横浜市立大学 映画研究部

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 #横市映研映画レビュー № 583[担当部員:なかよし]【アナログ(2023)】〈あらすじ〉デザイナーの水島悟(二宮和也)は自身が内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で美春みゆき(波瑠)と出会う。手作りの模型や手書きのイラストなどにこだわる悟は...
28/10/2023

#横市映研映画レビュー № 583
[担当部員:なかよし]

【アナログ(2023)】

〈あらすじ〉
デザイナーの水島悟(二宮和也)は自身が内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で美春みゆき(波瑠)と出会う。手作りの模型や手書きのイラストなどにこだわる悟は、携帯電話を持たないみゆきに自分と似たものを感じる。悟とみゆきは、毎週木曜にピアノで会い、ゆっくりと距離を縮めていく。しかし、みゆきは突然店に姿を見せなくなる。
(シネマトゥデイより引用)

原作:ビートたけし、主演に二宮和也、ヒロインに波瑠のラブストーリー。映画館で『首』の次にこれの予告編が流れて、心の中で「これもたけしかよ!」とつっこんだのは自分だけではないはず。

前半めちゃくちゃ甘くて、後半は重い。みゆきが姿を消してからは、たけしの映画だと『Dolls』みたいな悲恋なんだけど、西島秀俊と違ってニノは周りに恵まれてましたね。

まあありきたりなラブストーリーと言われたらそうだし、映像としてみても暗転でシーン切り替わるのが多かったのが「ここにcmを挿入」と言われているようで気になったけど、ニノと波瑠の透明感ある純愛、ニノと桐谷健太、浜野謙太による男同士の友情って感じのシーンは良かったかなと思います。

2023/10/06 公開

#アナログ #タカハタ秀太 #二宮和也 #波瑠 #ビートたけし #映画記録

 #横市映研映画レビュー №582 [担当部員:So-ta]【キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023)】〈あらすじ〉20世紀初頭のアメリカ・オクラホマ州。先住民族のオーセージ族は、石油を掘り当てて莫大な富を得るが、その財産を狙う白人た...
26/10/2023

#横市映研映画レビュー №582 [担当部員:So-ta]

【キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023)】

〈あらすじ〉
20世紀初頭のアメリカ・オクラホマ州。先住民族のオーセージ族は、石油を掘り当てて莫大な富を得るが、その財産を狙う白人たちが彼らに近づく。白人たちはオーセージ族を言葉巧みに操っては財産を次々と取り上げ、やがて命までも奪っていく。悪事が加速していく中、オクラホマを訪れたアーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)は、オーセージ族の女性モーリー・カイル(リリー・グラッドストーン)と出会って恋に落ちる。(シネマトゥデイより引用)

巨匠マーティン・スコセッシがネイティブアメリカンの虐殺とFBI誕生の物語を映画化。白人の闇を暴く206分のクライムムービー。

鑑賞前、何と言っても206分という長尺を前に誰もが足を止めてしまいますが、私的にはこの映画の体感は2時間半くらいでした。絶え間なく与えられる情報の出し方と物語の緩急の付け方がとにかく上手い。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のようにひたすらフルスロットルではなく、田舎道のドライブのような心地良さがあり、スコセッシの映画力を見せつけられた。

石油によって莫大な財産を手に入れたネイティブアメリカンのオセージ族に婿入りするアーネストをレオナルド・ディカプリオ、アーネストを影で操る叔父のヘイルをロバート・デ・ニーロが見事なまでに演じきっている。そんなスコセッシ作品の常連だが初共演を果たした2人を喰ってしまったのがアーネストの妻になるオセージ族のモーリーを演じたリリー・グラッドストーンだ。正直、来年のオスカーは確実と言っても良い。彼女が本作を今までのスコセッシのギャング映画に一線を画す、独自な空気感を生み出した。

本作の肝はロマンス。アメリカの闇と犯罪の中にあるストレートな人間ドラマに揺さぶられる。スコセッシ作品の中だとベスト3に入る作品、おすすめです。

2023/10/20 公開

#キラーズオブザフラワームーン #マーティンスコセッシ #レオナルドディカプリオ #ロバートデニーロ #リリーグラッドストーン

 #横市映研映画レビュー №580 [担当部員:So-ta]【アンダーカレント(2023)】〈あらすじ〉かなえ(真木よう子)は家業の銭湯を継いで、夫・悟(永山瑛太)と順風満帆な日々を送っていたが、悟が突然失踪してしまう。かなえは途方に暮れる...
14/10/2023

