江戸川大学 現代社会学科

江戸川大学 現代社会学科 千葉県流山市にある大学です。
観光、地域再生、環境、文化遺産、異文化理解、民俗などを、海外・国内のフィールドワークを通して学びます。

27/03/2026

【現代社会学科1年生の木下華さんが手作り科学館 Exedraの研究発表会に参加】

社会学部現代社会学科1年の木下華さんが、3月20日(金)にラコルタ柏(千葉県柏市教育福祉会館)にて開催された手作り科学館 Exedra主催の「研究部 2025年度研究発表会」において、研究発表を行いました。

本発表会は、小中学生を対象としたジュニア研究者育成プログラム「研究部」の成果発表の場であり、1年間の研究成果が口頭発表および展示形式で披露されるものです。当日は、小中学生による多様な研究発表に加え、研究活動を支援する大学生や研究者も登壇しました。

木下さんは「異常気象はカメのハーレムを作るのか」というテーマで発表し、胚(卵)が経験する温度によって性別が決まる「温度依存型性決定」に着目し、近年の気候変動がクサガメの野生個体群に与える影響について考察しました。

発表では、

・低温環境ではオス、高温環境ではメスが多く生まれる仕組み
・産卵後の一定期間における気温条件の重要性
・過去の気温データを用いた性比の推定

などが示され、特に近年の夏季気温の上昇が個体群構造に与える可能性について、データに基づいた考察が行われました。また、体サイズや甲羅の特徴から個体の年齢構成を推定するなど、フィールド観察とデータ分析を組み合わせた研究手法も特徴的でした。木下さんは、手作り科学館 Exedraでのボランティア活動を通して、自ら研究テーマを深化させ、学術的な視点から再構築しました。このような取り組みは、大学での学びが地域社会と接続される好例であり、実践的な学びの重要性を示しています。

■木下華さんのコメント
昨年、クサガメの解剖に取り組んだ小学生たちが、年齢と性別を調べた結果、オスの誕生年が同じ可能性を見出しました。その後、研究が止まっていたため、私が引き継ぎました。初めての研究で分からないことも多いですが、羽村先生や、クサガメの性決定の仕組みを研究されている駒澤大学総合教育研究部自然科学部門の赤司寛志先生にもアドバイスをいただき、今回の発表を迎えることができました。本研究を通して、データをもとに考察する中で、徐々に結論が見えてくる面白さを感じました。また、クサガメの解剖を経験し、体の構造や個体差を目で見て、指で触れて学ぶことができました。今後は、新たな発見を楽しみにしながら、さらに研究を発展させていきたいです。

■羽村太雅先生(手作り科学館 Exedra館長/本学非常勤講師)のコメント
当館のジュニア研究者育成プログラム「研究部」の成果発表会では、子ども達にロールモデルを示すため、プロの研究者による発表を実施しています。今回はさらに身近な大学生を代表して、木下さんに発表していただきました。力強く、それでいてユーモアあふれる発表は、子ども達はもちろん、会場にいた大人たちも魅了していました。

研究部には今年度、江戸川大学の4学科に所属する7人の学生がアシスタントとして参加し、子どもたちの活動をサポートしてくださいました。木下さんはその傍ら、自身でも研究に取り組み、最新の知見を切り開こうとしています。もともと自然に関する仕事に就きたいと語っていた木下さんが、「自然科学概論」で科学に関心を持ち、大学での学びを超えた挑戦に取り組んでいること、大変心強く、研究のさらなる発展を期待しています。

■佐藤秀樹准教授(ゼミ担当)のコメント
今回の木下さんの発表は、学びを自ら引き受け発展させていく姿勢を体現した、大変意義深いものでした。小学生の研究を出発点に、自身の問題意識として再構築し、データと仮説に基づいて考察を深めた点は、本学が重視する主体的・協働的な学びの好例です。また、気候変動という地球規模の課題を身近な生き物から捉え直した点も高く評価できます。今後のさらなる成長を期待するとともに、このような貴重な学びの機会をご提供いただいた羽村先生に心より感謝申し上げます。

