④言葉のボールを投げているのにも関わらず無視される

というやりとりをし、
言葉は話さずに、行動だけで伝えるので、自分の言葉がどれだけ伝わっているのか目で見て
分かり、照くさい気持ちになりながらも真剣に行いました。
①.②は、自分の投げたボールを受け止めてもらえるとものすごく嬉しい気持ちになりました。
③.④は、自分の気持ちを受け止めてもらえず、無視されたように感じ、嫌な気持ち、寂しい
気持ちになりました。

受け止められたのか、受け止められなかったのか、目で見えることで、心が動きました。

人と対話する時にも、体の向きや、言葉の発し方で伝わり方が変わってくるので、意識して
言葉を話したいなと思いました。

<続きは森林文化アカデミーHPの「活動報告」でご覧ください>

木工教員の久津輪 雅です。3月にドイツ南西部のバーデン・ビュルテンベルク州の木工教育機関3校、木工企業6社などを見学してきました。マイスター制度で知られるドイツの職業教育、具体的には以下のような仕組みです。制度上は早くも10歳の段階で、大学...
12/04/2026

木工教員の久津輪 雅です。3月にドイツ南西部のバーデン・ビュルテンベルク州の木工教育機関3校、木工企業6社などを見学してきました。

マイスター制度で知られるドイツの職業教育、具体的には以下のような仕組みです。制度上は早くも10歳の段階で、大学へ進学するのか職業教育を受けるのかに分かれるのが特徴です。

①初等学校 4年間(7〜10歳)(無償)
→ここで高等教育コースか職業教育コースかに分かれる。後者の場合、
②中等学校 5年間(11〜15歳)(無償)
③職業学校 3年間(無償)
④マイスター資格取得学科 1年間(有償)�

人口30万人のカールスルーエにあるハインリヒ・ヒュプシュ職業学校は③や④を持つ学校で、木工、金属加工、建築、屋根工事、塗装などの学科があり教員数は100人、学生数は1760人。

バーデン・ビュルテンベルク州全体の木工教員を指導する立場で理論部門のフォルカー・クロス先生と、実技部門のピーター・ヴィンクルフォーファー先生に案内していただきました。ドイツでは理論と実技で教員が分かれるのだそうです。

ドイツの木工は機械化が進んでいる印象で、国内製の高性能木工機械が揃っているのもうらやましいところですが、1年生は手工具の授業もしっかり行うようです。「なぜノミやカンナを使わせるのですか?」と聞いてみました。「どんなに機械が発達したとしても、手工具で木を削る感覚が分かっていないと、機械を使いこなせないから」とのことでした。森林文化アカデミーでも同じ考え方で教育を行っています。

(詳しいレポートをアカデミーのHPで紹介しています。コメント欄のリンクからどうぞ)

伐倒競技で「紡木人」に入魂!竣工式で完成祝う(自力建設2025)(森林文化アカデミーブログ260306からの抜粋)ーーーー自力建設「紡木人」(tsumugito)が完成し、2日に竣工式を執り行いました。今年度の課題は「屋根付きチェーンソー練...
10/04/2026

伐倒競技で「紡木人」に入魂!竣工式で完成祝う(自力建設2025)
(森林文化アカデミーブログ260306からの抜粋)

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自力建設「紡木人」(tsumugito)が完成し、2日に竣工式を執り行いました。今年度の課題は「屋根付きチェーンソー練習場」で、式典ではアカデミーの「伐木競技部」の4人による伐倒競技を開催。建物の使用が実際に始まり、「紡木人」は無事に“入魂”されました。施主の杉本和也准教授は「大満足な出来栄え。ここでたくさん練習してその姿が馴染んでいくように頑張っていきたい」と抱負を述べました。

「紡木人」は、建物の設計当初からエンジニア科2年生の「伐木競技部」のメンバーに練習場の使用方法や使用者同士の安全な距離の間隔を聞き取るなど協力してもらうことが多かったため「2年生が卒業する前に建物を完成させたい」との思いから、卒業式前日のこの日に竣工式を開催しました。

竣工式では、棟梁の奥村千里さんが編集してくれた「紡木人」の紹介動画を鑑賞した後、伐倒競技を開催。エンジニア科2年の杉村光香さん、安江海人さん、同科1年の林宏幸さん、山田陽介さんの4人がチェーンソーを握って本番同様に15m先の的に狙いを定めて丸太に受け口を作ります。なんと、杉村さんは誤差なく的に向けて受け口を作っていました!

