実践女子大学人間社会学部

実践女子大学人間社会学部 実践女子大学人間社会学部は2004年設立。「モットー」は、人を知り、社会を知り、ビジネスを学んで、よりよい未来をデザインする」。現在、人間社会学科、ビジネス社会学科、社会デザイン学科の3学科があります。

統一から160年余り、実は若い国のイタリアって、本当はどんな国?by 異文化コミュニケーションゼミ(大髙グループ)今年度ゼミの最初のゲストスピーカーは、絶景の人気リゾート、イスキア島ご出身で、名門ナポリ東洋大学で日本語を学ばれたロザルバさん...
10/05/2026

統一から160年余り、実は若い国のイタリアって、本当はどんな国?
by 異文化コミュニケーションゼミ(大髙グループ)

今年度ゼミの最初のゲストスピーカーは、絶景の人気リゾート、イスキア島ご出身で、名門ナポリ東洋大学で日本語を学ばれたロザルバさんでした。「日本に恋した」ロザルバさんの日本愛が止まりません!でも、そんな日本にも悲しい部分があったりして。ゼミの皆も感動&納得です!!

ロザルバさんのお話で最も印象に残ったのは、日本人の人間関係の築き方に戸惑いを感じたという点です。ロザルバさんによると、イタリアでは自分の思ったことを率直に伝え合い、たとえ喧嘩をしても、その後にきちんと仲直りをすることで関係が深まっていくそうです。一方、日本では「空気を読む」ことが重視されるため、相手に気を遣って本音を言わず、そのまま関係が終わってしまうことも少なくありません。この違いに、ロザル
バさんは日本とイタリアの文化の差を強く感じたそうです。私自身も、本音を言って関係が悪くなるよりは何も言わずに距離を置いたほうが楽だと考えてしまうことがあります。しかし、イタリアのようにお互いの気持ちをしっかり伝え合い、理解しようとする姿勢はとても素敵だと感じました。本音で向き合うことで、表面的ではない深い信頼関係が築けるのではないかと思い、イタリアの文化を少し羨ましく感じました。ロザルバさんはとても気さくで話しやすく、イタリアについて沢山お話を聞くことができ
ました。とても貴重で楽しい時間になりました。ありがとうございました。(桑下)

今回ロザルバさんのお話を聞いて、イタリアと日本の文化の違いや考え方の違いについて深く知ることができました。特に印象に残ったお話は、日本で外国人の友人と飲食店に行った際、日本人と一緒の時には受けられたサービスを受けられなかった悲しい体験があったというお話でした。そのような経験をしても、日本が好きだと話していた姿がとても素敵だと感じました。また、イタリアでは喧嘩をしてもすぐに仲直りをするが、日本では空気を読むことが大切にされていて、本音を言わないことが多いという話も印象に残りました。ロザルバさん自身、イタリア語の生徒にもっと意見を言ってほしかったが、何も言わずに教室を辞められてしまった残念な経験があるそうです。森や軽井沢が好きだというお話から、日本の自然を大切に思っていることが伝わってきま
した。今回のロザルバさんのお話を通して、文化の違いをさらに考えることができました。(佐藤)

私はイタリア人の方とお話をするのは今回が初めてだったので、駅にお迎えに行った際にとても優しそうで可愛らしいロザルバさんがいらっしゃってとても安心しました。お話を聞く中で印象に残ったのは、ロザルバさんが日本語を勉強し始めたきっかけです。元々アラビア語を学ぼうとしていたところひらがなやカタカナを見てかわいいと感じ、日本語に興味を持ったという話を聞き、日本語の文字そのものに魅力を感じる人もいるのだと驚きま
した。漢字が嫌で中国語をやめたのに日本語を勉強している途中に漢字が出てきて驚いた話も面白かったです!また、大学卒業からわずか1ヶ月後に来日し、そのまま日本に永住しているという行動力にも感銘を受けました。今回のお話を通して、日本では当たり前だと思っていた文化や言語も、海外の人から見ると魅力的に見えるのだと知り、日本の文化を改めて見直すきっかけになりました。(大髙)