19/03/2026

【現代社会学科・佐藤秀樹准教授が千葉県柏市のコミュニティFM「かしみんFM」に出演】

社会学部現代社会学科の佐藤秀樹准教授(専門分野:環境教育、環境社会活動、農業・農村開発協力)が、千葉県柏市のコミュニティFM「かしみんFM」に出演しました。

「かしみんFM」は、柏市を中心に多彩なパーソナリティが番組を届ける地域コミュニティFMです。

佐藤准教授は3月16日(月)放送の「わくわく、どきどきやったるでー!」に出演し、松戸市における地域づくりの実践に加え、バングラデシュにおける天然はちみつやヤシ樹液の採取に従事する人々を対象とした農村開発や生計向上支援、絵画コンテストや環境ポスターを通じた環境教育活動など、長年の現場経験に基づく研究・実践活動について紹介しました。これらの取り組みは、地域の資源や文化を生かしながら住民主体の活動を支援し、持続可能な地域社会の形成に寄与しています。

また、谷津干潟や利根運河、手賀沼などで実施している現代社会学科のフィールドワークについても触れ、学生が地域社会の一員として課題に向き合い、関係者との対話を通じて理解を深めることで、実践的な学びと社会参画意識の醸成につながっている点について言及しました。

佐藤准教授は今後も、地域社会との協働を基盤としながら、実践に根ざした研究と教育を通じて、社会に貢献する取り組みを推進していきます。

番組のアーカイブはYouTube「かしみんFM」などでご視聴いただけます。

17/03/2026

【現代社会学科3年の小島啓翔さんが日本環境教育学会関東支部大会で研究発表】

社会学部現代社会学科3年の小島啓翔さんが、3月14日(土)に学習院大学にて開催された一般社団法人日本環境教育学会第20回関東支部大会において、研究発表を行いました。

小島さんは「防災教育の再検討―知識中心型から関係性の視点へ―」をテーマに発表し、都市部における単身世帯の増加や近隣関係の希薄化を背景として、従来の知識中心型の防災教育では、初動行動につながりにくい可能性があることを指摘しました。また、千葉県流山市で実施されている「防災まちづくりプロジェクト」への参与観察を通して、知識の習得だけでなく、地域における関係性の形成や共助の仕組みづくりが、防災行動を支える重要な要素となることを考察しました。

■小島啓翔さんのコメント
今回の発表では、防災教育を「知識」だけでなく、「人とのつながり」という視点から捉え直すことの重要性について考察しました。研究を進める中で、災害時の初動行動には地域での関係性や相互認知が大きく影響することを実感しました。また、こうした初動行動が円滑に行われるためには、日頃から地域の中でどのように関係性を築いていくのかを考えることが重要であると感じました。

今回の発表を通して多くの研究者の方々から貴重なご意見をいただくことができ、大変勉強になりました。また、学会での発表は初めての経験でもあり、研究内容を限られた時間の中でわかりやすく伝えることの難しさも実感しました。今後は、今回いただいたご指摘や学びを生かしながら研究をさらに深め、地域の防災や環境教育に貢献できるよう取り組んでいきたいと思います。

■佐藤秀樹准教授のコメント
都市化が進む現代社会では、単身世帯の増加や人口流動性の高さにより、地域における関係性が希薄化する傾向があります。本研究は、防災教育を単なる知識伝達としてではなく、地域における関係性形成や共助の仕組みと結びつけて再検討する点に意義があります。学生が主体的に地域の実践に関わりながら研究を進め、学会で発表したことは大変意義深い経験であり、今後の研究の発展を期待しています。

発表内容の詳細は、一般社団法人日本環境教育学会関東支部のWebページよりご覧いただけます。

26/02/2026

社会学部現代社会学科の野上玲子講師(専門分野:スポーツ哲学、スポーツ社会学)が、2月19日(木)放送のテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』に生出演し、オリンピック開催の今後について解説しました。