#横市映研映画レビュー №580 [担当部員:So-ta]

【アンダーカレント(2023)】

〈あらすじ〉
かなえ(真木よう子)は家業の銭湯を継いで、夫・悟(永山瑛太)と順風満帆な日々を送っていたが、悟が突然失踪してしまう。かなえは途方に暮れるが、一時的に休業していた銭湯を再開させる。それから数日後、かなえは銭湯組合を通じて訪ねてきた堀(井浦新)という男を住み込みで雇うことにする。探偵の山崎(リリー・フランキー)と共に悟を捜しながら、堀との日々に心地よさを感じるかなえ。しかしある出来事をきっかけに、かなえ、悟、堀が心の奥底に秘めていたものが浮かび上がる。(シネマトゥデイより引用)

夫が失踪し、ふたりで営んでいた銭湯を休業していたかなえは営業再開する。そこに、堀と名乗る謎の男がやってくる。

今泉力哉監督最新作はアフタヌーン連載の漫画の実写化。原作は未読で何も知らないままの鑑賞でした。
ストーリーの内容的に『嘘を愛する女』を思い出しましたが、あの映画よりはキャラクターがしっかりしていて、監督の日常生活の描写が活きていたと思います。

全体的にフワッとして終わるので苦しかったですが、リリー・フランキーの存在感に助けられた部分はあります。彼が出てくるシーンでは今泉監督らしい笑いが出てました。

2023/10/06 公開

#アンダーカレント #今泉力哉 #豊田徹也 #真木よう子 #井浦新 #リリーフランキー #永山瑛太 #真田広之 #江口のりこ #内田理央 #康すおん #中村久美

 #横市映研映画レビュー №579 [担当部員:So-ta]【ジョン・ウィック|コンセクエンス(2023)】〈あらすじ〉伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は、裏社会のおきてを破りながらも粛清の包囲網を生き延び、全てを支配する組...
12/10/2023

#横市映研映画レビュー №579 [担当部員:So-ta]

【ジョン・ウィック|コンセクエンス(2023)】

〈あらすじ〉
伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は、裏社会のおきてを破りながらも粛清の包囲網を生き延び、全てを支配する組織「主席連合」と決着をつけることを決意する。一方、組織内での勢力拡大をもくろむ高官グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)は、裏社会の聖域だったニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破。さらにジョンの旧友でもある盲目のケイン(ドニー・イェン)を抱き込み、ジョン狩りを始めようとしていた。(シネマトゥデイより引用)

『ジョン・ウィック』も遂にチャプター4へ。ここまでのシリーズになるとOvertureが欲しくなります。私にとって『ジョン・ウィック』シリーズは前作が厳しい評価となりました。ドラマはほぼ無し、メリハリがないアクションを見せられました。なので、本作は169分もの長尺に耐えれるかどうか不安でした。
しかし、そんな不安を吹き飛ばす素晴らしい出来上がり。『ジョン・ウィック』の良さを出しつつ、これまでのアクション映画とは一線を画すアクション界の裏闘技場を楽しむことができました。

ジョン・ウィックvs殺し屋社会に決着を着けるため、大阪コンチネンタル支配人かつて旧友のシマヅのもとへ訪れたジョン・ウィック。そこに現れたのは同じく旧友の盲目のケインだった。ジョン・ウィックの旧友が登場し、前作になかったドラマが一気に加速していきました。
重要人物の2人の旧友を演じたのは真田広之とドニー・イェン。アクション界でも老体のスターが彼のために出演し、全く衰えないアクションを見せてくれた。正直、前半の大阪編ではジョン・ウィックが完全に2人に喰われてた。

しかし、後半のパリ編では彼の本領発揮。新たな殺し屋社会ルールが出てきますが、一見ふざけてるようで大真面目な殺し屋の世界を1作目ぶりに体験できました。
上からの俯瞰ショットや222段の階段アクションなど映画として新しいことにどんどんチャレンジしていく、シリーズ映画として持つべき役割をしっかりやってくれる。本作からチャド・スタエルスキ監督への信頼度は100%になりました。

またシリーズに物足りなさを感じていた中で、本作は魅力的なキャラクターが次から次へと出てきました。シマヅとケインは言わずもがな、主席の仲介人、トラッカー、キーラと敵味方関係なしにひと目で好きになるキャラ造形とそれぞれにストーリーを持たせたアクションはジョン・ウィックにしか出来ない作家性です。