04/05/2026

『女子目線』のデータサイエンス:「音楽が人に与える影響についての調査」の紹介

※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査・統計データを読み取り、現代社会の動向・傾向を紹介していきます。

第 21 期生 小林礼菜

みなさんは、気分が落ち込んだときにどんな音楽を聞きますか。日常を振り返ってみると、1 日の予定が終わり家に帰っているとき、夜寝る前に心を落ち着かせたいとき、バイトに嫌でも向かわなければならないので闘志を燃やしたいときなど、さまざまなシーンで音楽は常に私たちの日常に溶け込んでいると感じます。そこで、音楽が人にどのような影響を与えているのかを明らかにしたいと考え、今回この調査を取り上げました。

今回紹介する調査は、Xandrie Japan 株式会社の「Qobuz」が 2025 年 2 月に、全国の 18 歳以上の男女計 642 名を対象に『音楽と心の健康に関する意識調査』を実施しました。今回は公開されている調査結果の中から、気になる項目を紹介いたします。なお紹介する次の 3 つの質問においては、対象者のうち「音楽を全く聴かない人以外」を対象とし、サンプルサイズは 595 名となります。以下の調査結果では、『「Qobuz」 調べ』であることにご留意ください。

まず、「音楽を聴くことであなたの気分や心の状態が変化したり、逆に気分や心の状態によって聴く音楽が変化することはありますか?」の質問(音楽を全く聴かない人以外を対象。サンプルサイズは 595 サンプル)には、「変わる」が 32.8% で、「時々変わる」が43.9% と、合わせて 76.7% の人が音楽と気分の関係を実感していました。このことから、多くの人が音楽と気分は関係しているという考えの傾向が見られました。

そして、「気分が落ちこんだときに音楽を聴いて心を整えた経験はありますか?」の質問(対象は上述の質問と同様)には、「よくある」が 22.9% で、「時々ある」が 43.4% となり、合わせて 66.3% と多くの人が音楽で気分を整えた経験がありました。音楽は、身体的にも精神的にもプラスの影響を与えることが伺えます。

最後に、「音楽を聴くことで、どのような効果や感情を得たいと思いますか?」(複数回答)については、「心を落ち着かせたい」が 53.4% で一番多く、「前向きな気持ちになりたい」が 45.9%、「満たされた気分になりたい」が 36.5% と続きました。多くの人は、音楽を聴いて自分を良い方向にコントロールしようとしていることがわかります。

こうして音楽は、私たちの日常で感情や気分と相互作用していることがわかりました。さらに、音楽によって感情や気分が前向きに変化することで、その後の行動にも影響を及ぼす可能性があります。音楽は、私たちの人生を豊かに、そして支えてくれる存在になるとともに、音楽に影響されすぎると良くも悪くも性格や人生が大きく変わってしまいます。もし、みなさんが新しい自分に出会いたければ、いつもとは違う、新しいジャンルの音楽に挑戦してみるのも良いかもしれません。

その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。

参考文献:
Xandrie Japan 株式会社「Qobuz」(2025)
<Qobuz:音楽と心の健康に関する意識調査>3人に1人は「音楽を聴くことで幸福感を得たい」と回答 さらに音楽視聴による幸福感を高めるカギは「高音質」と「空間」にあることも明らかに、
https://prtimes.jp/a/?c=87880&r=7&f=d87880-7-0220b8b645f0b18607a7809fb0615155.pdf
(最終確認日:2026/04/24)。

外国人観光客に大人気なスポット、ハチ公前広場でフィールドワーク♫ by 異文化コミュニケーションゼミ小雨降る肌寒い中、相変わらずハチ公前広場には外国人観光客の皆さんが大勢いらして、愛らしいハチ公との一緒の写真を撮ろうと列をなしていましたが、...
02/05/2026

