保存修復工芸研究室(東京藝術大学大学院 文化財保存学)

保存修復工芸研究室(東京藝術大学大学院 文化財保存学) 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻 保存修復工芸研究室

【活動のご報告】ー文化財保存修復学会参加ー文化財保存修復学会第45会大会が、6月14日と55日に富山県の富山国際会議場で開催されました。研究室の教員、学生、卒業生が以下の発表を行いました。 『パラロイド™72Bを用いたガラス作品の補填ー東京...
03/07/2025

【活動のご報告】ー文化財保存修復学会参加ー

文化財保存修復学会第45会大会が、6月14日と55日に富山県の富山国際会議場で開催されました。
研究室の教員、学生、卒業生が以下の発表を行いました。

『パラロイド™72Bを用いたガラス作品の補填
ー東京都庭園美術館所蔵《有翼の女性像》の修復事例ー』
発表者:北野珠子(東京藝術大学)、牟田行秀(東京都庭園美術館)

『清代螺鈿工芸における煮具法に関する研究と実験的検証
一蚌(イシガイ科に属する淡水二枚貝)を中心にー』
発表者:胡 詩琳(東京芸術大学)、松本達弥(東京藝術大学)

『宗時代の剔犀漆器《屈輪合子》の保存修復方法に関する研究
一劣化促進実験に基づく一』
発表者:馬 明新(東京藝術大学)、松本達弥(東京藝術大学)

【活動報告】ー サンリュック高等美術学校との共同ワークショップ ー5月30日に、ベルギー・リエージュのサンリュック高等美術学校より、ニコ・ブロワーズ先生とヴァレリー・ルソー先生をお迎えし、共同ワークショップを開催しました。お二人からは、20...
16/06/2025

【活動報告】
ー サンリュック高等美術学校との共同ワークショップ ー

5月30日に、ベルギー・リエージュのサンリュック高等美術学校より、ニコ・ブロワーズ先生とヴァレリー・ルソー先生をお迎えし、共同ワークショップを開催しました。

お二人からは、2021年のサンリュック地方での大規模洪水で被害を受けた人形劇場(キリスト降誕劇を上演する文化遺産)の修復プロジェクトについてご紹介いただき、さらに、修復プロジェクトにおける多基準意思決定分析(MCDA)の手法についても解説いただきました。

日本語・英語・フランス語が飛び交う国際的な環境のなか、非常に充実した時間となりました。

記念に、お人形(画像2枚目)もいただきました!

3月25日に、当大学卒業修了式が開催され、今年度、当研究室からは、3名の修了生が巣立って行きました。お別れ会では、在校生から修了生に、プレゼント。なんと、修了生の各研究テーマをモチーフにしたオリジナルTシャツ!クオリティの高さとかかった労力...
31/03/2025

3月25日に、当大学卒業修了式が開催され、
今年度、当研究室からは、3名の修了生が巣立って行きました。お別れ会では、在校生から修了生に、プレゼント。
なんと、修了生の各研究テーマをモチーフにしたオリジナルTシャツ!クオリティの高さとかかった労力に在校生の愛を感じます!

修正生の皆様、新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。
在校生の皆様、お疲れさまでした。

【活動のご報告】令和6年度前期前期もあっという間に終了し、現在、夏休み期間真っ只中です。投稿が停滞ぎみのため、前期の研究室活動について、まとめてご報告致します。ーASEM-DUO教員交換プログラムーASEM-DUO教員交換プログラムにより、...
27/08/2024

【活動のご報告】令和6年度前期

前期もあっという間に終了し、現在、夏休み期間真っ只中です。

投稿が停滞ぎみのため、
前期の研究室活動について、まとめてご報告致します。

ーASEM-DUO教員交換プログラムー
ASEM-DUO教員交換プログラムにより、
今年、3月に当研究室、北野先生がベルギー、サン・リュック高等美術学校を訪れ、6月には同学校より保存修復科で陶磁器の保存修復を専門とされるValérie Rousseau(ヴァレリー・ルソウ)先生が、藝大に滞在。文化財保存学各研究室や工芸科(陶芸研究室/漆芸研究室)の見学、当研究室の授業への参加と交流を行なってくださいました。

ー修了研究中間発表会ー
7月中旬、文化財保存学専攻全体で、今年度修了を迎える学生の修了研究中間発表を行いました。当研究室からは、3名が発表。
研究室を越えて、専攻の先生方からご指導を頂ける機会ですので、
皆、緊張気味。貴重なコメントを頂き、各自、1月の修了発表に向け邁進中です。

ー陶磁器保存処置体験WSー
7月末、陶磁器分野以外の学生も含め、東京都千代田区教育委員会所蔵、有楽町一丁目遺跡出土品《景徳鎮花鳥染付小皿》の保存処置を体験して頂きました。

【活動の報告】 洗浄用ゲル作成体験人は文化財の美的価値や歴史的価値、作者の意図などを、まず、その外観から得ます。文化財の外観、保存修復者の立場で言えば表面になりますが、文化財を理解する起点です。その一方で表面は、風化や大気、 光、温度、湿度...
17/05/2024

【活動の報告】 洗浄用ゲル作成体験
人は文化財の美的価値や歴史的価値、作者の意図などを、まず、その外観から得ます。文化財の外観、保存修復者の立場で言えば表面になりますが、文化財を理解する起点です。その一方で表面は、風化や大気、 光、温度、湿度、公害、VOCs(揮発性有機化合物)、埃、微生物、時には旧修復で加えられた素材の劣化な どの影響に常時さらされ、最も変化しやすい部分です。
その変化は文化財を理解する起点の変化も意味するため、文化財継承を目的とする保存修復において変化 部分の除去は最も一般的な処置です。しかし、変化は文化財に接する面で起きるため、処置には文化財自体 の損傷や変質の危険が伴います。また、変化には文化財の歴史的価値に繋がる経年変化も含まれるため、どこまで除去するか慎重な判断が必要です。
一概に行えない処置であるために、除去部分の質や量をコントロールする技術の構築は保存修復分野の懸案事項であり続けています。この技術に関して、近年最も成果をあげているものの1つが「ゲル」を用いた除去処置です。
「ゲル」は対象文化財や除去部分の物性を考慮して最適な種類のものを選択する必要があります。今回は学生の修了研究に関連して複数種類の「ゲル」を他研究室の学生も交え、作成する機会をつくりました。

住所

12-8
Taito-ku, Tokyo
110-8714

ウェブサイト

アラート

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