前作はただ逃げるだけで、「来たやつを倒す」だけだったアクションですが。本作はウィンストンとの友情など戦いの勝ちの先に手にするものが明確になっています。また、このシリーズ「死なない男」という安心から戦っていても全然ハラハラしないのですが、時間制限を設けたことで緊張感を出すことに成功しています。一つ一つのアクションシーンも始めと終わりをきっちりさせているのでメリハリがありました。

まぁ、次回作もありますよね。
見ますよ。

2023/09/22 公開

#ジョンウィックコンセクエンス #ジョンウィック #チャドスタエルスキ #キアヌリーブス #ドニーイェン #真田広之 #ローレンスフィッシュバーン #イアンマクシェーン #ビルスカルスガルド #リナサワヤマ #シャミアアンダーソン #スコットアドキンス #ランスレディック

 #横市映研映画レビュー №578 [担当部員:So-ta]【オペレーション・フォーチュン(2023)】〈あらすじ〉イギリスの諜報(ちょうほう)機関・MI6の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュン(ジェイソン・ステイサム)は、100億ドル...
10/10/2023

#横市映研映画レビュー №578 [担当部員:So-ta]

【オペレーション・フォーチュン(2023)】

〈あらすじ〉
イギリスの諜報(ちょうほう)機関・MI6の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュン(ジェイソン・ステイサム)は、100億ドルで闇取引される危険なブツ“ハンドル”を追跡、回収する任務を依頼される。ハッカーのサラ・フィデル(オーブリー・プラザ)らと即席チームを組み、行動を開始した彼はハリウッドスターのダニー・フランチェスコ(ジョシュ・ハートネット)を任務に巻き込む。彼らが武器商人グレッグ・シモンズ(ヒュー・グラント)に迫るにつれ、巨大な陰謀が明らかになる。(シネマトゥデイより引用)

キノフィルムズ様より試写会にご招待いただきひと足お先に鑑賞してきました。

2023年はステイサムの年です。出演作3本が公開され、うち2作が主演と仕事しまくりです。そして、2作とも試写会で観てる私は自他共に認めるステイサムオタクと言っていいでしょうか。

さて、ガイ・リッチー×ステイサムコンビの新たなスパイ・アクションとなる本作はイギリス政府御用達しのスパイ、オーソン・フォーチュンが100億ドルの闇取引に挑む!

今作のステイサムもアクションは最強ながら少し抜けたおっちょこちょい感があって少し違う!足音から始まるテンポあるopシーンはガイ・リッチー監督らしさが出てて好きでしたね。良くも悪くも午後ローのような規模感と脚本です。

2023/10/13 公開

#オペレーションフォーチュン #ガイリッチー #ジェイソンステイサム #ステイサム #ジョシュハートネット #オーブリープラザ #ヒューグラント #バグジーマローン

 #横市映研映画レビュー №577 [担当部員:Tsaiii]【グランツーリスモ(2023)】〈あらすじ〉レースゲーム「グランツーリスモ」に夢中な少年ヤン(アーチー・マデクウィ)は、父親があきれるほどゲームに打ち込んでいた。そんな中、同ゲー...
05/10/2023

#横市映研映画レビュー №577 [担当部員:Tsaiii]

【グランツーリスモ(2023)】

〈あらすじ〉
レースゲーム「グランツーリスモ」に夢中な少年ヤン(アーチー・マデクウィ)は、父親があきれるほどゲームに打ち込んでいた。そんな中、同ゲームのトッププレイヤーたちを実際のプロレーサーとして育成するプログラム「GTアカデミー」に参加することになる。GTアカデミー創設者のダニー(オーランド・ブルーム)をはじめ、指導を引き受けた元レーサーのジャック(デヴィッド・ハーバー)、世界中から選抜されたすご腕ゲーマーたちの思惑が交錯する中、不可能ともいえる夢へ向かってヤンの過酷なトレーニングが始まる。(シネマトゥデイより引用)

"Let's be immortal."