外国人観光客に大人気なスポット、ハチ公前広場でフィールドワーク♫ by 異文化コミュニケーションゼミ

小雨降る肌寒い中、相変わらずハチ公前広場には外国人観光客の皆さんが大勢いらして、愛らしいハチ公との一緒の写真を撮ろうと列をなしていましたが、私たち異文化コミュニケーションゼミの3年生は、英語を駆使して?お話を伺いました。

佐藤グループは4名の外国人の方にインタビューさせていただきました。皆さんとても親切で、快くインタビューを受け入れてくださいました。その内、2名の方について報告させていただきます。この2名の方はどちらもチェコ出身という共通点がありました。まず1人目の方は、日本の文化を知りに来たオンドレイさんです。この方は日本の交通の便の良さと日本人のフレンドリーさに驚きを感じていました。自国の好きなところは自然豊かなところであり、日本人にはプラハというチェコの都市をおすすめしたいと仰っていました。次に2人目の方は、ご家族で旅行で日本に来たプレミスさんとパヴェルさん、イヴァさんです。この方々は日本人は想像よりも笑わず、シリアスな印象だったことに驚いていました。自国の自然豊かなところとビールが大好きで、日本人にはビールはもちろんそれはそれは美しいプラハの街もおススメしたいとおっしゃっていました。 お二人とも都市プラハを自国の誇りに思っていることがヒシヒシと伝わり、私たち自身もいつか訪れてみたいと感じました。ご協力してくださった方々、本当にありがとうございました!

服部グループは最初にフィリピン出身のケンダさんにインタビューできました。ケンダさんは日本人は親切でやさしい性格の人が多いと語っていました。フィリピンの観光地として、ボラカイ島は豊かな自然美に恵まれていることを私に教えてくれました。また、スペイン出身のエミリアーノさんとグラシアさんにも話を聞きました。お二人は、日本はとても綺麗でゴミが少ないと評価していました。一方で、食事や言語の面では文化の違いを感じているようでした。さらに、ポルトガル出身のミゲルさんにインタビューしました。彼は日本の文化と食が大好きだと語っていました。また、大西洋の断崖、北部の山々、アルガルヴェ地方のビーチなど、ポルトガルの美しい自然景観についても話してくれました。これらのインタビューを通して、日本は清潔さや人の親切さといった点で高く評価されていることが分かりました。また、それぞれの出身国の魅力についても知ることができ、視野を広げる良い機会となりました。

大高グループはリトアニア、イラン、フランスの4組の方々にインタビューをしました!その中の1組、リトアニア人のアドゥナスさんとリンナさんご夫婦について紹介します!お2人は合気道が好きで日本にいらして、暴力的じゃなくダンスに似ているところが合気道の好きなところだそうです!リトアニアは人がフレンドリーなところ、森や海などの自然豊かなところが魅力で、おすすめスポットはトラカイ島城と首都のヴィリニュスだとおっしゃっていました。今年で結婚30年でその記念のご旅行!今回のインタビューでは私達が聞き取れなかったものをジェスチャーやスマホを使って教えてくださったり、私達が聞き取れるようなスピードで話してくださったりと、外国人の方々の優しさに触れることができました。また、発音やアクセントの位置で伝わらないことが多く自分自身の英語力の低さを痛感したので、聞き返されないで話せるように勉強を頑張っていきたいと思いました!

竹内ゼミでは、新3年生を対象としたワークを開催しました。今回も、毎年ご協力いただいている株式会社インテージの小林さまにご協力いただき、「マーケティングリサーチカードゲーム」を用いたワークを通じて、マーケティングリサーチの理解を目指しました。...
01/04/2026

竹内ゼミでは、新3年生を対象としたワークを開催しました。
今回も、毎年ご協力いただいている株式会社インテージの小林さまにご協力いただき、
「マーケティングリサーチカードゲーム」を用いたワークを通じて、マーケティング
リサーチの理解を目指しました。

初めてのゼミでのグループワークということもあり、当初はやや緊張した様子も見られましたが、
カードゲームのルールを理解するにつれて動きも活発になり、マーケティングの考え方に
触れる良い機会となったようです。