その後のあいさつで寺田秀樹副学長は「動画を見て非常に多くの方が関わって建物が完成したということを改めて知らせていただいた。愛知建築士会のコンクール『耕す建築』の優秀賞受賞を涌井学長も喜んでいました。これから暑い日も、雨の日もしっかり練習ができる環境が整いました。各種大会の表彰台のトップを獲得して、世界大会にも出場できる、そういう姿を表していただくのが感謝の気持ちを表すことになります。来年度の三林大の三連覇は必須になります」とエンジニア科の学生にエールを送りました。

杉本准教授は「昨年度の卒業生が演習林で伐採した木がここで使われています。林業で木を切っても、製材して建物で使ってくれる人がいないと林業は役に立ちません。いろいろな繋がりがあっての林業だと思います。演習林があるのは(アカデミーの前身の)林業短期大学校の人たちが木を植えて育ててきたから。そういう繋がりのなかで仕事をしているという思いを引き継ぎながらここで学生たちが練習して、安全に木を切って、山で仕事ができる人を育てられるような施設にしていきたい」とあいさつ。

奥村さんは「私が(ハウスメーカーで)働いていた時には自分が住宅をつくるのに使う木材を誰が切っているかさっぱり分からなかったけれど、今回は切った人たちが誰かというのを感じながら建築をつくれたことはありがたいと思っています」と話し、演習林から切り出された木の中でも特に素性がいい木材を使わせてもらっていることに感謝し、構造材に使用された木材の歩留まり率についても紹介。「柱や方杖のどの面を正面に向けるか、どの材を柱に使うのかを1本1本決めてつくっています。この建築の全部の場所で一緒に関わってくれた人たちが思い出され、この土地の各所で人の顔が浮かぶ建築をみんなでつくることができてうれしい。『紡木人』は名前に『人』を入れていて、人が入って完成する建築だと思っているのでたくさん使ってもらって建築も私たちも土地全体で育っていけるように願っています」と締めくくりました。

他の木造建築専攻のメンバーも、入学して初めて使ったCADソフトに悪戦苦闘した経験や人力で掘った暗渠(あんきょ)排水工事の苦労、大工合宿での思い出などを話しました。

竣工式には、東濃ひのき製品流通協同組合の坂井梨奈さんと大工の鈴村晃宏さん、有限会社後藤板金の3人の職人さんにもご参加いただき、労いの言葉をいただきました。ご参加いただき、ありがとうございました。

「紡木人」の建物はこれで完成ですが、春からは太陽光の輻射熱を抑えるための芝の移植作業にも取り掛かる予定です。土地全体を含めた「心地よい空間づくり」を目指していきます!

木造建築専攻1年 坂巻陽平

暗渠排水工事を行いました(自力建設2025)(森林文化アカデミーブログ260305からの抜粋)ーーーー令和8年2月11~19日にかけて、粗朶を利用した暗渠排水(※地下に埋設した水路のこと)の施工を行いました。 今年度の自力建設で屋内チェーン...
07/04/2026

暗渠排水工事を行いました(自力建設2025)
(森林文化アカデミーブログ260305からの抜粋)

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令和8年2月11~19日にかけて、粗朶を利用した暗渠排水(※地下に埋設した水路のこと)の施工を行いました。

 今年度の自力建設で屋内チェーンソー練習場を建てましたが、北側に傾斜した屋根には雨樋がなく、降雨の際は軒の直下に雨が滴り落ち、また敷地東側にある法面などから、雨水が練習場に流れ込む事が気になっていたのですが、元々この場所は山の尾根筋を造成した場所で、粘土質の赤土が多かったり、また造成した際の締め固めの影響からか、水捌けもあまりよくなかったので、これを改善しようという事と、粗朶暗渠というものがある。という話を聞いたので、これでやってみる事にしました。

 具体的には以下のとおり。
  ① 雨水がたまりそうな所に縦横40㎝程度の溝堀り
  ② 底部に砂利を敷く
  ③ 有孔塩ビ管を敷設
  ④ 周囲を粗朶で覆う
  ⑤ この上に透水シートを被せる。
  ⑥ 埋め戻し
という感じで、まずは演習林から粗朶(そだ)を集めるところから始めました。

次に縦横40㎝程度の溝堀りを行ったのですが、これが今回最も苦労した作業でした。

通常、この種の作業はバックホーで掘削するところですが、困ったことに屋根が低くてバックホーが入ることが出来ず、やむなくツルハシやスコップ等を用い、全て人力で行いましたが、これが本当に大変でした。

前述のとおり、もともと造成地だからカチカチに締固められているし、赤土エリアも砂利エリアも石コロが沢山あり、ツルハシが食い込まないやら、赤土がスコップにへばりついて異様に重くなるやらで大苦戦。

石も小さいものならまだしも、時々玉石やら鉄筋やら、四斗缶?の残骸みたくに当たってしまい、これの取り除きにさらに体力を削られ、皆疲労が蓄積してゆき、次第に無口になってきます。(やむなし)