2023年ベストかなと思ったけど、GotGも今年なので2023年の個人的2トップです。
GTシリーズヘビープレイヤーなので超期待してたんですけどさらに超えてきました。
とにかくGT-Rをはじめとしたレーシングカーのエンジン音や、ブラックカルチャー系のサウンドトラックが素晴らしいのでDolbyやIMAXでの鑑賞を強くおすすめします。

主人公のヤンがプロになってめでたしめでたしかと思いきや、名誉高いル・マンまで走りきってしまうとは夢があります。触発されたのでたくさんゲームします就活しません!
日産が所有するニスモ仕様のプライベートジェットもとてもカッコよかったです。

デヴィッドハーバーが今回もいい役で、「落ちぶれた熱い漢」役でデヴィッドハーバーの右に出る者は中々いないと思います。

2023/09/15 公開

#グランツーリスモ #ニールブロンカンプ #デヴィッドハーバー #オーランドブルーム #アーチーマデクウェ

 #横市映研映画レビュー № 576[担当部員:たまとし]【オオカミの家(2018)】〈あらすじ〉動物が大好きな美しい娘マリアは、チリ南部の山あいにあるドイツ人集落で暮らしていた。ある日、彼女は飼っていたブタを逃してしまったせいで厳しい罰を...
01/10/2023

#横市映研映画レビュー № 576
[担当部員:たまとし]

【オオカミの家(2018)】

〈あらすじ〉
動物が大好きな美しい娘マリアは、チリ南部の山あいにあるドイツ人集落で暮らしていた。ある日、彼女は飼っていたブタを逃してしまったせいで厳しい罰を与えられ、その罰に耐えられずに集落から脱走する。森の中の一軒家に逃げ込んだマリアは2匹の子ブタに出会い、ペドロとアナと名付けて面倒を見始めるが、間もなく森の奥からは彼女を捜すオオカミの声が聞こえてくる。
(シネマトゥデイより引用)

映画というよりは絵画を観てるような感じ。
ダリの絵画のような得体の知れない気味悪さに序盤から引き込まれました。
普通のストップモーションアニメだと思って観に行くと度肝を抜かされるかもしれません。

語り口やかかっている音楽も穏やかなのですが、かえってそれで不気味さが増しているところも面白いです。表現方法も独特で、キャラクターや家具などの身の回りのものが2次元、3次元を行ったり来たりするため観ていて混乱してきます。夢想することが好きなマリアの視点を見ている人に見せたかったのでしょうか。
個人的には、後半のメイキング込みの映像というか、キャラクターが目の前でぐちゃぐちゃに崩されていきながらシーンが変わるところが1番好きです。

ただ、メッセージを理解するのはとても難しいです(チリの独立後の歴史をちゃんと知っておく必要があるので)。鑑賞後はネットで解説を読むことを強くおすすめします。

2023/08/19 日本公開
#オオカミの家 #ストップモーションアニメ #アリアスター #クリストーバルレオン #ホアキンコシーニャ
#チリ #骨 #ホラー

 #横市映研映画レビュー № 575[担当部員:なかよし]【君は行く先を知らない(2021)】〈あらすじ〉ある一家を乗せた車が、イランの荒涼とした大地を走っていく。後部座席では、足にギプスをした父親(モハマド・ハッサン・マージュニ)が、旅に...
25/09/2023

#横市映研映画レビュー № 575
[担当部員:なかよし]

【君は行く先を知らない(2021)】

〈あらすじ〉
ある一家を乗せた車が、イランの荒涼とした大地を走っていく。後部座席では、足にギプスをした父親(モハマド・ハッサン・マージュニ)が、旅に浮かれる幼い次男(ヤラン・サルラク)の相手をしている。助手席に座る母親(パンテア・パナヒハ)は、カーステレオから流れてくる古い歌謡曲を聴きながらリズムを取り、成人した長男(アミン・シミアル)は無言でハンドルを握る。
(シネマトゥデイより引用)

『白い風船』『チャドルと生きる』『人生タクシー』などのジャフャル・パナヒ監督の長男パナー・パナヒの長編デビュー作。イランの荒野を車で移動するロードムービーでもあり、家族の別れを描いた作品でもある。

本作はイランで撮影され、全編ペルシャ語ながらもイラン本国では上映がされていません。家族の旅の目的はあらすじではぼかされていますが会話の節々から察することができて、その内容からイラン政府が検閲を行うのもまあ分かるけども本作で描かれるような現状があることを直視して改善することに努めるべきであってそこに臭い物に蓋をするかのような対応をするのはどうなんだと思います。今年はイラン映画では『聖地には蜘蛛が巣を張る』も観ましたが、こちらもイランでは上映されてないんですよね。イランで自由に芸術活動が行える日が来ることを願わずにいられません。

本作は特に音楽の使い方が良かったです。車での移動中のシーンなどで何曲かイランのポップ音楽が流れていたんですけど、とりわけポスターにもなっているシーンでの曲の使われ方が良くて車中で悲しみを堪えて歌う母、そしてその曲の現状にぴたりと合ったような歌詞が本当に心に響きました。AppleMusicで調べたら作中で使用された曲が聴けたのでぜひ。”Porsoon Porsoon”って曲がおすすめです。
あと次男のむかつくくらいに元気な子供っぽさ溢れる演技もとても良かったです。