このような機会をいただきましたことに、改めて小林さまにお礼申し上げます。
いよいよ新年度が始まりますが、今後の活動にも期待しています。

17/03/2026

竹内ゼミ 企業主催の産学連携 PBL 活動合同成果報告会にて最優秀賞を受賞

3 月 16 日に、株式会社インテージテクノスフィア様主催の産学連携 PBL 活動合同成果報告会が開催されました。本報告会は、本学や東京理科大学など 7 大学におけるゼミ・授業で展開された産学連携 PBL 活動の成果を発表する場であり、各大学・ゼミの代表チームが参加する最終発表会となっています。

今回は、株式会社インテージテクノスフィア様から貸与いただいたマーケティングリサーチデータを用い、分析力およびビジネス課題の解決力を競いました。最終審査には複数の企業の方々にもご参加いただき、各チームが提案を行いました。

その結果、竹内ゼミの代表チームが最優秀賞を受賞しました。

発表直前まで議論を重ねてきた成果が、このような形で評価されたことを大変嬉しく思います。

代表チームの皆さん、お疲れさまでした。また、このような貴重な機会を提供してくださった株式会社インテージテクノスフィアの関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

『女子目線』のデータサイエンス:『2024 年 SNS 利用者行動調査』の紹介※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査・統計データを読み取り、現代社会の動向・傾向を紹介していきます。第 20 期生 高野菜々葉みなさんは...
07/03/2026

『女子目線』のデータサイエンス:『2024 年 SNS 利用者行動調査』の紹介

※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査・統計データを読み取り、現代社会の動向・傾向を紹介していきます。

第 20 期生 高野菜々葉

みなさんは、「SNS のほうが自分らしくいられる」と感じたことはありますか。普段の生活の中で、人と直接関わる場面よりも、SNS 上のほうが気持ちを表現しやすい、あるいは素直な自分でいられると感じることがあるかもしれません。私自身も、対面では周囲の目を気にしてしまう一方で、SNS では自分の考えや気持ちを比較的自由に発信できていると感じたことがあります。こうした感覚は決して私だけではなく、今の若者にとって身近なものになっているのではないかと考え、今回、この調査を取り上げました。

今回紹介する調査記事は NTT ドコモ モバイル社会研究所が 2024 年 2 月に日本全国の 15-59 歳男女を対象にインターネットで実施されたものです。なお有効回答数は 3,936 でした。

まず「対面で話すよりも SNS でのやり取りのほうが気が楽だ」の質問に対する結果ですが、全体では 53% と約半数の人が SNS でのやり取りの方が気が楽と考えていました。また性別年齢別で集計された結果が書かれていますが、年齢別で見れば、男女ともに年齢が上がるほど、「SNS でのやり取りの方が気が楽と思う割合」は下がっていき、例外はありますが、やや男性よりも女性の方が「思う割合」が同年代では比較的高い傾向が見られました。10 代と 20 代は男女とも 6 割強と高めで、男性だと 30 代以上、女性は 50 代のみが 4 割程度でした。なお最も高いのは男性 10 代の 66% でした。

次に、「対面でのやり取りよりも、SNS でのやり取りのほうが楽しい」の質問に対する結果ですが、全体では 36% と「気が楽」の 53% と比べると比較的少なめに感じます。ここでも性別年齢別で集計された結果が書かれていますが、「気が楽」の回答と同様の傾向が見られました。男女とも 10 代、20 代は 4 割以上の人が「楽しい」の回答となりましたが、男女 50 代では 2 割代に回答がとどまったことは特徴的と思います。

最後に、「SNS のほうが自分らしくいられる」の質問に対する結果ですが、全体では 27% と 3 割を切る結果となりました。こちらも性別年齢別で集計された結果を見ると、同様の結果でした。男女にあまり差は見られませんでしたが、女性 50 代は 14% とかなり低めになったのは気になります。