野上講師が出演したのは、同番組名物の「羽鳥パネル」コーナーです。同コーナーでは、オリンピックの持続可能性をテーマに、地球温暖化による雪不足の懸念、分散開催のメリットとデメリット、視聴スタイルの変化、夏季競技の一部冬季開催が検討されていることなど、多岐にわたるトピックについて議論が行われました。野上講師は、それぞれの論点について、検討のポイントや留意すべき点をわかりやすく解説しました。

また、4年後の冬季オリンピック開催をめぐって、野上講師は2月23日(月)に関西テレビ『newsランナー』にオンラインで出演し、競技スケジュールの再編や日本のスポーツ界への影響についてコメントしました。さらに、同日放送のテレビ朝日『グッド!モーニング』でも、野上講師のコメントが紹介されました。

『羽鳥慎一モーニングショー』の出演コーナーは、2月25日(水)23時59分までTVerにて無料配信されています。また、番組の公式Webサイトでも、放送内容の記事をご覧いただけます。

26/02/2026

【江戸川大学国立公園研究所の取り組みが『大学ジャーナルオンライン』で紹介】

江戸川大学国立公園研究所が大学・教育関連専門のニュースサイト『大学ジャーナルオンライン』で紹介されました。

大学ジャーナルオンラインは、研究成果や産学連携の取り組みなど大学に関わるニュースやインタビュー記事、各大学のブランド力などについての専門家によるコラムを発信しています。

記事では、江戸川大学国立公園研究所の奥山正樹所長(社会学部現代社会学科教授、専門分野:自然共生システム)と、同研究所の研究協力員で江戸川大学卒業生の川辺太郎さんが、日本の国立公園の役割や研究所の取り組みについてインタビューに答えています。

18/02/2026

【江戸川大学国立公園研究所が一般公開フォーラム「保護地域と生物多様性情報~ネイチャーポジティブにおける共有を考える~」を開催】

江戸川大学国立公園研究所は、NPO法人地域自然情報ネットワーク(GCN)と共催で、2月14日(土)に一般公開フォーラム「保護地域と生物多様性情報~ネイチャーポジティブにおける共有を考える~」を開催しました。

フォーラムでは、国立公園等の保護地域における生物多様性情報の整備や発信に関する話題提供が4名の講師から行われ、これを踏まえて総合討論(パネルディスカッション)を実施しました。

当日は北海道など各地から19名が参加し、講師や研究所スタッフを含めた32名が活発に意見交換を行いました。

参加者からは、「自然共生サイトに関わる企業などが増えており、データの公開や発信がより重要な課題であることがよくわかった」「土地利用や獣害対策などに対応した地域計画に活用できる質の高いデータの共有を進めていく必要がある」「今日の話を念頭に、日本と他国の違いなどにも注目していきたい」といった意見や感想が寄せられました。

当日の様子は、研究所Webページでアーカイブ配信を予定しています。

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フォーラム次第
総合司会
木村 了 氏(地域自然情報ネットワーク)

趣旨説明
奥山 正樹(江戸川大学国立公園研究所所長)

第1部 話題提供
増澤 直 氏(株式会社地域環境計画)
「国立公園における地理情報データの活用―奄美群島国立公園自然環境アトラスを例に―」

奥山 正樹(江戸川大学国立公園研究所所長)

「保護地域単位の種目録の公開と共有」
梶並 純一郎 氏(地域自然情報ネットワーク)

「国立科学博物館附属自然教育園における毎木データベースの共有と公開」
吉田 宗史 氏(環境省自然環境計画課地域ネイチャーポジティブ推進室)

「30by30 目標の達成に向けた取組―自然共生サイトと生物多様性見える化システム―」
第2部 総合討論(パネルディスカッション)
コーディネーター
金子 正美 氏(酪農学園大学名誉教授、 酪農学園認定ベンチャー(株)インターリージョン代表取締役 CEO、GCN 顧問)

