筑波大学 体力学領域 AMAC

筑波大学 体力学領域 AMAC Advanced Laboratory of Motor Ability and Control
【木塚朝博 教授】【小野誠司 教授】

近年の社会的環境の急変などにより、質的にも量的にも運動の確保が難しくなり、人間の身体機能は低下しつつあります。例えば、中高齢期では身体的予備力の漸減、生活習慣病の増加、幼少年期では体力・運動能力の低下、危険回避能力の低下、肥満率の増大などが指摘されています。これらの問題に対して、幼少年期においては合理的な運動発達を促すために、短期間で効率的に運動経験を蓄積させられる身体教育システムを検討すること、中高齢期においては心身の運動再構築を促すために、運動効果の再認知を含めた多種多様な運動プログラムを体系化することが必要です。このような考えに立って研究・教育を行い、すこしでも多くの人々が運動・スポーツ活動に勤しめる環境作りを進めたいと考えています。
また、体力とは何か。どのよう表現すれば良いのか。どのように計測すれば良いのか。生きるために、自己実現するために必要な「体力」を、多角的に捉えられるよう

に努めています。さらに、一般に行われている体力・運動能力テストにはいろいろな問題点が含まれています。そこで、体力を構成する諸要素の測定・評価法を再検討し、現代に、未来に適合する体力・運動能力テストを提案したいと考えています。

04/10/2024

【論文関係】
M2の今野さんの論文がGait & Posture誌にアクセプトされました。
バスケットボール競技のジャンプシュート動作における予測的な姿勢制御がシュートの精度に影響するのかについて、ディフェンダーからのプレッシャーの有無による予測的姿勢調節(APAs)の変化に着目し明らかにした研究です。本研究では、フリー条件(ディフェンダー無し)と比べてプレッシャー条件(ディフェンダー有り)においてシュート精度の低下と共にAPA持続時間が短縮されました。さらに、APA局面中の姿勢の安定性の指標である足圧中心(COP)の速度とシュート精度との間に負の相関関係が認められました。つまり、APA局面におけるCOPの速度が速くなるほどシュート精度が低下することが示唆されました。

25/07/2024

【お知らせ】
この度,能代時矢(D3)と平野陸(D2),河野壮登(D1)がJST次世代研究者挑戦的研究プログラムの採用内定を頂きました.

11/04/2024

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。

本研究室には,新しく修士課程6名、博士課程1名が加わりました。

学位論文の執筆や論文投稿、学会参加など所属学生各々、頑張っていきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします!

11/04/2024

【論文関係】

小野教授の論文がVision誌にアクセプトされました。ボール捕球タスクにおける視覚戦略のスキル差を眼球運動と頭部運動の観点から明らかにした研究です。本研究では、ソフトボール群のボール追跡における頭部運動と眼球運動は、テニス群と運動習慣がない群と比べ有意に小さかったことが示されました。また、全対象者の間にボール追跡中の上向きの頭部運動と下向きの眼球運動の間に有意な正の相関関係が認められ、前庭動眼反射(VOR)の発生が示唆されました。さらに、ソフトボール群の相関係数は他の群と比べ小さかったことから、ボール追跡中のVORが抑制されたことが示唆されました。

09/04/2024

【論文関係】

本研究室OBの沼澤孝輔さんが本学在籍中に行った研究がScientific Reports誌にアクセプトされました。運動適応に利用される予測誤差の処理は運動の様式によって変調することを示した研究です。本研究では、より反応的な視覚誘導性の運動と、より自発的な記憶誘導性の運動を比較した結果、予測誤差を反映する脳波活動が異なり、運動適応の効率に影響を及ぼすことを示しました。

03/03/2024

【論文関係】

博士後期課程2年の新開涼介さんの論文がEuropean Journal of Sport Science誌にアクセプトされました。卓球フォアハンドラリーを用いて、視線、頭部とスイング腕の協調関係を示した研究です。本研究では、ラリー中の視線、頭部とスイング腕の変位を比較した結果、高い相互相関係数が得られました。また、後方スイングおよび前方スイングの局面における頭部、手首、肘と肩の動作開始時間が一貫していたことが示されました。

10/01/2024

明けましておめでとうございます.
今年もどうぞよろしくお願い致します.

そして,今年度の卒論生8名および修論生3名,博論生2名が無事に卒論,修論,博論を提出することができました.

卒論生は卒論発表会,修論生は修士論文審査会にむけて,最後もうひと頑張りです!

22/11/2023

【論文関係】
博士後期課程1年の平野陸さんの論文がPhysiological Reports誌にアクセプトされました.視標が移動する際に,知覚される視標の運動情報は視野の位置に影響されます.それを踏まえ,移動する視標の到達時間の予測が視野の位置に影響されることが示されました.

【Society for Neuroscience 2023 Annual Meeting】アメリカのワシントンD.C.で現地時間11月11日から15日まで開催されていたSociety for Neuroscience 2023に,小野先生...
22/11/2023

【Society for Neuroscience 2023 Annual Meeting】

アメリカのワシントンD.C.で現地時間11月11日から15日まで開催されていたSociety for Neuroscience 2023に,小野先生,吉村(DC3),平野(DC1)の3名が参加し,ポスター発表を行いました.世界中の専門的な研究者の方々からご意見をいただく貴重な機会になりました.日本国内だけでなく世界にも目を向けて,研究を進めていきたいと思います.

発表タイトルは以下の通りです.

・Yusei Yoshimura, Tomohiro Kizuka, Seiji Ono 『Effect of vergence and vertical eye movements on velocity perception』.

・Riku Hirano, Tomohiro Kizuka, Seiji Ono 『Change in pupil diameter with motor adaptation of attentional reaction time』.

28/09/2023

【お知らせ】
この度,博士後期課程2年の新開涼介さんが日本学術振興会より特別研究員(DC2)の採用内定を頂きました.

11/07/2023

【論文関係】

博士後期課程2年の新開涼介さんの論文がHuman Movement Science誌にアクセプトされました。卓球フォアハンドでの打球課題を用いて、ボール追跡における頭部運動の重要性を示した研究です。本研究では、視線よりも頭部の方がよりボールを追跡していることが示されました。また、ボール追跡中の前庭動眼反射(VOR)は、垂直方向よりも水平方向で抑制されていることが示されました。

26/04/2023

【新年度のご挨拶】

本研究室では新たに学群生6名、博士前期課程2名、後期課程2名を迎え入れ、新年度に臨んでいきます。

関係者の皆様、今年度もどうぞよろしくお願いします。

住所

天王台1-1-1 筑波大学 体育系
Tsukuba-shi, Ibaraki
305-8574

電話番号

0298532610

アラート

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