01/07/2026
農場内の竹藪に2種類のキノコを見つけました(写真).薄紫色のコムラサキシメジ(1~3枚目の写真)と赤っぽいキツネノタイマツ(4,5枚目の写真)です.コムラサキシメジは無毒で食用になりますが,キツネノタイマツは食用に向かないようです.ただし,キツネノタイマツの毒性は不明です.
コムラサキシメジはキシメジ科ムラサキシメジ属の小型から中型のキノコで,若い個体ほど紫色が濃く、生長すると色あせて白っぽくなります。腐生菌で,夏(梅雨)から秋にかけて、雑木林や竹林、芝生、道端、畑地、草地、公園など、有機質の多い肥沃な土地の地上に群生または束生します。人家近くなど、人が活動しているような環境に生えることが多く、山中で見ることはほとんどありません。子実体は傘と柄からなり、肉質は薄くて少しもろいため,長く煮込むと形はなくなります.
コムラサキシメジと似ている毒キノコもあります.同じキシメジ科ムラサキシメジ属のウスムラサキシメジです.ウスムラサキシメジは初秋から生え始めるので,この時期に間違えることはまずありません.さらにウスムラサキシメジは薬品のような刺激臭をするので,そこからも識別できます.
キノコに毒があるかどうかは、そのキノコを知っているかどうかに関わってきます。全く知らないキノコが毒キノコかどうかを素人判断することほど危険なことはありません。私自身も、このコムラサキシメジを初めて農場で見つけたときは、このキノコは食べることができるのか長い時間調べました。最後は、コムラサキシメジであろうと見なし、少し食べて1時間ぐらい安静にして体調に不具合が出ないか、自分で人体実験をして最終的に判断しました。幸い、自分のキノコの同定があっていましたが、このような体験を先祖は行い、毒か食べられるかを見分けていたのでしょう。
キツネノタイマツは前述のように毒性は不明ですが,食用には向きません.竹林,道端などの草地に生えるスッポンタケ科のキノコで,先端の粘液状胞子層の部分から悪臭をはなち,ハエなどの昆虫を引き寄せます.
なお,腐生菌とは生物遺体や老廃物など、生きていない有機物素材を栄養源として生活する菌類のことです.
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