閉会あいさつ
中島 慶二(江戸川大学国立公園研究所)

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16/02/2026

江戸川大学・国立公園研究所は、日本では唯一、国立公園の研究に特化した研究所である。昭和4年(1929年)に設立された財団法人国立公園協会が、平成24年(2012

13/02/2026
10/02/2026

【現代社会学科・川瀬由高准教授が筆頭編者を務めた書籍が台湾で出版】

社会学部現代社会学科の川瀬由高准教授(専門分野:文化人類学・中国研究)が筆頭編者を務めた書籍が、中国語に翻訳され、台湾で出版されました。書籍名は『王崧興《龜山島》與漢人社會研究:當代日本人類學者論考』です。

本書は、2024年5月に風響社から刊行された『王崧興『亀山島』と漢人社会研究:翻訳・論考・資料』の全訳で、台湾の宜蘭県立蘭陽博物館により翻訳・出版されました。

川瀬准教授は現在、日本語版の共編著者らとともに、台湾と日本の文化交流の解明と促進を目的とした共同研究を実施しています(JSPS-24K00182、代表:長沼さやか教授(静岡大学))。この研究プロジェクトの過程で、日本語版の価値が高く評価されたことから、今回の台湾版の出版へとつながりました。

■川瀬由高准教授のコメント
原書『亀山島』は、台湾の中央研究院民族学研究所より1967年に刊行された研究書です。今回は蘭陽博物館のご厚意により、この古典が約60年の時を経て、再び台湾で出版されることとなりました。我々共同研究メンバーによる日本語版の意義をご評価いただき、翻訳・出版にご尽力くださった同館の陳碧琳館長ならびにスタッフの皆様に、厚く御礼申し上げます。『亀山島』は台湾漢人社会研究の嚆矢の一つとなる民族誌です。また、亀山島にゆかりのある地元の方々にとっては、往時のくらしの姿を知るための歴史資料としても評価されています。今回の台湾版の出版をきっかけに、次世代の読者が改めて『亀山島』に触れ、理解を深める一助となることを願っております。

29/01/2026

【現代社会学科・佐藤秀樹准教授の新著『先生、なんで環境のこと考えないといけないの?〜〝モヤモヤ〟から始まる環境授業〜』が出版】

社会学部現代社会学科の佐藤秀樹准教授(専門分野:環境教育、環境社会活動、農業・農村開発協力)の新著『先生、なんで環境のこと考えないといけないの?〜〝モヤモヤ〟から始まる環境授業〜』(みらいパブリッシング)が、1月27日(火)に刊行されました。

本書は、「環境問題は大切だと分かっているけれど、正直どこか他人事に感じてしまう」「エコに疲れてしまった」など、多くの人が抱える「モヤモヤ」を出発点に、環境を「正しさ」や「義務」としてではなく、自分自身の生活や選択と結び付けて考えるための一冊です。親しみやすいイラストを豊富に取り入れ、「環境問題って結局なに?」という素朴な疑問から考えられる構成が、本書の大きな特徴です。

佐藤准教授は、国内外での環境教育、地域活動、農業・農村開発協力の豊富な実践経験をもとに、教室や地域、日常生活の中で生まれる問いや違和感をすくい上げながら、「なぜ環境のことを考えるのか」「考えることで何が変わるのか」を、対話的かつ具体的に描いています。

本書では、大学の授業現場や国際協力の経験、学生や市民とのやり取りなどを通して、環境問題を「遠い世界の話」ではなく、「自分ごと」として捉え直す視点を提示しています。環境教育を学ぶ学生や教育関係者にとどまらず、環境問題に関心はあるものの一歩を踏み出せずにいる一般の読者、特に高校生や大学生などの若い世代にも、気づきとヒントを与える内容となっています。

住所

駒木474
Nagareyama-shi, Chiba
270-0198

アラート

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