総延長が約20mあり、「これ、本当に終わるのか?」って心配しましたが、丸一日かけて、ようやく掘削することが出来ました。

けれど翌日ボロボロで、特に太もも裏の大腿二頭筋がカチカチで、触られるだけで悶絶するくらい痛く、終日ダウンしておりました。

これに引き続き、翌週16日に有孔塩ビ管の敷設を行いました。

塩ビ管は直径100㎜の2m管を用意し、口径10㎜程度のドリル(インパクトドライバー)で、管の上部に10㎝間隔で孔をあけてゆきます。この作業は授業の一環でやってきた岐阜県立看護大学の学生さんにも手伝って頂きました。孔開け作業だけでなく、各種片付けにもご協力頂きました事をこの場をお借りして御礼申し上げます。

管も出来たし、接続して敷設!という段階でまたトラブル。

 暗渠排水は勾配がとれないと水が流れないのですが、この土地は東から西にかけて傾斜しているので大丈夫だろうとタカをくくっていたのですが、試験的に水を流してみたらちっとも流れません。掘削底板に凸凹があるため、途中で逆勾配になったりしてしまったためで、再びツルハシやスコップを持ち出して整形したり、敷砂利で高さを調整したりして、なんとか対処することが出来ました。掘削時にちゃんと高さをチェックすべきだったと反省。

続いて粗朶の敷設を行いました。

通常、暗渠排水は有孔塩ビ管の周りを砂利で埋め戻します。砂利を使うのは透水層として機能させるためで、今回は粗朶を使用しました。

当方も前職で、粗朶を使った工法が色々あるという事は知っていたものの、実際に粗朶を使ったことはありませんで、粗朶暗渠について調べてみたら、農業土木の古い本に出てきており、沼地のような湿潤地の地盤改良なんかで使用されていたようで、なかなか興味深かったです。

今回の粗朶は、演習林等から3回に分けて探してきたもので、そこそこ集められたものの、足りるかどうかちょっと心配しましたが、なんとか塩ビ管が埋まる程度に敷設することが出来ました。

引き続き、この上に透水シートを被せていきます。これはこの上に掘った土で埋め戻す際に、土が塩ビ管に入って目つまりを起こさないようにするためですが、10m物のロールを幅半分に切って被せ、その上に掘った土で埋めていきます。

後に屋根北側の軒下に当たるところに、水撥ね防止のため砂利を敷いて終了です。

設計上は時間雨量40㎜の雨でも排水出来るようにしておりますが、果たしてうまくいくかどうか?心配しつつも確かめたいと思います。 

木造建築専攻一年 髙木始

第24期生の卒業式が行われました(森林文化アカデミーブログ260310からの抜粋)ーーーー3月3日、森林文化アカデミー第24期生の卒業式が行われました。多くのご来賓にご臨席いただく中、森と木のエンジニア科19名、森と木のクリエーター科19名...
03/04/2026

第24期生の卒業式が行われました
(森林文化アカデミーブログ260310からの抜粋)

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3月3日、森林文化アカデミー第24期生の卒業式が行われました。

多くのご来賓にご臨席いただく中、森と木のエンジニア科19名、森と木のクリエーター科19名の計38名の卒業生が巣立っていきました。今年の卒業式はコロナ禍以降、久々に在校生も加わり、盛大に開催されました。

涌井学長からは式辞の中で、卒業生に対し、「「初心忘るべからず」そして「祖型忘るべからず」という二つの言葉を大切にして欲しい」と願われると共に、「今日卒業しても、諸君は同士であることにかわりません。諸君が永遠のパートナーであることを、互いに深く認識し合い、諸君の誇りや更なる学びの欲求にも教職員一丸となって対応することを誓います。故に、諸君が何らかの壁に行く手を阻まれた折には、僅かな時間でも本学にお立ち寄りください。必ずそれが、諸君を振るい立たせる道につながるものと確信します。」と励ますお話がありました。

その後、今回お招きした知事(林政部長代読)、地元美濃市長の篠田市長に挨拶と祝辞をいただきました。

卒業生代表で森と木のクリエーター科の森田水加穂さんは、24期の仲間や先輩、後輩への感謝と併せて、涌井学長の下で2年間、伸び伸びと学べたことに感謝を述べられました。最後に、「アカデミーで何を学び、どう実践していくかの真価を問われるのは、まさにこれからです。私たち24期は自分の気持ちにまっすぐで、よりよいものを作り上げていこうとする気概がピカイチです。これから出会う人たちの声に耳を傾け、協同しながらも、まっすぐ突き進んでいきましょう」と、同期にエールを送っていました。

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!

事務局 山田

住所

曽代88番地
Mino-shi, Gifu
501-3714

電話番号

+81575352525

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