今回の調査結果を踏まえ、SNS でのやり取りは多くの人にとって対面より心理的負担が少なく、特に若年層ほどその傾向が強いことがわかりました。また「SNS のほうが自分らしくいられる」と感じている人は全体では少なく、「気が楽」や「楽しい」と思うことと、自己表現のしやすさは必ずしも一致していないことも明らかになりました。これからも利用する SNS ですので、今後も SNS の利用が広がる中で、このような気持ちの変化にも注目していきたいと思います。

その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。

参考文献:
NTT ドコモ モバイル社会研究所(2024)
【ライフスタイル】10 代男女の 4 割超が「SNS のほうが自分らしくいられる」、
https://www.moba-ken.jp/project/lifestyle/20241007.html
(最終確認日:2026/02/17)。

2024年調査より、若年層のSNS上での自己表現を調査。10代の4割超が「リアルよりSNSの方が自分らしくいられる」と感じており、対面より気が楽、やり取りが楽しいといったポジティブな意識を持つ若年層の実態をレポートし.....

今年も社会調査実習報告書が完成いたしました。社会調査実習 I・II の 1 年間の授業の成果となります。全体テーマである「女性と社会」を踏まえ、各チームが関連テーマを設定し、調査企画、調査票作成、実査、データ処理・分析、結果のまとめまで、一...
01/03/2026

今年も社会調査実習報告書が完成いたしました。社会調査実習 I・II の 1 年間の授業の成果となります。

全体テーマである「女性と社会」を踏まえ、各チームが関連テーマを設定し、調査企画、調査票作成、実査、データ処理・分析、結果のまとめまで、一連の調査プロセスを体験しました。本報告書は、その学修成果をまとめたものです。

本実習は今年で 17 年目を迎えました。15 チーム、約 80 名による力作です。ここまで無事に完成に至りましたこと、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。また、受講生の皆さんも本当にお疲れさまでした。

今回は、経営科学系研究部会連合協議会が主催する「データ解析コンペティション」の部会最終発表会において、竹内ゼミ3年生が発表を行いました。このコンペティションでは、各チームに貸与されるマーケティング分野のリアルデータをもとに、チームごとに分析...
21/02/2026

今回は、経営科学系研究部会連合協議会が主催する「データ解析コンペティション」の部会最終発表会において、竹内ゼミ3年生が発表を行いました。このコンペティションでは、各チームに貸与されるマーケティング分野のリアルデータをもとに、チームごとに分析目的を設定し、その分析力を競います。

本ゼミからは3チームが参加し、そのうち1チームが部会で「奨励賞」を受賞しました。後期はこのコンペを通してデータ分析に取り組んできましたので、こうして結果を残すことができ、大変うれしく思います。

ゼミ生の皆さん、本当にお疲れさまでした。また、このような貴重な機会を提供してくださった主催者の皆さまにも、心より感謝申し上げます。

『女子目線』のデータサイエンス:「飲食店の行列に関する意識調査」の紹介※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査・統計データを読み取り、現代社会の動向・傾向を紹介していきます。第 20 期生 大関実佐季私がこの調査を取り...
06/02/2026

『女子目線』のデータサイエンス:「飲食店の行列に関する意識調査」の紹介

※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査・統計データを読み取り、現代社会の動向・傾向を紹介していきます。

第 20 期生 大関実佐季

私がこの調査を取り上げようと思ったきっかけは、アルバイト先でレジを担当しているときに、ものすごい行列ができることです。特に休日やイベント期間には、レジ前に長蛇の列ができ、お客様がどのくらいまでなら我慢して並ぶのかが気になりました。そこで行列に関する調査を探していたところ、アルファノート株式会社が実施された『飲食店の行列に関する意識調査』の記事を見つけました。

この調査は、全国 20 代~ 60 代の男女 6,600 人に事前調査を実施し、「飲食店で行列に並んだ経験はありますか?」に「はい」と答えた方から 500 名を抽出し、2025 年 4 月 18 日~4 月 28 日に、インターネットで実施されました。今回は公開されている調査結果のうち、気になる項目について紹介します。