父の方のパナヒ監督の最新作『熊は、いない』も横浜では10月末から上映されるので観に行きたいですね。

2023/08/25 公開

#君は行く先を知らない #パナーパナヒ #ラヤンサルラク #イラン映画 #映画記録

 #横市映研映画レビュー №574 [担当部員:So-ta]【アステロイド・シティ(2023)】〈あらすじ〉1955年、アメリカ南西部にある砂漠の街「アステロイド・シティ」。隕石(いんせき)が落下してできた巨大なクレーターで知られる街でジュ...
18/09/2023

#横市映研映画レビュー №574 [担当部員:So-ta]

【アステロイド・シティ(2023)】

〈あらすじ〉
1955年、アメリカ南西部にある砂漠の街「アステロイド・シティ」。隕石(いんせき)が落下してできた巨大なクレーターで知られる街でジュニア宇宙科学大会が開催され、カメラマンのオーギー・スティーンベック(ジェイソン・シュワルツマン)の息子・ウッドロウをはじめ、科学賞を受賞した5人の優秀な子供たちとその家族が街を訪れる。大会が開かれるものの、突如宇宙人が到来して人々は大混乱に陥り、軍によって街は封鎖されてしまう。(シネマトゥデイより引用)

独特なルックでもはや1ジャンルになっているウェス・アンダーソン監督最新作。小さな砂漠の町アステロイド・シティで起こるひと夏の恋模様と「未知との遭遇」…

水色のパステルカラーの空に包まれたポスターが出てから私好みのルックだったので楽しみにしていました。冒頭から最近のウェス・アンダーソン独特の語り口、劇中劇の設定が宣言され見る姿勢が前のめりになる。
「アステロイド・シティ」という演劇のメイキングを報じるニュース番組、複雑化された構造ながらパステルカラーと白黒が上手く切り替わるので退屈しなかった。また、今回も豪華俳優陣が背景のように出てくるので画面を見てるだけでも面白い。いつものウェス組はもちろん、個人的にジェフ・ゴールドブラムの使い所には普通に笑ってしまった。

メインは「アステロイド・シティ」での話なのに、人間ドラマのピークは白黒のドキュメンタリーにあるのが面白くもあり白ける所でもあるが、演劇、フィクションとは何かを作家ウェス・アンダーソンが届けてくれる。夏の暑さがひき始めるこの季節にぴったりの可愛い映画でした。

2023/09/01 公開

#アステロイドシティ #ウェスアンダーソン #ジェイソンシュワルツマン #スカーレットヨハンソン #トムハンクス #ジェフリーライト #ティルダスウィントン #ブライアンクランストン #エイドリアンブロディ #スティーヴンパーク #マットディロン #トニーレヴォロリ #エドワードノートン #リーヴシュレイバー #ホープデイヴィス #ルパートフレンド #マヤホーク #スティーヴカレル #ホンチャウ #ウィレムデフォー #マーゴットロビー #ジェイクライアン #ジェフゴールドブラム

 #横市映研映画レビュー №573 [担当部員:So-ta]【イノセンツ(2021)】〈あらすじ〉9歳の少女イーダは、重度の自閉症で言葉を発さない姉アナと共に郊外の団地へ引っ越す。イーダは同じ団地の別棟に住むベンから声を掛けられて森で遊んで...
23/08/2023

#横市映研映画レビュー №573 [担当部員:So-ta]

【イノセンツ(2021)】

〈あらすじ〉
9歳の少女イーダは、重度の自閉症で言葉を発さない姉アナと共に郊外の団地へ引っ越す。イーダは同じ団地の別棟に住むベンから声を掛けられて森で遊んでいたが、ベンはイーダの握っていた木の棒を凝視しただけで真っ二つに折ってしまう。ベンは念じるだけで物体を動かせる特殊な能力を持っていた。イーダが彼の能力の強さを繰り返し試しているうちに、ベンは他人を自在に操れるまでになるが、次第に鬱々とした感情や思考を増幅させ、過激な行動に走るようになる。(シネマトゥデイより引用)