まず、「飲食店の行列、最長でどのくらい並んだことがありますか?」という質問では「30 分~1 時間未満」を選択した方が 40% で最も多く、次いで「10 分~30 分未満」で 28% でした。つまり全体の約 7 割の人が、1 時間未満の待ち時間を経験していました。裏を返せば、1 時間以上並ぶ人は全体の 3 割程度にとどまり、長時間の行列を避ける傾向が強いとも言えます。多くの人にとって、飲食店の待ち時間は「できれば短く済ませたいもの」であるようです。

次に、「飲食店の行列、どのくらいまでなら並べると思いますか?」という質問では、「10 分~30 分未満」が 40% で最も多く、次いで「30 分~1 時間未満」の 37% でした。こちらは 1 時間未満が全体の約 8 割でしたので、上述の実際に並んだ経験よりもどのくらいまでという意識とは少し割合に違いがあり、できるだけ行列を避けたいと考えている人がやや多いことがうかがえます。年代別で見ると、20 代・30 代では「2 時間~3 時間」を選択した人が最多だった一方、40 代は「10分~30分未満」が、50代・60代は「10分未満」 が最も多く、若い世代ほど行列に対して比較的寛容であることが読み取れます。新しい店や話題のスポットに積極的に足を運ぶ姿勢が、待ち時間への許容度にも表れていると言えそうです。

また、「行列に並んだことがある飲食店の種類を教えてください」(複数回答)の質問では、「ラーメン屋」が 17% で最も多く、手軽さや回転率の高さから並ぶ人が多いと考えられます。続いて「レストラン」、「寿司屋」、「ファミリーレストラン」、「カフェ」などが多く、家族ずれの人気店が多い印象を持ちました。

「飲食店の入店待ちを行う場合、どのようなシステムがあると嬉しいですか」(複数回答)の質問に対しては、「Web 上で順番予約ができるシステム」が 30% で最も多く、できるだけ店頭で待つ時間を減らしたいという利用者の思いが表れていると言えます。次いで多かったのは、「スマホで待ち組数や待ち時間を確認できるシステム」と「整理券システム」で、いずれも 19% でした。このことから利用者は待つことそのものよりも、待ち時間が読めないことにストレスを感じやすく、事前に状況を把握できる仕組みを求めていると考えられます。

この調査を通して感じたのは、行列には「人気の象徴」という側面がある一方で、効率よくお客様を店に入れる工夫も求められるということです。お店の戦略によって、「行列を活かす」か「行列を減らす」かを考え、それぞれのデータをうまく活用していくことが重要だと思いました。

その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。

参考文献:
アルファノート株式会社(2025)
行列に並べる時間は「1時間未満」が77%!ユーザーが飲食店に求める行列緩和対策は?、
https://media.alpha-note.co.jp/020010
(最終確認日:2025/10/17)。

20代~60代男女500名を対象に、飲食店の行列に関する意識調査を実施しました。飲食店経営者の方は是非ご参考ください。※グラフの数字は小数点第1位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

広井ゼミ、山根ゼミ、合同で卒論発表会を行いました(2月3日)。みんなよく頑張ったね!
05/02/2026

広井ゼミ、山根ゼミ、合同で卒論発表会を行いました(2月3日)。みんなよく頑張ったね!

竹内ゼミが実践『ペルソナ』通信(No.128Be)を公開しました。ペルソナ通信は学生目線で「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を研究した報告書です。No.128 のテーマは「靴」についてです。Be 面では、調査対象者が実際に使用して...
04/02/2026

竹内ゼミが実践『ペルソナ』通信(No.128Be)を公開しました。ペルソナ通信は学生目線で「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を研究した報告書です。

No.128 のテーマは「靴」についてです。Be 面では、調査対象者が実際に使用している靴の写真観察を行い、その傾向を定性的な視点で調査しています。

実践女子大学・実践女子短期大学の公式Webサイト。実践女子大学の学びについて詳しく説明をしています。人間社会学部,人間社会学科,現代社会学科,人間社会研究科,人間社会専攻等に関する情報がご覧いただけます。

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