ある団地の親の目の届かない片隅で、子どもたちはある能力を使った遊びをしていた…

『私は最悪。』などのヨアヒム・トリアー監督と共同脚本を書いていたエスキル・フォクトの初監督作。大人からは見えない子どもの世界の恐怖を描く超能力・スリラー。

映画全体を包む不穏な空気と予感が定期的に観客を襲うスリラー映画の作り方が異常に上手い。「こうなるんじゃないかな?ならないでほしいけど」が必ず実現してしまう展開は、ある種の気持ち良さになってしまう。

子どもたちの演技もみんな良く。無垢で可愛い子どもたちがある一線を超えて「こいつガチサイコ野郎やん」となるシーンの映画館の空気は最高だった。静かな映画だが、大勢で見て欲しい不思議な映画だった。

2023/07/28 公開

#イノセンツ #エスキルフォクト

 #横市映研映画レビュー № 572[担当部員:たまとし]【ミンナのウタ(2023)】〈あらすじ〉ラジオ番組のパーソナリティーを務める「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森隼は、収録前にラジオ局の倉庫で「ミンナノ...
22/08/2023

#横市映研映画レビュー № 572
[担当部員:たまとし]

【ミンナのウタ(2023)】

〈あらすじ〉
ラジオ番組のパーソナリティーを務める「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森隼は、収録前にラジオ局の倉庫で「ミンナノウタ」と書かれた1本のカセットテープを見つける。その後、収録中に謎の声を耳にした彼は、ライブを数日後に控えているにもかかわらず突然失踪してしまう。マネージャー・凛(早見あかり)の依頼を受け、元刑事の探偵・権田(マキタスポーツ)が調査に乗りだすが、メンバーの周りで不可解な出来事が続発する。
(シネマトゥデイより引用)

GENERATIONSが本人役で出ているということで、ただのGENERATIONSのファンムービーになるのではないかと危惧していましたが、度肝を抜かれる怖さでとても満足できる作品となっていました。特にお母さんが何度もリピートされるシーンは格別でした。その後の佐野玲於さんのシーンで身構えたのは私だけではなかったはずです。

過去に清水崇監督が手掛けた『呪怨』でも感じましたが、ジャンプスケアをあまり使わずにストレートに怖さを演出しようとする気概が感じられとても良かったです。これぞJホラーって感じ。机の下に、、、のシーンや布団の中に、、、のシーンなどセルフオマージュも含まれていて清水崇ファンにはたまらない作品になっていたでしょう。

私自身GENERATIONSにはそこまで詳しくないので、最後のGENERATIONSのライブのシーンでメンバーが1人増えていた時はとても驚きました。あれもホラー演出かと笑。そこは何かしらの事情があったとは思うのですが、もう少しいいやり方があったような気もします。

2023/08/11 公開
#ミンナのウタ #清水崇 #マキタスポーツ #ホラー #邦画 #ジャパニーズホラー #呪怨

 #横市映研映画レビュー №571 [担当部員:So-ta]【死霊のはらわた ライジング(2023)】〈あらすじ〉ベスは疎遠になっていた姉エリーに会うためロサンゼルスにやって来る。姉妹が久々の再会を果たした矢先、地震が発生し地下から謎の部屋...
20/08/2023

#横市映研映画レビュー №571 [担当部員:So-ta]

【死霊のはらわた ライジング(2023)】

〈あらすじ〉

ベスは疎遠になっていた姉エリーに会うためロサンゼルスにやって来る。姉妹が久々の再会を果たした矢先、地震が発生し地下から謎の部屋が現れる。その中から見つかった「死者の書」と呪文が吹き込まれたレコードをきっかけに、姉妹は死霊との果てしない闘いに巻き込まれていく。(映画.comより引用)

『死霊のはらわた』シリーズ最新作。
アパートの地下で悪魔の書を見つけた子どもたち。帰宅すると、ママの様子がおかしくなった。

今年の暑い夏に血のシャワーを降らせる上質なスラッシャー映画。アバンタイトルでほぼレンタル代金は回収され、新しく一新された『死霊のはらわた』が始まる。
メインキャラに子供がいても容赦なく『死霊のはらわた』の洗礼を浴びせ、舞台をアパートにしたことによる新たな演出法にも満足。

ドラマ性も良いがラストの展開の物足りなさとドラマの着地に少し違和感を覚えてしまう。もう『死霊のはらわた』ではないのだけど、このタイトルを付ければ血が笑うほど出るスラッシャー映画が撮れるのならそれでいい。

2023/08/02 レンタル配信開始

#死霊のはらわたライジング #死霊のはらわた #リークローニン #サムライミ

住所

瀬戸22-2 サークル棟 B307
Yokohama, Kanagawa
236-0027

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